ロマン・ポランスキー監督の2作品

 「今まで観てなかったのかい!」シリーズです。(ロマン・ポランスキー監督)

「ローズマリーの赤ちゃん」

ミア・ファロー
ジョン・カサヴェテス
ルース・ゴードン
シドニー・ブラックマー
モーリス・エヴァンス

 ローズマリー(ミア・ファロー)と役者の夫ガイ(ジョン・カサヴェテス)はニューヨークのアパートに引っ越してくる。隣人のローマン(シドニー・ブラックマー)とミニー(ルース・ゴードン)のカスタベット夫妻はお節介なほど世話をやいてくる。ガイは夫妻と親密になり、ローズマリーはミニーからペンダントをプレゼントされる。ローズマリーは不可解な夢を見た後妊娠する。

 何故今まで・・・こんな面白い映画を・・・観なかったのか(>_<)ホラーというよりオカルト映画という感じで、監督作で、ジョニー主演の「ナインスゲート」を思い出しましたよ。
 空撮で映し出されるアパートと不気味な音楽、胸騒ぎがするオープニングが「シャイニング」に似てるって思いました。夫婦が引っ越してきたアパートはなんかわけありっぽくて、前の住人の痕跡が意味深で不安を煽る。早々に知り合った女の子がアパートから飛び降り自殺という・・・絶対なんかあるーーー(汗)
 隣のカスタベット夫妻、最初はちょっとおせっかいだけど気のいい人たちだと思いましたが、ローズマリーに異様な臭いのペンダントをあげたり、めっちゃまずそうなデザートを食べさせたり、なんか怪しいぞ(;一_一)実際ローズマリーは具合が悪くなってました。ローズマリーが妊娠するとさらに干渉エスカレートしてきて、恐くなってきます。
 ローズマリー、ホラー顔(!)の美人でしたね~追い詰められていく恐怖が彼女の表情からビシバシ伝わってきました(汗)ミア・ファロー、孤立するローズマリーの心理描写が素晴らしかったです!後半ショートカットになった姿がとってもキュートでした^^エグい描写はほとんどなかったのは予想外でした@@それなのにこの恐さ(^_^;)終盤のスリルある演出も見どころだと思います。


「チャイナタウン」

ジャック・ニコルソン
フェイ・ダナウェイ
ジョン・ヒューストン
ダイアン・ラッド

 ロサンゼルスの私立探偵ジェイク・ギテス(ジャック・ニコルソン)の事務所にミセス・モーレイと名乗る女性が現れ、夫の浮気調査を依頼した。ジェイクはダム建設技師であるホリス・モーレイの身辺調査を始める。

 午前十時の映画祭で上映されてて、そういえば観てないなって思ってすごく気になってました。映画館に行けなかったので、DVDで観賞。個性的で魅力的な探偵のコミカルさとフィルム・ノワール的な雰囲気がいい感じにマッチしてる面白い映画でした^^ミステリーとしても十分楽しめると思います。
 私立探偵のジェイクは、モーレイという女性から夫の身辺調査の依頼されたことで、ダム建設をめぐる陰謀に巻き込まれていきます。やがて起こる殺人事件。ジェイクが、ギャングに襲われたり(鼻、イタタタ・・・)危険な目に遭いながらも事件の真相に迫っていくところが見どころだと思います。ジャック・ニコルソンが若い!@@鼻に貼ってた大きなばんそうこう、痛そうだけどウケた(笑)タフで頭が良くてカッコよかったです^^
 時代の雰囲気に合った髪型とか服装が似合ってたフェイ・ダナウェイ、影の実力者で大物悪人ぶりがリアルだったジョン・ヒューストン、二人とも存在感があって素晴らしかったです。監督もあんな役で・・・イタタタ(^_^;)
 タイトルのチャイナタウン、舞台となったのはラストだけだったけど、切なくて虚しいラストシーンを印象づけるのにふさわしい場所だったように思います。ニコルソンの探偵いいな~続編はニコルソンが監督してるみたいなので、気になります。

 いや~2作品とも面白かった♪思えば今まで観たポランスキー監督の作品ってみんなよかったんですよね。まだまだ観てない作品がたくさんあるのでこの機会にチェックしてみたいと思います。 

ラストスタンド

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キム・ジウン監督

アーノルド・シュワルツネッガー
フォレスト・ウィテカー
ジョニー・ノックルヴィル
ロドリゴ・サントロ
ジェイミー・アレクサンダー
ルイス・ガストマン
エドゥアルド・ノリエガ
ピーター・ストーメア
ハリー・ディーン・スタントン

 元LAPDの敏腕刑事オーウェンズ(アーノルド・シュワルツネッガー)は、第一線を退き国境付近の小さな町の保安官となっていた。ある日、FBIから移送中の凶悪犯がメキシコに向かって逃走、もうすぐ町を通過すると連絡が入る。オーウェンズは仲間とともに凶悪犯罪集団に立ち向かう。


 シュワちゃんお久しぶりの主演作です。キム・ジウン監督と知って、俄然観たくなりました♪監督の初アメリカ作品なんですねっ。「悪魔を見た」で引いちゃった人も安心して観れる娯楽映画だと思います^^
 麻薬王コルテス(エドゥアルド・ノリエガ)(イケメンです!)が移送中に逃走。FBIがコルテスの手下にまんまと出し抜かれるところがまず見どころです。FBIはいいとこなし><
 コルテスは特別仕様のスポーツカーに乗ってメキシコ国境にまっしぐら。スポーツカーはシボレー・コルベットZR1だそうでメチャカッコよかったです。ビューンってものすごく早い!400キロ出るらしいですよ@@
 町にコルテスの手先がまさかの前乗り。手下のボスはストーメア、こういう役は手慣れたものですねっ(ナイス悪役!)いつも決まった時間に牛乳を配達してくれる牧場主のおじいちゃんが、こないのでおかしいと心配するところは、小さな町ならではの繋がりの深さを感じました。
  シュワちゃんはやっぱりオーラがありますね~ただの田舎町の保安官じゃない威厳がありましたね。「歳かな」みたいなセリフもあるように若干キレのない動きも味があってよかったです。
 チームオーウェンズの面々が個性的でみな好感が持てました。一見あぶなそうな銃器マニアのルイス(ジョニー・ノックルヴィル)も活躍していたし、実は一番タフだった(?)マイク(ルイス・ガスマン)、紅一点のサラ(ジェイミー・アレクサンダー)のアクションもキマってました^^そしてもう一人のイケメン、フランク(ロドリゴ・サントロ)もいるのだ!(目の保養^^)
 「凶悪犯をぜったい通してはならぬ!」オーウェンズ率いる保安官&ヘビィな民間人というたったの5人で凶悪武装集団に立ち向かう姿に感動、そして応援してしまいます。アクションシーンは、カーアクション、銃撃戦、1対1の肉弾戦と盛りだくさん。特にド派手なカーアクションが見どころです(スバラシイ♪)人情味がある演出は好感が持てたし、爽快で楽しめる映画だと思います^^
 キム・ジウン監督の作品はいくつか観ていますが、今回はエグさ抑えめで娯楽映画に徹しているって感じでしたね。私は同じアクション映画の「グッド・バッド・ウイアード」の方が好みかな。なんたってガンホも出てるんで(^◇^)

ロボコップ

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ジョゼ・パジーリャ監督

ジョエル・キナマン
ゲイリー・オールドマン
マイケル・キートン
ジャッキー・アール・ヘイリー
サミュエル・L・ジャクソン

 2028年。巨大企業オムニコープ社はロボット技術を一手に握っていた。重傷を負ったデトロイトの警察官マーフィー(ジョエル・キナマン)はオムニコープ社の技術によりロボコップとして新たな命を得る。


 「オリジナルが好き」「ゲリオがでている」ということで観賞^^おなじみの曲が流れた時はテンションがあがりました♪新生ロボコップは暴力描写がキツかったバーホーベン監督作とは違った雰囲気のスタイリッシュなSFアクション映画という感じでした。黒いスーツがカッコよかったです^^
 オリジナルを観ている方はご存じだと思いますが、ロボット警官といってもまったくのロボットではなく人間のパーツ(!)を使ってのロボットです。
 マーフィーの人間の部分がどんだけなのか確認するシーンが恐かったですね~ロボットの部分をどんどんはずしていくと、ちょっとしか残らなくて・・・肺が~(汗)これはかなりショッキングでした><マーフィーは記憶は残っているのでもちろんパニックですよ@@可哀そう。
 マーフィー役のジョエル・キナマン、イケメンでしたね~感情が消える瞬間の表情の変化が素晴らしかったです。オリジナルではメットがとれたピーター・ウェラーがエグかったけど、そんなこともなくイケメンをキープ(笑)家族と会うシーンは切なかったです。奥さんがアビー・コーニッシュだったんですね、女性警察官役とかでもよかった気がします。
 戦闘の訓練、暗闇での銃撃戦、バイクで疾走などアクションシーンもクールで見応えがあったのですが、最強の敵がいなかったのがちょっと残念でした。ロボコップを訓練する軍人マドックス役のジャッキー・アール・ヘイリーが超憎たらしかった><
 ゲリオはロボコップを作った博士で、サイボーグ技術の権威ということで、気の弱いところがあるけどわりと温かみのあるキャラでした。ん~~やっぱり素敵^^
 オリジナルを当時観た時は「ありえな~いっ」って思ったのですが、今回は肺とか脳ミソいじいじ(!)とかリアルで「こんな警官将来できるかも」って思って恐くなりました(汗)タカ派のノヴァック役のサミュエル・L・ジャクソンのおかしなテンションの演技はロボット産業に対する皮肉に見えました。

ローン・レンジャー

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ゴア・ヴァービンスキー監督

ジョニー・デップ
アーミー・ハマー
トム・ウィルキンソン
ウィリアム・フィクトナー
バリー・ペッパー
ルース・ウィルソン
ヘレナ・ボナム=カーター

 少年時代のある事件のせいで復讐に燃える悪霊ハンタートント(ジョニー・デップ)は、同じく兄の復讐相手を探す検事のジョン(アーミー・ハマー)と手を組むことにする。法の執行を求めるジョンと手段を選ばないトントはまったくかみ合わない。しかしマスクをつけ、ローン・レンジャーとなったジョンはトントと共に、巨悪な敵に立ち向かう。


 やっと観れたー!めっちゃ楽しい150分。映画館があるショッピングセンターの会員割引で1000円で観たのが申し訳ない気持ちになりました。
 テレビドラマで日本でも放送していましたが、見たことはありませんでした。馬的なものにまたがった時、つい叫んでしまう「ハイヨー、シルバー」とか「インディアン嘘つかない」など聞き覚えのあるフレーズはこの作品からきていたんですね~知らなかった@@
 物語は年老いたトントが偶然出会った少年に過去を語っていくというかたちで進んでいきます。「フォレスト・ガンプ」みたいな感じですね。そして私の大好きな復讐の話でした♪
 最初の列車のシーンからスピーディーな展開にワクワク~♪ジョニー(トント)の登場もユニーク(笑)一瞬にして今回も三枚目キャラだと悟る(^_^;)堅物検事のジョンと自由なトント、正反対のコンビのかみ合わないところが面白くて見どころだと思います(笑)
 大陸横断鉄道に絡む思惑、少年時代のトントの辛い出来事など(けっこう切ない)それぞれが関わりを持って描かれるストーリーもよかったです。無法者のブッチ、極悪でしたね~しかも悪運が強い。苦手な心臓グワシ(!)はヒエ~でした><ウィリアム・フィクトナーってほんとはイケメンのような感じが・・・
 ジョニー、船長も変わり者でしたが(笑)トントもユニークでしたね~とにかくマイペース。でも頼りになるんですよね~身体能力はかなり高いです。都合が悪くなると頭のカラスに餌をやる(!?)表情や行動で確実に笑わせる。誰かに似てるって思ったら・・・チャップリンの動きに似てるって思いましたよ。今回はさすがにないと思ってたジョニーのイケメンショットですが、地中に埋められた(!)トントの拗ねた表情が可愛かった^^
 悪人にはあくまでも法の執行をと思っているジョンですが、そうも言ってられない状況に・・・トントのペースに巻き込まれて(?)どんどん逞しくなっていくジョン、アーミー・ハマーが誠実なイメージで時にユーモラスに演じていてよかったと思います。そして忘れてならないのが白馬シルバー(最初は名前がない)です。いい味だしてましたね~素晴らしい演技力!死者を蘇らせるトントとのシーンは可笑しかった(^o^)歓楽街の女主人レッド(ヘレナ・ボナム=カーター)の仕込み銃(足ね)は芸術的でした@@
 終盤はアクションの見せ場だらけです。ドキドキの暴走列車、迫力の爆破、とにかくやることが派手。「ウィリアム・テル序曲」がかかるとテンションアップ↑ラストも好感が持てました。おじいちゃんトントが現代に対応しているのも洒落た演出でしたね。大満足できる娯楽映画だと思います^^
 普段から一人映画は最高、とか言ってますが「パシフィック・リム」の時もそうだったんだけど、楽しいアクション映画ってやっぱり隣の人と顔を見合わせて笑うとか、そういうのしたいんだなって、一人は寂しいって思いましたよ><  

ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮

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ニコライ・アーセル監督

マッツ・ミケルセン
アリシア・ヴィキャンデル
ミケル・ポー・フォルスガード
トリーネ・ディアホルム
デヴィッド・デンシック

 デンマーク、絶対王政末期の18世紀後半。野心家のドイツ人医師ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセ(マッツ・ミケルセン)は精神を病んだデンマーク・国王クリスチャン7世(ミケル・ポー・フォルスガード)の侍医となる。ストルーエンセは王の唯一の理解者であり親友となるが、国王の言動を操り数々の改革に乗り出していく。そんな中、孤独な王妃カロリーネ(アリシア・ヴィキャンデル)も彼に惹かれ、二人は禁断の恋に落ちていく。


 今年推していくことに決めた(笑)北欧(デンマーク)の至宝(これ気に入ってる)マッツ主演の歴史映画。アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品です。ん~この邦題、愛も欲望もあるけども・・・なんかチープな感じがする。「ロイヤル・アフェア」だけでもよかったのでは?デンマーク王室の実話ですが、スキャンダルでは片付けられない深いドラマがありました。
 英国から希望を持って嫁いできたカロリーネ・マティルデ王妃でしたが、精神を病んでいる夫のクリスチャン7世は奇行を繰り返すばかり。唯一の話し相手の世話係もやめさせられ孤独になってしまいます。
 王の旅先で気に入られたストルーエンセは侍医となり、王の支えになっていきます。ストルーエンセは王に時に大胆な遊びをさせたり、なだめたり、温かい眼差しで見守っていましたね。ストルーエンセの優しい笑顔が素敵^^
 王の愛を得られず孤独の王妃と彼女の前に現れた魅力的な侍医、二人が恋に落ちるのは自然の流れだと思いますね。舞踏会で踊る二人、ドキドキしましたね~美しい自然の中、馬に乗って並んで走るシーンがよかったです。
 啓蒙思想を信奉し野心に燃えるストルーエンセは、自らの考えを王の言葉で語らせ、改革を試みようとします。彼が政治に関わり、次第に権力を持っていくところが見どころだと思います。実質的に王を操る立場になったストルーエンセは、以前とは違う傲慢な表情に変わっていきましたね。最後の方では王はもはや蚊帳の外でした。
 強引に改革を進めようとするストルーエンセに対する保守派の貴族たちの不満が爆発、スキャンダルは彼らにとって格好のネタ。二人は窮地陥ります。
 マッツは高貴な顔立ちだから(!)歴史ものが似合うね~野心家で情熱的な医師を魅力的に演じていました。カロリーネ役のアリシア・ヴィキャンデルも可愛かった。親子ほどの年の差なのに二人の相性はピッタリでロマンチックな雰囲気に浸れました^^
 そしてエキセントリックな王さまですが、存在感では負けてなかったですね。最後までストルーエンセを慕う姿には、胸打たれました。
 豪華な宮殿の中で繰り広げられるロマンスと陰謀のドラマに引きつけられ、楽しめました。映像もとても美しかったです。ラストのマッツの涙に・・・バタッ(?笑)
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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