桐島、部活やめるってよ

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吉田大八監督

神木隆之介
橋本愛
東出昌大
清水くるみ
山本美月
松岡茉優
落合モトキ
浅香航大
前野朋哉
太賀
大後寿々花

 バレー部のキャプテンで成績優秀、学校のスター的存在の桐島が部活を辞めた。ある金曜日の放課後、突然のニュースが学校中をかけめぐる。キャプテンの退部に戸惑バレー部や友人たち、不穏な空気が流れる中、映画部はマイペースに撮影を続けていた。


 娘に猛烈にお薦めされて観賞(笑)非常に面白かったです!日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞を受賞しましたね。スゴイ!原作の朝井リョウさんは直木賞を受賞しています。
 タイトルの桐島は出てこないんですね@@しかし見えない桐島の影響力は強く、彼が部活を辞めたことを発端に生徒たちの関係や抱えているものが色々見えてきます。
 色々なタイプの生徒たちをほんとによく観察しているな~って思いました。現役の人もかつて高校生だった人も誰かに自分を重ね合わせることができるんじゃないかな。描かれている高校生の姿は「いまどきの」というものではなく、はるか昔に高校生だったおばさん(笑)にも共感できました^^子どもたちがみんな自然な演技で素晴らしかったです。
 同じ場面を別の生徒に視線を向けて再度映し出す演出が面白かった。「さっきの場面で後ろ姿だった生徒がこんな表情をしていたんだ」「こんなこと話してたんだ」とか新たに見えてきて感じ方も変わってきます。
 桐島がいるバレー部など運動部、文化部、帰宅部それぞれの学校での立場を絡めながら、生徒たちが関わっていく姿を描いていきます。帰宅部の子たちはなんか大人っぽくて目立っているところが自分の中のイメージと同じでした。
 校内の混乱の中、マイペースで撮影を続ける映画部。ギュウギュウ詰めの部室風景も微笑ましかったし、映画愛が感じられて嬉しかった^^あんな部活に入りたかったな。ちょっと気の弱い監督の前田君(神木隆之介)がいい味だしてましたね。変な映画(^_^;)を上映していた映画館での偶然の出会いのシーンがよかったです。
 仲がいいようでも実は相手の事をクールな目で見ていたり無理して合わせていたり、友達関係の複雑さがリアル。野球部の幽霊部員の菊地君(東出昌大)の迷っているような表情が印象的でした。
 好きな人を見るために屋上で練習する吹奏楽部の沢島さん(大後寿々花)の気持ち、わかるな~中学時代下駄箱で待ち伏せしてこっそり見てたことを思いだしました(笑)
 屋上での生徒たちをゾンビ映画のシーンとして描いたラストが圧巻でした!前田君と菊地君の会話は二人の立場を象徴していましたね。時に流されたり迷ったりしながら自分の居場所と仲間を見つけていくのかな。
 この映画を観て辛くならなければ、楽しい学生生活を送れた人なのだとか?私は平和な学生生活だったみたい^^エンドクレジットの音楽が心にしみました♪ 
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桐島、部活やめるってよ

リアルで瑞々しい学園ドラマ。 悩んで、もがいて、楽しんで・・・ とても面白かったです! 監督:吉田大八 製作:2012年 日本 上映時間:103分 原作:朝井リョウ 出演...

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ポルカさん、こんにちは!

やっと今頃鑑賞できました。
これ、イマドキだと思った私は・・・
めっちゃ古い時代を生きてきたのかしら(^▽^;)ハハハ
人をさげすむようなイヤな女子はいなかったし、
地味目な男子に対しても、彼はこういう部分が得意なんだって、
皆 ちゃんと認めてたしね~
なんか平和過ぎたのかなあ、うちの学校。(≧ε≦)

でも色々なタイプの生徒たちを細かく観察してるな~って
言うのはよく分かったし、
会話の言い回しやテンポなど、リアルだな~と思いましたよ。
それを散文的にバラバラに見せながら、
最後に一か所で収束させる作りが上手かったですね!

YANさんへ

こんばんは~。
報告に来てくださってありがとうございます。
露骨に差別するような雰囲気はなかったし、
私も平和な高校時代でした^^
でも運動部と文化部の立場の違いみたいなものを感じてたり、
部活の挫折も味わったりしたので、
ところどころ共感するところもありました。
娘が今高校生ということもあって、色々聞いているので身近に感じたのかもしれませんね^^

ほんとに観察眼はするどいですよね~@@
映画部や女子たち、帰宅部の子たちなどそれぞれの行動がテンポよく描かれているので、常に引きつけられました。
最後の映画撮影のような演出はみごとでしたね。
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