エレファント・ソング

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シャルル・ビナメ監督

グザヴィエ・ドラン
ブルース・グリーンウッド
キャサリン・キーナー
キャリー=アン・モス

 マイケル(グザヴィエ・ドラン)は14歳の時、オペラ歌手である母親が目の前で自殺。その後精神病院に入院した。彼の担当であるローレンス医師が失踪し、その手掛かりを知るのはマイケルだけだった。グリーン院長はマイケルから事情を聞き出そうとする。


 監督でも活躍しているグザヴィエ・ドランが、今回は俳優としてのみ参加した作品。彼の作品は映画館で観たいと思ってるので楽しみにしてました。登場人物も少なく回想シーン以外はほぼ病院内での会話劇。対峙するマイケルとグリーンのやりとりがスリリングな心理サスペンスでした。
 ドランは傷ついた心を持つマイケルを怪しい雰囲気を漂わせながら繊細に演じ、彼の役に対する思い入れを感じました。脇を固めるブルース・グリーンウッドとキャサリン・キーナーが素晴らしかった。
 精神科医って自分の中では「Dr.倫太郎」のようななんでも話せそうなやんわりしたイメージだったけどグリーンは冷たい感じ。マイケルにビンタしてたけど、これってダメですよね。でもブルース・グリーンウッドは見た目完璧な紳士で素敵でした。
 少年時代のマイケルは可哀そうでしたね。オペラがすべての母親はマイケルに愛情を注がず、ハンターの父親は彼にトラウマを与えてしまう。象に執着する彼の姿が切なかったです(>_<)
 マイケルは茶化すような思わせぶりな態度で、なかなか核心について話してくれません。彼は本当に知っているのか?担当医との関係は?疑問は膨らむばかりで、観る側も彼のペースに巻き込まれていきます。睡魔に襲われがちな会話劇ですが、そんなことなく最後まで集中して見れました。くるくる変わる表情のマイケルと鉄仮面グリーン(笑)が対照的。
 元夫婦であるグリーンとピーターソン看護師長(キャサリン・キーナー)の関係も描かれていて、傲慢にみえたグリーンの心の変化も見どころだと思います。
 終盤、衝撃的でしたね。まったく予想してなかった@@心理的部分に引きつけられる展開でしたが、最後に視覚的にドカンってきましたね(・_・;)彼がグリーンに出してきた条件の意味がわかりました。でもね、突っ込みどころもあって、もしバラエティーチョコじゃなかったら?ってちょっと思いましたよ(^_^;)そしてグリーンとピーターソンがすごく気の毒でした。
 マイケルの心の闇の深さに胸が苦しくなりましたが、ラストはちょっと温かい気持ちになりました。久しぶりに見たキャリー=アン・モスはどうなる?(^_^;) 
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初ドラン

ポルカさん、こんばんは。
自分は初ドランで・・初めて見たくせに言うのもナンだけど、
そして、自分は共感したり感情移入するのはちょっと難しかったんだけど;;
ハマってましたね。( ̄m ̄〃
>くるくる変わる表情のマイケルと鉄仮面グリーン(笑)が対照的。
・・・・・ほんとそうでしたね。(笑)
その間を、看護師長がうまくつなげてた感じで。
(でも精神科の先生って大変よね・・)
キャリー=アンの役は何だかちょっと残念・・彼女じゃなくてもよさそうな;;
次は、ドラン監督作の方を見たいな~と思ってます。

おはようございます

ポルカさん~また来ました。
台風大丈夫ですか?
そちらの方ひどいみたいですね?!TVで見てびっくりしました;;
大きな被害ないといいですが・・。

つるばらさんへ

こんばんは。
昨日の朝、雨風が強かったのですが、
わりと短い時間でおさまったようで、午後には晴れてました。
心配してくださってありがとうございます。
関東の方は大変みたいで、やっぱり異常気象的なものを感じますね。

映画ですが、
初ドランだったんですねっ^^
私の中ではドランは超イケメンだと思ってるんだけど(笑)
この映画はそうでもなかったかな?(^_^;)
少年時代があまりにもハードでかわいそうって思うけど
感情移入は難しいですよね。
ドラン自身にも通じるものがあるようで、
すごく気持ちが入ってるようにみえました。
看護師長も感情が顔にあらわれないタイプだったけど(^_^;)
内面の優しさは感じられて、彼女の存在は大きかったですよね。
キャリー=アン、彼女も何か抱えてる的なオーラがあったんで、
もっと絡んでくるのかと思ったら・・・もったいなかったですよね。
ドラン監督作品、是非~~、感想伺いたいです^^
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ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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