白い沈黙

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アトム・エゴヤン監督

ライアン・レイノルズ
スコット・スピードマン
ロザリオ・ドーソン
ミレイユ・イーノス
ケヴィン・デュランド
アレクシア・ファスト
ブルース・グリーンウッド

 カナダのナイアガラフォールズ。ある吹雪の日、マシュー(ライアン・レイノルズ)はスケート選手を夢見る9歳の娘キャス(アレクシア・ファスト)を迎えに行った帰り、行きつけのダイナーに立ち寄ったほんの数分の間に後部座席にいたキャスが忽然と姿を消してしまう。マチューは何者かによる誘拐を主張するが、捜査を担当する景気たちは彼に疑惑の目を向ける。


 重たそうな内容で興味を持ったらエゴヤン監督だったというのは「デビルズ・ノット」と同じパターン(笑)そしてこちらも子供が行方不明になる話でした。ただ最初から見る側には犯人と状況がわかっているので、娘を誘拐された家族、特に父親の姿をメインに描いた映画だと思います。過去(事件発生時)と現在(8年後)がいきなり切り変わるの繰り返しなので、最初は混乱しましたが、人物の雰囲気や髪型、担当の男女の刑事が恋人になってるとか(笑)だんだん瞬時にわかってくるので大丈夫^^
 仲のいい親子の微笑ましい風景が一転、夫を罵る妻の姿(>_<)ほんのちょっと買い物するくらいなら娘を車に残すことぐらいよくあることだと思うけど、いざ事件が起こると一緒にいた夫に怒りをぶつけてしまう。一番辛いのはマシューなのに、切なかったです。
 何故8年後かわからないけど(^_^;)キャスの存在をにおわす手掛かりを置いたり、犯人の方からアクションを起こしてきます。その後の展開は予想外に動きがあって面白かったです。まさかのカーチェイスまであってびっくり。パーティのシーンは緊張感があって違う映画みたいでした@@あまりにそれらしくて小物感漂う犯人、いきなり出てきた犯人の女友達って誰?などツッこみどころも結構あるんですよね(笑)
 ライアン・レイノルズの映画ってたぶん一つしか観てないので、勝手にマッチョなヒーロー的なイメージを持ってたけど(笑)ぜんぜん違った。心に傷を負いながらもあきらめずに娘を探し続ける孤独な父親を時に激しく演じていて素晴らしかったです。夫婦にずっと寄り添っていく刑事ニコール役のロザリオ・ドーソンもよかった。その役はブルース・グリーンウッドじゃなくてもよくない?って思ったけど、やっぱり素敵でした^^
 重たく憤りを感じる話ではありましたが、離れていてもお互いを思い続ける家族の姿に胸を打たれました。キャスとスケートのペアの子とのエピソードもよかったですね^^きちんと解決するラストは意外でした@@
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ヴィジット

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M・ナイト・シャマラン監督

キャスリン・リーン
ディアナ・デュナガン
ピーター・マクロビー
エド・オクセンボールド
オリビア・デヨング

 母親と3人暮らしのベッカ(オリビア・デヨング)とタイラー(エド・オクセンボールド)の姉弟は休暇を利用して二人で祖父母の家にやってきた。二人は母親の故郷をドキュメンタリー映画にしようとハンディカメラを回し続ける。初めて会った祖父母は優しかったが、夜になると奇妙な物音が聞こえ、二人は異常な光景を目にする。


 恐い系映画を劇場で観るのは久しぶりだったので、ドキドキワクワクでした(笑)
 今回は評判が良かったシャマラン監督。私は「ヴィレッジ」以来観てなかったので監督のイメージ通りの作品だと思いました。好きでしたよ^^変なエグさはなく、笑える余裕もあるちょうどいい感じの恐さ。
 ハンディカメラで撮ってる映像をずっと見てるので結構疲れるんだけど、その不安定さが恐さを感じてよかったと思います。
 ベッカとタイラーが初めて会ったおじいちゃんとおばあちゃん、最初は「ちょっと変わった人だな」って思ったけど、「おかしいぞ」になって、やがて「かなり危険!」になります(汗)
 しっかり者のベッカとマイペースでひょうきんなタイラーがかわいかった。二人の子供らしい好奇心、行動を通して異常な光景が描かれていきます@@
 床下のかくれんぼが恐かったですねーかくれんぼに一人増えてるって!(汗)怪しげな小屋の正体が意外(^_^;)「夜9時半以降部屋から絶対に出ないこと」っていう約束、もしかしておばあちゃんが包丁でも研いでるのかも?って思ったけどそういうお話じゃありませんでした(笑)おばあちゃん役のディアナ・デュナガン、一見美人で上品な感じなんだけど怪しいオーラが出ていて静と動の恐さが素晴らしかったです。
 びくっとさせられたりドキドキする演出は楽しめましたよ。終盤は恐いんだけど妙なおかしさがある(笑)見せ場もあって良かったです。ベッカとタイラーは父親が出て行ったことで心に傷を負っていたんですよね。それでもよく頑張ったし、二人の撮影の目的には感動しました。終って見ればいいお話でしたね。
 後から考えるとわかりやすい伏線がけっこうあったのに、まただまされた(^_^;)ラストのタイラーの自虐的なラップが最高!(^◇^) 

ナイトクローラー

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ダン・ギルロイ監督

ジェイク・ギレンホール
レネ・ルッソ
リズ・アーメッド
ビル・パクストン

 ロサンゼルスで孤独に暮らしているルイス(ジェイク・ギレンホール)は、盗品を売って生活していた。ある日、交通事故の現場を通りかかったルイスは、事件や事故のスクープを専門にしている映像パパラッチ(ナイトクローラー)と遭遇する。悲惨な映像がテレビに売れると聞いて、盗んだ自転車を売ってビデオカメラと無線傍受気を手に入れ、現場に駆け付ける。


 静岡ではかなり遅れての上映(遅い!)。すっごく楽しみにしてました♪仕事終わりギリギリの時間だったので諦めかけたけど、5分早めに勘違いしてることに気がついて、挑戦することにしました。なんとか間に合ったよー5分の重み(笑)
 ダン・ギルロイ監督、脚本家としてはいくつかの映画に参加されているようですが、監督は初めてだったみたい。大好きな「落下の王国」の脚本もそうだったんだ@@
 ひじょーに面白かったです!主演がジェイクということが大きかったですねーすごかったもの!今年観たジェイクの映画「エンド・オブ・ウォッチ」「プリズナーズ」「複製された男」も面白かったので、ジェイクが出てる映画なら間違いない感じですね。やっぱり「エベレスト3D」も観に行けばよかった(>_<)
 コソ泥で生活しているルイス、まったく罪の意識もなく卑屈な感じもしないんですよね。そんな彼が目をつけたのがナイトクローラー、報道スクープ専門の映像パパラッチです。車の事故、殺人事件の現場とか、かなり衝撃的で、こんな映像をテレビで流してしまうのかというのが驚きでした@@日本では考えられませんね。ふつうならショックを受けたり可哀そうという気持ちになると思うけど、ルイスにはそんな感情はまったくなさそうで、この仕事にハマったって感じでしたね。
 無線で事故や事件の情報が入ると、道路の状況を考えながらいち早く現場に向かう。ルイスが赤いスポーツカーで猛スピードで走り抜けるところはスリル満点でした。ルイスが相棒として雇ったリック(リズ・アーメッド)に関しては、就職事情が垣間見えた気がしました。あの助手席はキツい(>_<)
 ビル・パクストンの名前を見つけたけど、いっこうに出てこないと思ったら、ルイスと関わる先輩ナイトクローラーが彼だった!@@いや~だいぶ大きくなっててわかんなかったよーそういえば面影ある(笑)
 ルイスは妙にセールストーク能力にも長けていて、テレビ局でも物おじしないのはすごいと思いました。TV局のプロデューサー ニーナ(レネ・ルッソ)とルイスは二人とも貪欲で、ニーナの圧力やルイスの姑息な駆け引きとかで力関係が変化していくところが面白かった。レネ・ルッソは、「こんな人いそう」と思わせるベテランの演技で迫力ありましたね。監督の奥さんだったんですね@@
 今回のジェイクは得体の知れな恐さがありましたねー体重もだいぶ落としたらしく痩せてて、目をギョロギョロさせてカメラを向ける姿が不気味でした。 笑顔も恐いし(^_^;)まさに怪演でした。
 ルイスはより刺激的な映像を撮るため、事故現場を細工したり家宅侵入するなど行動がエスカレートしていきます。車の暴走もですが、、自分でスクープの現場を作ろうとするのは超危険!高級住宅地の発砲事件では銃撃戦などもあり、緊張感ある衝撃的なシーンになってました。
 人道的にどうかと思うところはありましたが、やはりこの映画の見どころは社会からはじき出されたコソ泥のルイスがどのようにして成りあがっていくのかというところだと思います。彼が成功する背景も興味深かったです。このポスター、すごくセンスいい! 
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ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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