渇き。

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中島哲也監督

役所広司
小松菜奈
妻夫木聡
中谷美紀
オダギリジョー
黒沢あすか
清水尋也
橋本愛
二階堂ふみ

 妻の不倫相手に暴行を加え、仕事も家庭も失った元刑事の藤島(役所広司)は、別れた元妻桐子(黒沢あすか)から娘の加奈子(小松菜奈)が失踪したことを知らされ、行方を追う。娘の交友関係をたどるうちに、これまで知らなかった人物像が次々と浮かび上がってくる。


 邦画が続いていますね、しかもハードなやつ(^_^;)「告白」がとっても面白かった中島監督作品、感想も賛否両論あってさらに興味がわきました。と~っても濃ゆい映画で息抜きできなくてひじょうに疲れました~ぐったり。役所さんがミンシクみたいになってました@@彼がいれば日本映画ももうだいじょうぶ!(?)
 誰にも共感できないし、暴力描写にも特に感じることがない。だからエンターテインメントとして観れたので面白かったです。ただイジメの描写だけはイヤな気持ちになりました><アニメーション、ハイテンションのパーティーシーンの演出が不穏な空気を醸し出していました。
 イメージ通りの人もいれば意外だったり、脇を固める個性派俳優たちにも注目です。友人役の二階堂ふみちゃんと橋本愛ちゃんはしっかりキャラをものにしていて存在感がありましたね。藤島の後輩刑事浅井がいつもへらへらして気持ち悪くて、好感度俳優(私の中で)の妻夫木くんが演じたことがすごく新鮮でした。
 加奈子の交友関係をたどっていくと、どんどん出てくるあやしい人たち(汗)しかし藤島は彼らにひるむことはありません。一方、加奈子と同級生のボク(清水尋也)が関わった過去の話も描かれていて、だんだん加奈子の正体が見えてきます。影の大番長レベルではないですね(「愛と誠」TV版、思い出しました)まさにモンスターですよ。小松菜奈さん、清楚でお嬢様的な雰囲気でかわいいですね。みんなが夢中になるのもうなずけます。しかし、時折見せる不敵な笑みが恐い。彼女ハマリ役でしたね。
 カーアクションがとてもよかった!車をドンってぶつけるとこ、お気に入りです^^終盤、ここで存在感あらわすかっ!っという予想外の展開でびっくり@@クライマックスの対決シーンはハードで見応えがありました。でもみんなタフすぎじゃない(笑)
 役所さん、素晴らしかったですねっ!ギラギラしてあつくるしいハードボイルド元刑事。そのスタイルは最後までブレることがなかったのがよかった。たとえ雪の中でもあつくるしい(笑)先日、役所さんの「蜩ノ記」のCM見たのですが、ぜんぜん雰囲気が違っててびっくり@@すごい俳優さんですねっ。 
 殺人、暴力描写多し。楽しい映画じゃないし、少女のしわざということで不快に感じる部分もあると思います。エンターテインメントとして観れるかどうかで、感じ方が変わるような気がします。
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凶悪

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白石和彌監督

山田孝之
ピエール瀧
リリー・フランキー
池脇千鶴
白石和子
善行実子
小林且弥
斎藤悠
松岡依都子
ジジ・ぶぅ

 スクープ雑誌「明潮24」に東京拘置所に収監中の死刑囚須藤(ピエール瀧)から手紙が届く。面会に行った藤井(山田孝之)は須藤から警察も知らない3件の殺人事件とその首謀者である「先生」と呼ばれる男木村(リリー・フランキー)の存在を聞かされる。須藤は事件のことを記事にしてほしいと言う。


  死刑囚の告白によって一人の記者が闇に葬られようとしていた殺人事件を暴き、犯人逮捕へと導いたという実話です。
 ピエールさんは地元出身ということで「しょんないTV」というローカル番組でばかばかしいことをやっていたり、気のいいおやじのイメージでしたが、もう~恐すぎました(汗)地元の人は観ない方がいいです(^_^;)よくよく見ると悪人顔だし、モロ暴力団組長って感じ。やさしそうなイメージのリリーさんも狡猾で非情な殺人鬼に変身。この二人の凶悪ぶりにはびっくりしたし、すごいと思いましたよ@@
 藤井が須藤の話を聞いて独自に調べていく様子と木村たちの犯行を並行して描いていきます。藤井が窓を覗くと当時のおぞましい光景に切り替わるという演出が素晴らしかった!二人が対峙する刑務所の面会室のシーンのやりとりも見どころだと思います。
 ちょっと疑問に思ったんですけど、面会室で記録している人がいるじゃないですか、須藤のびっくり告白って当然警察も知るわけだし、何かアクションを起こさなかったのかな?
  須藤にぶっこまれた(殺された;)相手は何人かいるわけで、その手口が目をそむけたくなるくらいひどいんです。借金まみれの電気設備の経営者牛場(ジジ・ぶぅ)に関してはもう可哀そうで可哀そうで><繰り返される拷問のような光景が「~熱帯魚」よりも耐え難かったです(汗)ジジ・ぶぅさんのやられぶりがリアルすぎる(T_T)
 藤井が事件について取材していくところは見応えがありました。藤井が事件にのめり込んでいくのと同じようにどんどん引き込まれていきます。山田君ってほんとに幅広い役ができる俳優さんですね~藤井は感情をあまり表に出さず寡黙だけど記事にするんだという強い思いは伝わってきました。山田君の髭がだんだん濃くなっていくのも事件に没頭していることの表れのような気がしました。
 藤井の認知症の母親と妻の問題には考えさせらました。妻の言い分、もうちょっと優しさがあってもいいじゃないかなって思いましたが、その立場になってみないとわからない辛さがあるのでしょうね。池脇千鶴さん、疲弊した妻の演技が素晴らしかったです。
 須藤の真意はともかく木村の存在を教えたことはよかったと思います。この事件が闇に葬られていたらほんとに恐ろしいことです。同時に、明らかになってない凶悪犯罪ってまだあるのかも知れないと思わずにはいられませんでした。  
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ポルカ

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