さまよう刃

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イ・ジョンホ監督

チョン・ジェヨン
イ・ソンミン
ソ・ジュニョン
イ・ジュスン
イ・スビン
チム・ジヒョク

 織物工場で働く平凡なサラリーマン、サンヒョン(チェン・ジェヨン)は数年前に妻を亡くし、一人娘スジン(イ・スビン)と二人暮らし。ある夜、残業を終えて深夜帰宅するとスジンの姿が見えなかった。翌日、廃墟となっている銭湯の一室からジヨンの死体が発見される。


 もう1本の復讐映画は東野圭吾さん原作の韓国映画です。日本版もあるようですが、自分の中で犯罪映画には信頼のある韓国版を観賞。こちらはひじょうに重厚な作品でした。韓国映画で時々ある変なユーモアが一切なかったのもよかったです。
 父親役は村長(チョン・ジェヨン)でしたね。おっかけてるわけじゃないけど何故か縁がある村長、初めて見たのは「シルミド」だったな~。今回も安定の演技力、素晴らしかったです!
 父と娘の微笑ましい日常の風景を見てからの事件後の二人の対面は辛かった(>_<)それはとても静かで、サンヒョンの悲しみの深さが伝わってきました。だんだん事件の経緯もわかってきて犯人の少年たちに対する怒りもMAXに。
 サンヒョンが少年に復讐するシーンは韓国映画だけに容赦なかったですね。少年といってもやってることはあまりにもひどく、裏社会にも通じている様子。彼らに対して同情の余地なしです。少年の両親の自分勝手な言い分にはあきれるばかりでした。
 ベテランのホッグァン刑事(イ・ソンミン)は少年犯罪に憤りを感じていて、サンヒョンの気持ちに寄り添い葛藤しながら任務にあたる人間味のある刑事でした。イ・ソンミン、一見ふつうのおじさんだけど、演じるとすごいんですって感じ。若いヒョンス刑事(ソ・ジュニョン)も正義感と温かみがあり好感が持てました(イケメンだし^^)。
 先に先にと動いていくサンヒョンとそれを追う刑事たちのようすがスリリングで、後半雪深い江陵が舞台となってからが見どころだと思います。雪の中、獲り憑かれたように少年を探すサンヒョンの姿が切なかった。
 被害者家族の悲しみがひしひしと伝わってくる重たい映画でした。父親と刑事の通じ合う気持ちが感じられるところがよかったと思います。少年犯罪についても考えさせられました。「犯罪に大人も子供もあるものか」というセリフが印象的でした。 
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