トランボ ハリウッドにもっとも嫌われた男

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ジェイ・ローチ監督

ブライアン・フランストン
ダイアン・レイン
エル・ファニング
ヘレン・ミレン
ルイス・C・K
デヴィッド・ジェームズ・エリオット
マイケル・スタールバーグ
ジョン・グッドマン
アラン・テュディック

 第一次世界大戦後のアメリカ。政府が共産主義者とその同調者を取り締まる赤狩りが行われていた。その理不尽な弾圧はハリウッドにも及び、売れっ子脚本家トランボ(ブライアン・フランストン)は議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。やがて出所したもののハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。しかしトランボは家族に支えられ、友人に脚本を託すなどしながら脚本を書き続ける。


 トランボのことを知らないし、チェックしてなかったのですが、「ヘイル・シーザー」で共産主義を語る脚本家たちが出てきて、トランボがそのモデルになってるらしいハリウッド10の一人だと知って、とても観たくなったのです。自分はトランボ脚本の映画は、あの「ローマの休日」、尊敬するキューブリック監督の「スパルタカス」、ラストが絶対忘れられない「パピヨン」、を観ていた!知らなかった~@@どれも名作ですね。
 軽快な音楽とタイプライターの音、お洒落なオープニングに一気に引き込まれました。ハリウッドにもおよぶ赤狩りによってトランボの立場は悪くなっていきます。映画会社への圧力、共産党員に対する世間の目も厳しいものでした。
 トランボに執拗につきまといキャリアを妨害するゴシップ記者のヘッダ・ホッパーが憎たらしかったですねーヘレン・ミレンがハマってました。ちなみに「ヘイル・シーザー」でもヘッダがモデルと思われる記者をティルダ・スウィントンが演じていて、こちらも憎たらしかった(笑)トランボに関わる人たちが実名で登場してるのがすごい@@共産党員を弾圧する「アメリカの理想を守るための映画同盟」の一人が西部劇で超有名な俳優で、トランボに口撃してましたよ。
 ハリウッドで脚本の仕事ができなくなってしまったトランボでしたが、友人に名前を借りたり偽名を使うなどして書き続けます。B級映画の脚本を書いたり添削したりもしていました。B級映画製作会社のフランク・キング(ジョン・グッドマン)、トランボに大作の脚本を依頼した主演俳優(超有名!イメージUP!)の圧力に屈しない態度はカッコよかった。
 トランボを支え続けた家族が素晴らしかったです。共産党員ということで批判されることもあっただろうし、さぞ辛い思いをしていたと思います。トランボが出所してからは子供たちが脚本を届けたり、家族みんなで協力していました。だからこそ家族で喜びを分かち合う姿は感動的。ダイアン・レインは素敵だし、エルちゃんも可愛かった^^
 トランボは弾圧、仲間の裏切り、投獄など苦しい時もあったけど、脚本を書き続けたことでいい人たちに出会って、いい風が吹いたと思います。ブライアン・フランストンはトランボの人柄が伝わってくるような演技で素晴らしかったです。
 とてもいい映画でした。「ローマの休日」と「スパルタカス」がこんな経緯で作られたと思うとなんか感慨深いですね、「黒い牡牛」も観たくなりました。有名俳優の性質もわかったし(笑)面白かったです。  
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