マジカル・ガール

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カルロス・ベルムト監督

バルバラ・レニー
ルシア・ポジャン
ホセ・サクリスタン
ルイス・ベルメホ
イスラエル・エレハルデ
エリザベート・ヘラベルト

 白血病で余命わずかな12歳の少女アリシア(ルシア・ポジャン)は日本のアニメ「魔法少女ユキコ」の大ファン。父ルイス(ルイス・ベルメホ)は彼女の願いが魔法少女のコスチュームを着ることだと知る。ルイスはコスチュームを手に入れることを決意するが、高額のため失業中の彼には無理だった。そんな時、心に闇を抱えるバルバラ(バルバラ・レニー)と偶然知り合う。


 子供が悲しい目にあうのはキツいものがあるのですが、それでもこの映画はツボでしたd(^_^o)オモシロカッタ。
 ポスターの眉間流血美女が気になってはいたものの、病気の女の子が日本のアニメに勇気づけられるというようなお話かと思いきや、ぜーんぜん違った@@魔法少女好きな女の子、眉間流血美女、それぞれのお話がとんでもない形で関わっていきます(汗) 音楽に合わせて踊る女の子、なんと流れていたのが日本の曲だったからびっくり@@歌が上手いと思ったらアイドル時代の長山洋子さんでした。すごいマニアックな選曲!アニメの主題歌っぽくてよかったです♪
 アリシアはメラニー・ロラン似の可愛い子で意志の強そうな目が印象的。白血病で余命わずかの宣告を受けたようなのです(T_T)そんな彼女の願いをかなえてあげたいと思う父親ルイスの思いはよくわかるのだけれど、そのやり方が卑怯でした(>_<)
 一方、バルバラ(眉間流血美女ね)は精神科医の夫と暮らしているのですが、かなり精神的に不安定な感じ。彼女に関しては後に色々なことがわかってくるので、彼女の人生をたどる映画を観てみたいくらい興味津々♪監督さんに是非お願いしたい(笑)
 ジグゾーパズルの1ピースによるルイスとバルバラの偶然の出会いの演出、バルバラが額で鏡を割るシーンで、ふつうなら思いっきりたたきつけると思うんだけど、鏡に押しつけていってパリンって割るのが素晴らしかった!
 バルバラがお金を稼ぐために行ったお邸が怪しかったですねートカゲ部屋の中でいったい何が?(汗汗)覚えておくように言われたワードも意味深でしたよね。バルバラは忘れちゃったのかな?(^_^;)バルバラを演じたバルバラ・レニー、無表情がちょっと恐かったけどスタイルも抜群でとってもキレイでした。
 トカゲ部屋とかもそうなんだけど衝撃的な場面を直接見せることなく想像させるというところが、より不安や恐怖を感じて効果的だと思いました。想像力がたくましすぎるとかなり恐いかも(笑)服役中の元教師ダミアン(ホセ・サクリスタン)とバルバラの関係、何があったのかも描かれていないんだけどなんとなく想像がつきましたよ(^_^;)
 終盤ルイスとダミアンが対峙するシーン、あえてここでは衝撃的な場面を見せていたのがよかったです。オープニングに繋がるラストもみごと!女の子が踊る映像から始まる物語がまさかこんなハードな展開になるとは~@@どんどん変化していくすごい映画でした^^
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レヴェナント:蘇りし者

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アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督

レオナルド・ディカプリオ
トム・ハーディ
ドーナル・グリーン
ウィル・ポーター
ポール・アンダーソン
ブレンダー・フレッチャー
フォレスト・グッドラック

 1823年、西部開拓時代のアメリカ北西部。極寒の荒野の中、狩猟をして毛皮を採取するハンターチームがネイティブアメリカンの一団に襲撃される。チームは多くの犠牲を出し、命からがら船で川を下る。ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は息子ホーク(フォレスト・グッドラック)とともにガイドとして参加していたが、見回り中に熊に襲われ瀕死の重傷を負う。


 レオがアカデミー賞主演男優賞を受賞、トム・ハーディーが悪役らしい、「熊」、ぐらいの予備知識で観ました。大好きな復讐の物語ではありましたが、復讐するまでが大変!見どころは厳しい自然の中での壮絶なサバイバルだと思います。
レオはずっと力が入った演技で、その力が入った表情をレンズが曇るほどの超ドアップで見ていて、こちらも力が入ってしまいとっても疲れました(^_^;)
 いきなりのネイティブアメリカンの襲撃にびっくりーー!けっこう容赦ない描写、矢がスパっスパって人間に突き刺さる苦手なタイプだったので、血の毛がひいてきた(>_<)彼らにとってハンターチームは動物を乱獲する侵入者なんでしょうね。
 熊が出てくるということでしたので「グラスVS熊」だと思ったら、ぜんぜんVSじゃなかったですね、熊一方的(汗)執拗に襲いかかる(けっこう長かった)熊の迫力がすごい!!とにかく恐ろしかったー凄いもの見ちゃいました(汗)ほんとによく生きてました@@とはいえグラスは大怪我で瀕死の状態になってしまいます。
 しかし愛する者を奪われた怒り、復讐への執念が彼を復活させます。立ちはだかる過酷な自然、さらにネイティブアメリカンの存在、そんな中足を引きずりながら(たぶん骨折)進んでいくグラスがほんとにすごかった@@かなり危険な目にもあっていて、熊を入れたら3回は確実に死んでるレベル(汗)動物の体の中で暖をとる光景、これ見るの3回目~(^_^;)
 レオは髪も髭ももじゃもじゃのボロボロで、もはや誰?って感じでした。でも雪と戯れるシーンで一瞬だけ見せた笑顔は、まさしくキュートなレオの笑顔だった^^生肉を食らい、冷たい水に落とされるなど、こんな大変な役を演じた精神力がすごいと思いました。オスカー受賞はほんとによかったですね。
 トム・ハーディーの徹底した卑劣漢ぶりも素晴らしかった!今後もどんな役を演じてくれるのかすごく楽しみです。とってもいい人だったチームの隊長がイケメンでちょっと気になりました(笑)
 グラスがフィッツジェラルドを追い詰めていくところは最後までスリルがあってよかったです。ネイティブアメリカンに対しては良い行いをしたことで報われましたね。
 森の中なので全体的に暗いのですが、抜群に美しい映像、特に自然の光の美しさが印象的でした。セリフも少ないので視覚で感じる映画かなって思います。

ボーダーライン

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ドゥニ・ヴィルヴーヴ監督

エミリー・ブラント
ベニチオ・デルトロ
ジョシュ・ブローリン
ヴィクター・ガーバー
ダニエル・カルーヤ
ジョン・バーンサル
ジェフリー・ドノヴァン

 FBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)のチームによって、アリゾナ州チャンドラーで誘拐事件の容疑者宅の奇襲捜査が行われる。そこで無数の誘拐被害者たちの死体が発見される。
 ケイトは上司の推薦により国防省のマット(ジョシュ・ブローリン)率いるチームに加わり、誘拐事件の主犯とされる麻薬カルテルの親玉マニュエル・ディアスの捜査に参加する。


 麻薬カルテルの映画ということですごく興味があるし、今まで観た映画がみんな面白かったドゥニ監督、そして久しぶりのデル・トロということで楽しみにしてました♪
 ボーダーライン(国境線)という邦題は色々な意味を含んでいて、よかったと思います。ぜんぜん違ってた原題の「Sicario」は「殺し屋」という意味だそうですが、こちらも納得でした。メキシコ恐いーーー!!(>_<)
 エミリー・ブラントとデル・トロは「ウルフマン」で共演してましたね。その時のエミリーはエレガントな印象だったけど、今回は女子力が低いFBI捜査官。ユニフォームもシンプルなTシャツ姿もサマになってて、とってもカッコよかったです。
 容疑者のアジトに向かうシーンは体の芯に響くような音楽とすごい緊張感で、超危険なムード。オープニングからガツンとやられましたね。壁・・・(汗)
 マット率いるチームに加わったケイトはその法を無視した作戦に驚き、疑問を抱きます。コンサルタントだというコロンビア人のアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)は登場した瞬間からただものじゃないオーラが出てましたね。拷問も手慣れてたし、何者?って感じでした。大量の水で何したんだろう(^_^;)
 カルテルに囲まれた高速道路でのシーンが素晴らしかった!一触即発の緊張感は思わず息をとめて見入ってしまうほどでした。アレハンドロの素早い行動に注目@@
 カルテルの親分にたどり着くための作戦、反発しながらも関わっていってしまうケイトの葛藤する姿が見どころだと思います。マット演じるジョシュもよかったですね、ゆるさとこの人にはかなわないと思わせるキレものぶりが絶妙でした。
 メキシコの麻薬カルテル、彼らにに支配されてる町がこんなに恐いんだとあらためて思いましたよ。死体が吊るされたままになってるってありえない@@見せしめだそうですよ(汗)そんな町で暮らす警官の家族の姿がとても印象的でした。ごくふつうの仲のいい家族でさえ麻薬ビジネスに関わっている現実。子供たちの将来も心配になりました。
 久々のデル・トロはというと、渋い!カッコよかった!常に冷静で肝が据わってるし、内に秘めた殺気を感じました。ケイトとどうこうならなくて、最後まで情け無用なところもよかったです(笑)
 リアルな恐さがあって、ドキュメンタリーみたいでしたが、終盤トンネルを抜けてからは変わっちゃった感がしましたね。個人的には変えないで欲しかった気がしたんだけど、もしかしたらこっちがメインだったのかも。
 ひじょうに刺激的面白い映画でした。ドゥニ監督、「ブレードランナー2」撮ってるみたいなので、超楽しみ!ゴズリンも出るよー♪  
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ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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