未来世紀ブラジル

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テリー・ギリアム監督

ジョナサン・プライス
ロバート・デ・ニーロ
キム・グライスト
マイケル・ベイリン
キャサリン・ヘルモンド
ボブ・ホスキンス
イアン・ホルム
ジム・ブロードベント

 20世紀のどこかの国。情報省はテロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違えてしまい無関係なバトル氏を無理やり連行していく。それを見ていた上の階に住むトラック運転手のジル(キム・グライスト)が抗議するがまったく相手にされない。情報局に勤めるサム(ジョナサン・プライス)はこのミスを何とかするため試行錯誤していた。


 ギリアム監督の映画はいくつか観ていてどれも面白かったですが、この映画も大好き~♪
 国民の個人情報がすみずみまで管理されている世界が舞台です。情報を管理している情報省の中には「情報局」「記録局」「情報剥奪局」があり、そこでは書類が重要な意味を持っています。役人がコンピューターに動かされていると思えば、タイプライターをパチパチ打ってたり、新しさと古さが混在しているシュールな映像が面白かったです。サムが乗ってたちっちゃい車がかわいかったな^^
 SATみたいな人たちがいきなり天井を突き破って突入しバトル氏を連行するところ、あっという間のできごとにあ然@@これが一字違いの誤認逮捕(?)なんだからえらいこっちゃです(汗)情報がすべての社会では個人の情報を剥奪するってことはその人物を消すってことなんですよね(恐)
 主人公は情報局に勤めるサム。ん~この顔は見おぼえが・・・「パイレーツ~」エリザベスのパパさんだ!若~い!特に野心もなくマジメで気の弱いサムは、情報省のミスの事後処理に関わっていきます。
 サムのママさんがキョーレツでしたね。若さを取り戻すために整形手術に依存していて、その必死な姿が滑稽でした。顔の皮伸ばし?(爆)だんだん崩れていくお友達は恐かった(^_^;)二人の主治医もかなり怪しい(笑)
 デ・ニーロが出てるって聞いてどんな役かなって思ってたんだけど、モグリのダクト修理屋で実にいい味だしてました。突然現れてサッサって仕事してスパイダーマンみたいに(?)去っていく、表情も動きも最高!(笑)ふだん目にすることないし、気にもしてない「ダクト」の存在感には圧倒されました@@
 サムがたびたび見る、大きな羽を広げて空を飛び、美女を助けようとする夢が不思議。夢の中のサムの表情は生き生きしていて、窮屈な管理社会に対する願望なのかもしれませんね。鎧武者がでてきたのはびっくりだったし、でこっぱち(!)のお面が不気味でした(^_^;)その美女にそっくりなジルに対するサムの一途な思いには感動しましたね。ジル役のキム・グライストがとってもキュート。二人が乗ったトラックのシーンは見所だと思います♪
 夢と現実がリンクするラストが素晴らしかったですね~修正されたまったく違うエンディングもあるようですが、余韻の残るこちらのエンディングの方がいいと思います。エグさや残酷さもありながらそう感じさせないユーモアのセンスが抜群でしたね。可笑しさの中にも皮肉や恐さも込められているように感じましたが、管理社会を飛び出して愛に生きた男の物語だと思います。何をやらかすかわからない個性的な人たちばかりで楽しかったです^^
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早くも4月

お邪魔します~~
意外と忙しい春先でお邪魔するのがすっかり遅くなって
しまいました・・・泣
ミニシアターも相変わらず観ていますね。
愛についての土曜日~~は私も観たいなと思っていたけど
時間合わず・・・。DVD待ちかな。
で・・↑。見ました・・・☆自分の感想探したらなかったけど、
かなり前に観たのかな。
記憶は薄くなっていますが、面白かった記憶だけはあるの…笑
<たびたび見る、大きな羽を広げて空を飛び、美女を助けようとする夢>ここも印象には残っているのよね。
これレンタルされたの?TVでやっていたのかな。
ギリアム監督の作品は私も好き。不思議で面白いよね~~
感想残していないと詳細話せなくてダメね・・・・笑

みみこさんへ

こんにちは~。
こちらこそなかなかお邪魔できなくてごめんなさい。
3月は意外とバタバタしますよね。
さらに花粉症と風邪のダブルパンチでした><
私もミニシアターではもう1本「東ベルリンから来た女」を観る予定だったんだけど、時間が合いませんでした><
愛についての土曜日~は、色々考えさせられる映画だったので、
お話できたら嬉しいです♪
ブラジル~ご覧になられてるんですね^^
ギリアム監督の不思議ワールド、ハマる人はハマるよね(笑)
帰ってきていた息子が観たいって言ったので、レンタルしました。
あと1本はシドニー・ルメット監督の「未知への飛行」だったので意外とマニアックなチョイス(笑)
私もお友達の感想見て、確か観たはずって思ったのに、感想書いてないものあります(笑)
でも同じ映画観てるってわかると嬉しくなりますよね^^

懐かしい~

こんにちは。
今日も風が強くて、花粉症がフルスロットルな私です。
本当に毒ガスマスク付けて歩きたい気分・・涙
みみこさん同様、春先は何かと忙しくて、気が付いたら、もう4月も半ばになってしまいました(疲)

この映画、大好きです!!
観たのは随分と前なので、忘れていることも多いけど、ギリアム監督のデフォルメの効いた映像がツボで、2回続けて観てしまいました。
デップ絡みで言うと、「ラスベガスを・・」や「Dr.パルナサスの鏡」も彼の作品だものね(^^)v
ブラックなテイストがベースなんだけど、どこかクスっと笑っちゃう。
修理屋さんのデニーロが美味し過ぎますよね。
この映画、中毒になる気がするの(笑)
また、久しぶりに観たくなってきました、次レンタルしてこようっと♪

「マドモアゼル」も観られたんですね。
私も、瞳さんに薦めてもらって観て、やっぱりジャンヌ・モロー最高!!って再確認しました。
こういう怖い女・・演じさせたら、彼女と並ぶことが出来るのは、シャーロット・ランブリング位かな?(笑)

「愛について、ある土曜日の面会室 」「マリー・アントワネット」も気になっています。
鑑賞リストに入れておきますね。

今日は、とっても地味な地味映画のお薦めを持ってきました。
「遥かな町」というフランス映画なんだけど、ご存知だったらすみません。
なんでも日本の漫画が原作だそうで、確かに邦画にありそうな内容でした。
でも、昔のフランスの片田舎の風景に癒されるのは間違いなし・・かな??^^;
お時間があったら、どうぞ~♪
では、またお邪魔します(^^)/

みぬぅさんへ

こんにちは~。
こちらも毎日午後になると風がつよくなってきて、
まだマスクが手放せません。もうそろそろあつくるしくなってきそう><

ギリアム監督の映画はほんとにハズレがなくて、少し前に観た「フィッシャー・キング」も大好きです。
「ラスベガス~」はこちらまで酔ってる感覚になった映画でしたね(笑)
「Dr.パルサナス~」はまだ観てなかった~><
そうそうブラックなんですよね~映像も独特で遊び心満載で楽しいですよね。
デニーロ、動きとかも可笑しくて、上手いな~って思いました。また見たい(笑)

「マドモアゼル」ジャンヌ・モローの存在感、ハンパないですね@@圧倒されっぱなしでした。
シャーロット・ランプリング、確かに~!「レミング」怖かったですよね~(^_^;)

「愛について~」「マリー・アントワネット」どちらも地味め(「マリー・アントワネット~」の宮殿、衣装は豪華)ですがいい作品でした^^

「遥かな町」知りませんでした。
日本の漫画が原作のフランス映画ってすごく興味あります。
動画が見つからなかったのですが、癒されたいです^^
お薦めありがとうございます。チェックしてみますね~♪
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ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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