海にかかる霧

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キム・ソンボ監督

キム・ユンソク
パク・ユチョン
ムン・ソングン
キム・サンホ
イ・ヒジュン
ハン・イェリ

 漁船チョンジン号のカン船長(キム・ユンソク)は不漁のため故障した船の修理代も出せずにいた。金策に悩んだ末、中国からの密輸業を請け負っているヨ社長から、朝鮮族の密航を引き受ける。


 ポン・ジュノ監督が製作だし、なんかただならぬ雰囲気を感じて注目しておりました(^◇^)遅い時間になって、諦めてたのですが、またいい感じに変更になって観ることができたのでよかったです。とても面白かった!好きなタイプの韓国映画でした^^
 「船を守れ!」という映画です(?)追い詰められた人間って恐い(^_^;)実話に基づいていたと後で知ってびっくり@@
 最初に出演者たちの挨拶があって、「楽しんでくださいね~」みたいな感じで明るかったけど、映画はぜんぜん明るくなかったです(笑)暗い海に浮かぶ古びた漁船の重苦しい雰囲気が素晴らしかった。雷雨と霧がさらに不穏な空気を演出してましたね。エグいシーンもあったけど、それほど直接見せてないのでまだ優しい方だと思います。想像するとものすごいですが(^_^;)
 チョンジン号、オンボロ船なのに修理もしてもらえなくて廃船の危機になってしまいます。船長がお金を得るために手をだしてしまったのは、超ヤバイ仕事でした(>_<)
 最初はふだんの船員たちの様子をユーモラスに描いていましたが、朝鮮族の人たちが船に乗り込むところからずっと緊張感が途切れませんでした。大人数をかくすのは大変で朝鮮族と船員たちもピリピリした空気に。さらに思いもよらない事態が発生して追い詰められていきます。
 船長役のキム・ユンソクがすごかったですね~イメージがどんどん変わってきて船を絶対守るんだという決意というか殺気すら感じました。どこかで見たことあるって思ったら「チェイサー」の人でしたね。冷静に狂っていく感じ(^_^;)
 精神に異常をきたす人、腹をくくって非情に徹する人など、船員たちの行動、心理描写も興味深かったです。ドンシク(パク・ユチョン)とホンメ(ハン・イェリ)若い二人の関係がどうなっていくのかも気になります。純朴でちょっとのんびりした感じだったドンシクがどんどんたくましく強くなってましたね。ホンメを絶対守るっていうドンシクに胸キュン。息苦しくてどんよりの中で、彼の頑張りが救いにもなっていました。パク・ユチョンって元東方神起だったんですね@@ぜんぜんわかんなかった。短髪だとずいぶんイメージが違いますね。
 終盤はアクションもあり、スリルがあって目が離せません。船長はちょっと可哀そうな気がしましたね。含みをもたせたラストシーンもよかったです。俳優さんたちの安定の演技力が素晴らしかったです。
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あと1センチの恋

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クリスチャン・ディッター監督

リリー・コリンズ
サム・クラフリン
クリスチャン・クック
ジェイミー・ウィンストン

 ロージー(リリー・コリンズ)とアレックス(サム・クラフリン)は6歳からの幼なじみで、夢、恋の話、なんでも共有してきた親友。二人の夢はこの小さな田舎町を離れ、アメリカのボストンにある大学に行くことだった。しかしロージーは行くことができなくなり、二人は別々の人生を歩むことになる。


 あまりラブストーリー観ないんだけど、たまに呼ばれる作品があるんですよね(笑)好き同士なのに(ここが重要)なかなか結ばれない「すれ違い」大好きです^^
 太まゆのリリー・コリンズがとってもキュート!映画を観たらみんな彼女が好きになっちゃうと思います。小学生の頃、太まゆと言われてまゆ毛コンプレックスだったんで、当時もこんなかわいい女優さんがいたらなあって思いました(笑)相手役のサム・クラフリン、ちょっとジム・キャリー入ってて微妙。でも親しみやすい感じでよかったです。「パイレーツ~/生命の泉」で人魚と恋に落ちる宣教師の青年だったんですね。こんな感じだったっけ?
 相手の気持ちがわからなくて、相手を失いたくないから好きって言えない二人。夢の話からけっこうきわどい話までできちゃうほどすごく仲がいいんですよね。だからこそ関係が壊れることを恐れてるんだと思います。
 単純なお話かと思ったらけっこう色々なことが起こるのです。タイミングが悪いの。一方が近づくと相手に恋人ができていたりとかね。12年間すれ違うのでまどろっこしいって思うかもしれないけど、私はその切なさに胸がキュンとなるのが好きです(笑)
 いきなりロージーにとってハードな展開になるんだけど、すんなり受け入れる両親にびっくり@@宗教的なことがあるのでしょうが、私ならパニくるし、同じような決断はできないかも。
 ロージーのタフでポジティブなところがよかったですね。くるくる変わる表情がほんとに可愛い^^両親や友達など彼女を支える人たちがみなあったかくて、すごくイヤな人もでてこない。夢を後押ししてくれるパパさんが、すごく優しくて素敵でした。相談に乗ったりアドバイスしたりする親友の存在も重要ですね。赤い髪の女の子、サバサバしてていいキャラでした^^
 けっこう笑えて明るく描いているけど、切ないポイントはしっかり押さえているところがよかったです。楽しくてかわいくて心温まる映画でした^^たまにはラブストーリーもいいですね。若い女の子が観たらもっとキュンキュンするんじゃないかな~娘にも薦めてみよっ(笑) 

もういいら

徳川家康没後400年記念「戦意喪失スーパーヨロイ展」開催!

 駿府城跡のすぐ近くで開催されているしりあがり寿さんをはじめとするアーティストの方々による「戦意喪失スーパーヨロイ展」に、帰省した娘と行ってきました♪といっても近所近所、自転車で10分くらいのとこ(笑)
 相手の戦意を喪失してしまう戦わずして勝つ鎧というタイトルが平和的でよいですね!作品はタイトルにふさわしい現れたら必ず戦意を喪失させるであろう素晴らしい鎧でした(^◇^)

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前は「まだまだやるら」だったのぼりが「もういいら」になってる。

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しりあがりさんのイラスト入りのポスター、今回もGET^^

さて、鎧をいくつかご紹介。

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「軍師半裸姫」パラダイス山元さん(マン盆栽?園芸家)作
息子がプラモ好きなので一番先に目についた鎧。一応軍事系のプラモというところがミソですね。遠目には防御力がありそうに見えるけど近づくと箱とわかり一気に戦意喪失(笑)

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「風貧裸弱ノ甲冑」安齋肇さん(イラストレーター・アートディレクター)作
ゆるキャラ的。もはや武将とは認識しないかも(笑)

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「赤絲桃胴乳脅し」でたーっ!しりあがり寿さん(漫画家)作
これは・・・まちがいなく・・・一瞬で戦意喪失!ていうか現れたら退散する(笑)

 この企画は「工作展」といって「宿題と工作」をテーマに開催している展覧会で、今回2回目だそうです。それぞれの作品にゲストの先生の講評もあり、コメントがとっても面白かったです。開催していた「静岡市クリエーター支援センター」は若手クリエーターの育成やサポート、発表の機会を提供するところです。以前行った時もシュールな作品が展示してありました。しりあがりさんの作品も引き続き展示されてるし、これからも注目していきたいと思います^^

バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

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アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ監督

マイケル・キートン
エドワード・ノートン
エマ・ストーン
ナオミ・ワッツ
ザック・ガリフィアナキス
アンドレア・ライズボロー

 かつては映画「バードマン」でスーパーヒーローを演じていたリーガン(マイケル・キートン)は、それ以降ヒットに恵まれず60代になっていた。アーティストとしての存在意義を見出そうトブロードウェイ進出という無謀な決断をする。プレビュー公演がせまる中、一人の俳優がケガで降板し、代役としてブロードウェイで活躍するマイク(エドワード・ノートン)が選ばれる。


 「博士の~」を連想する長いネーミング(^_^;)アカデミー賞作品賞ですね。なのに地元のシネコンで上映なしって、なにやってんだー(>_<)でも最近頑張ってる昔からある映画館でしっかり上映してくれました(^-^)
 実際のマイケル・キートンとかぶると話題になってたけど、「バードマン」ってタイトルからして確信犯的。ジョージの名前がでてくるところはウケた(笑)バートン監督の「バットマン」「バットマン・リターンズ」が大好きなので、感慨深いものがあります。ほとんどワンカットのような映像はすごかったですね@@でもこれずっと気が抜けなくてけっこう疲れました。ドラムのBGMがおしゃれ!
 前半と後半で雰囲気が違ってて、前半は俳優交代などのドタバタが面白かった。リーガンが鳥の声を聞いたりする幻想的なシーンもユーモラスに感じました。自由すぎるマイクがとにかくおかしくて、ノートンってこんな感じの人でしたっけ?@@振り切った演技が素晴らしかったです(笑)リーガンとマイクのバトルが最高!(^◇^)リーガンの娘サムを演じたエマ・ストーンは元薬中という役どころだけに今までとは違った不健康そうなイメージになっててビックリ@@
 後半はリーガンが精神的に追い詰められていきましたね。パ❍ツも笑えないし(・_・)でもどんどん研ぎ澄まされていく感じもあって舞台の最後の演技はカッコよかったです。リーガンが批評家のおばさんに色々言われていたけど、マイクがびしっと言ったのは気持ちよかった。家族に色々あったと思うけどサムがリーマンに浴びせた言葉、あれはキツかったですね(>_<)、エマの長セリフ、すごい迫力でした。
 リーガンたち俳優が抱えているものなど意地悪なほどリアルに描かれている現実、一方幻想では超人的なパワーを持っていて、それらのバランスがよかったと思います。映像とか音楽とか色々注目するところはあるし、ユーモアある演出とキートンのキャラのせいか(ビートルジュースを演じたひとなので)思ったより痛さを感じない、いい感じに哀愁漂う面白い映画でした^^キートンはアカデミー賞受賞して欲しかったな。脇を固める俳優たちもみんなよかったです。
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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