ベニスに死す

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ルキーノ・ヴィスコンティ監督

ダーク・ボガード
ビョルン・アンドレセン
シルヴァーナ・マンガーノ

 静養のためベニスを訪れた作曲家グスタフ・アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)は滞在先のホテルで出会った少年タジオ(ビョルン・アンドレセン)の美しさにくぎ付けになる。。やがて彼は浜辺に続く回廊をタジオを求めてさまようようになる。ある日ベニスの街中で消毒が始まり、疫病が流行していることを知る。


 タイトルを耳にしたことがあるという程度でしか知らなかった映画。近くのミニシアターで上映されると知ってチェックしたら、少年のあまりの美しさに魅了されすごく観たくなりました@@ヴィスコンティ作品は「山猫」に次いで2作品目の観賞です^^とても贅沢な映画でした。素晴らしい音楽、美しい映像、ゆったりとした時の流れ、「酔わされる」という言葉がぴったりな映画でした。
 ドイツの作曲家グスタフは体調を崩し、静養のためベニスにやってくるんですね、やはり疲れ切った表情をしています。案内人とのやり取りから頑固で偏屈な性格が伺えます(笑)
 グスタフはホテルで出会ったタジオの美しさにくぎ付けになってしまいます。タジオに向けられた視線は他の人に移動するもまた戻ってくる。タジオの姿はグスタフの視線でとらえた映像になっているので、こちらまでドキッとしてしまいます(^_^;)
 タジオへの思いは募り、彼を追いかけ街をさまようグスタフ。エレベーターでタジオと接近した時の焦りにも似た表情が印象的でした。
 海辺を走りまわったり、砂だらけになったり、無邪気であどけない表情のタジオ。一方、まるで誘っているかのような妖しい笑顔を向けグスタフを翻弄します(たぶん本人にはその気がないんだろうけど)男友達と戯れる姿がますますグスタフの心を刺激しているようでした。
 サロンでタジオが「エリーゼのために」を弾いていて、そこから回想シーンへ飛ぶところがとてもよかった!娼婦がピアノの横から顔を出すところが好きです♪妻と娘の写真にキスするところがあるんですが、その写真の娘がむくれた顔してて(笑)意外とおちゃめな演出もあって楽しかったです。
 ビョルン・アンデルセン、こんなに美しい少年がいたんですね~@@原作では「ギリシャ彫刻を思わせた」と表現されてるようですが、彼なら決して大げさな表現ではありませんね。細身でしなやかな肢体、自分のチェックポイント(笑)指もめちゃくちゃ綺麗でしたよ@@ファッションも水着、セーラー服など色々着こなしていて、特に金ボタンの詰襟の服が一番好き^^
 ふつうならストーカーのようで滑稽にさえ見えるであろう行動ですが、映画の持つ芸術的な雰囲気がそんなこと思わせないのです。
 グスタフと友人との白熱した芸術談義は難しすぎてよくわかりませんでした><わかればグスタフの気持ちがより深く理解できるのかもしれませんね、誰か説明して欲しい。
 ラスト、残酷な対比でしたが、ある意味幸せな時間でもあったような気がします。
 やや霞がかかったようなベニスの映像、時折描かれる回想シーンの方が現実でベニスでのことは幻想だったのかも知れないそんなふうに感じました。
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ビョルン・アンドレセン~~☆

ポルカさん、こんにちは。
この作品、かなり古いですよね?
観た事あります! 映画館だったかテレビだったか・・・?
(これで年がバレる(^▽^;))
今ミニシアターで上映されてるんですね、驚き!
映像は綺麗に処理されてたんですか?

内容は忘れてますが、とにかくビョルン・アンドレセンの
中性的で神秘的な美しさは記憶に刻まれてますよ。
昔、少女フレンドとかマーガレットに写真載ってました。
初老の紳士が彼にとらわれてしまうのも無理は無いくらいの、
若さ・妖しさ・美しさでしたね~
あ~、機会があったらまた顔を見てみたいです。

美しい〜

ポルカさん、こんばんは
ノートPCの左クリックを破壊してしまい修理中〜‥なのでケイタイからです。
ベニスに死す‥美しいよね〜同時に残酷‥
私もこの世界好きで、DVDまで買ってますが、今、娘の所です。
イマドキの女子にこの物語は勿論、ビョルン・アンドレセンもどう映るか、見たら聞いてみようと思ってます。
↑ポルカさんのお友達(YANさんはじめまして。コメント拝見失礼します)も書いてらっしゃるみたいに、大島弓子の漫画の中でも(彼女はマーガレットだったかな)アンドレセンが美少年の代名詞に使われていたのが懐かしいです
あれっ?絵文字は無理かな?(^-^;)

YANさんへ

こんにちは~。
レス遅くなってすいません。
1971年日本公開みたいです。
古い映画という感じでしたが映像は綺麗でしたよ。
ビョルン・アンドレセンの美しさもバッチリでした^^

まさに中世的で神秘的ですよね。
彼が一番美しい瞬間の奇跡の映画という感じですよね。
「少女フレンド」「マーガレット」懐かしい^^私もリアルタイム~~♪
写真載ってたんですね~「つる姫じゃ~!」しか覚えてない(笑)
グスタフ(初老の紳士)が彼と目が合った時の複雑な表情が印象的でした。
しっかり目の保養させていただきました^^

つるばらさんへ

こんにちは~。
PC大丈夫ですか?
ケイタイからのコメントありがとうございます。絵文字楽しぃ~♪
「美しくて残酷」そうですね~若さと美しさへの憧れみたいなものも感じました。
タジオの微笑みも彼にとっては残酷。
いい映画は手元に置いておきたいですよね、娘さんの感想是非拝見したいです。
うちの娘に彼の画像だけ見せたらびっくりしてました。
ちなみに「モンスター」(浦沢直樹)を映画にしたら主役にぴったりだと言ってました(笑)
つるばらさんも「マーガレット」リアルタイム世代~♪
お笑いマンガしか覚えてないのが情けない(笑)
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ポルカ

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ジョニー・デップ大好き♪

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