ビザンチウム

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ニール・ジョーダン監督

ジャマ・アータートン
シアーシャ・ローナン
サム・ライリー
ジョニー・リー・ミラー
ダニエル・メイズ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

 ヴァンパイアの少女エレノア(シアシャ・ローナン)はたったひとりの肉親であるクララ(ジャマ・アータートン)とともに見知らぬ街を移り住みながら生きていた。二人は辿り着いた海辺の保養地に建つゲストハウス、ビザンチウムに住む。エレノアは難病の青年フランク(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)と出会い、恋に落ちる。その頃エレノアとクララを追う者の魔の手が迫っていた。


 大好きなニール・ジョーダン監督のヴァンパイア映画ということで、楽しみにしてました~公開初日に観賞^^
 ヴァンパイアのクララとエレノア姉妹のような二人の姿を、過去の出来事を絡めながら描いています。冒頭のエレノアが決して語れない自身の物語を書いては捨てるシーン、自らの運命を憂いているような悲しげな表情が印象的でした。クララはパワフルでしたたか。売春婦をしながらエレノアを養っています。
 二人は捕食(汗)の仕方も対照的。エレノアが狙うのは余命わずかな人たちで、お伺いをたててから(!)その行為もとても静かに行われるところはちょっと今までのヴァンパイアとは違ってた。一方クララはまさに襲いかかると言う感じで残酷。首ごと~ひょえ~(・_・;)
 エレノアと偶然出会ったフランク、徐々に惹かれあっていく二人の切ないラブストーリーでもありました。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは息子監督(クローネンバーグ)の怪しげな映画に出ていた青年ですね。色白で退廃的な雰囲気は、彼の方がヴァンパイアっぽかった(^_^;)
 クララの過去の物語は切なかったですね。今回ヴァンパイアになるには、血を吸われるとかじゃなく、めずらしい方法でした(!?)「同盟」というよくわからんヴァンパイア集団(?)が執拗に二人を追いかけます。彼らからエレノアを必死に守るために立ち向かうクララの姿には深い愛情を感じました。
 ジェマ・アータートンがすごかった!「アリス・クリードの失踪」でもキョーレツなイメージを残した彼女、この作品でも全力疾走、残酷シーン(汗)などの体当たり演技は素晴らしかったです。売春婦姿はセクシーというよりエロティックという言葉がピッタリ@@シアーシャ・ローナンちゃん、大人っぽくなりましたね~美しい永遠の16歳。エレノアの弾くピアノの音色が美しくて切なかった。
 海辺の街が舞台のヴァンパイア映画ってめずらしい気がする。でも冬の海のもの悲しさが物語のイメージに合っていてよかったと思います。映像も美しかったです。海に浮かぶ孤島って、あそこはいったいなんなんだ~やっぱりよくわからん(@_@;)
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黒い家

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森田芳光監督

内野聖陽
大竹しのぶ
西村雅彦
田中美里
石橋蓮司
小林薫

 金沢にある昭和生命保険に勤める若槻(内野聖陽)は菰田重徳(西村雅彦)という契約者から呼び出しを受ける。菰田の家に行ってみると重徳の継子の和也の首つり死体を発見する。


 第4回ホラー大賞を受賞した貴志祐介さんの小説が原作です。小説は未見。森田監督の「39刑法第三十九条」がひじょうに面白い社会派サスペンスだったので、同じようなイメージの作品かと思ったら・・・こちらはホラーコメディですか?(^_^;)
 物語は保険金詐欺夫婦に関わって(取りつかれて汗)しまった真面目な保険会社社員の悲劇が描かれています。お話自体はすごく恐いのですが、演出がコミカルなんですよ。役者さんたちの演技もコミカル。不思議な雰囲気の映画でした。
 死体を発見した出来事が若槻の悲劇の始まりでした。幸子がかけてきた保険の問い合わせ電話や、首つり自殺を若槻に見せるために誘導してるような、重徳のわざとらしい行動など、この夫婦は怪しいとしか思えません。
 重徳、見るからにあぶなそ~で笑っちゃう。西村さんは、「もしも今泉くん(古畑任三郎)が保険金詐欺だったら~」みたいになってました(笑)そして幸子、感情がまったくないんですよ。大竹さんの独特のしゃべり方がすごく不気味に感じました。
 「保険金はまだなのか~」って(^_^;)、毎日のように会社に訪れる重徳に疑惑を持った若槻は、独自に調査を始めます。彼らは保険金を得るためには手段を選ばない、とんでもないサコパス夫婦でした~~@@心理学教授の二人のプロファイリングが興味深かったです。
 さらに夫婦から新たな保険金の請求がなされ(汗)、会社はめんどくさい契約者に半ば脅すように話をつける「潰し屋」三善(小林薫)を送り込みます。しかし幸子は脅しには動じず、返り打ちにあってしまいます(汗)
 後半は幸子のモンスターぶりに目が離せませんよ~すごいです@@若槻は幸子の常軌を逸した嫌がらせに遭い、さらにはの恋人の恵(田中美里)にも魔の手が。若槻が菰田の家に忍び込むところは、鬼婆(幸子)がいつ帰ってくるかわからいのでドキドキでした。この家の怪しい雰囲気は素晴らしかった。
 ラストのクライマックス(!)若槻と幸子の対決シーンがすごかったですね~@@幸子のターミネーターのようなしぶとさは、恐いのを通り越して可笑しくなってきた(^_^;)
 ズバリ!見どころは大竹しのぶさんの怪演です。日本映画恐い女ランキングがあったら絶対上位に食い込むと思う。改めてすごい女優さんだなって思いましたよ。散々な目にあう、ちょっと気の弱そうな若槻を演じた内野さんはイメージと違ってて新鮮でした。
 保険金殺人という重たいテーマでのコミカルな演出に、自分的にハマらない部分はありましたが、お話はとても面白いので、かなり恐いと言われている原作も読んでみたいです。韓国版も気になります。

ローン・レンジャー

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ゴア・ヴァービンスキー監督

ジョニー・デップ
アーミー・ハマー
トム・ウィルキンソン
ウィリアム・フィクトナー
バリー・ペッパー
ルース・ウィルソン
ヘレナ・ボナム=カーター

 少年時代のある事件のせいで復讐に燃える悪霊ハンタートント(ジョニー・デップ)は、同じく兄の復讐相手を探す検事のジョン(アーミー・ハマー)と手を組むことにする。法の執行を求めるジョンと手段を選ばないトントはまったくかみ合わない。しかしマスクをつけ、ローン・レンジャーとなったジョンはトントと共に、巨悪な敵に立ち向かう。


 やっと観れたー!めっちゃ楽しい150分。映画館があるショッピングセンターの会員割引で1000円で観たのが申し訳ない気持ちになりました。
 テレビドラマで日本でも放送していましたが、見たことはありませんでした。馬的なものにまたがった時、つい叫んでしまう「ハイヨー、シルバー」とか「インディアン嘘つかない」など聞き覚えのあるフレーズはこの作品からきていたんですね~知らなかった@@
 物語は年老いたトントが偶然出会った少年に過去を語っていくというかたちで進んでいきます。「フォレスト・ガンプ」みたいな感じですね。そして私の大好きな復讐の話でした♪
 最初の列車のシーンからスピーディーな展開にワクワク~♪ジョニー(トント)の登場もユニーク(笑)一瞬にして今回も三枚目キャラだと悟る(^_^;)堅物検事のジョンと自由なトント、正反対のコンビのかみ合わないところが面白くて見どころだと思います(笑)
 大陸横断鉄道に絡む思惑、少年時代のトントの辛い出来事など(けっこう切ない)それぞれが関わりを持って描かれるストーリーもよかったです。無法者のブッチ、極悪でしたね~しかも悪運が強い。苦手な心臓グワシ(!)はヒエ~でした><ウィリアム・フィクトナーってほんとはイケメンのような感じが・・・
 ジョニー、船長も変わり者でしたが(笑)トントもユニークでしたね~とにかくマイペース。でも頼りになるんですよね~身体能力はかなり高いです。都合が悪くなると頭のカラスに餌をやる(!?)表情や行動で確実に笑わせる。誰かに似てるって思ったら・・・チャップリンの動きに似てるって思いましたよ。今回はさすがにないと思ってたジョニーのイケメンショットですが、地中に埋められた(!)トントの拗ねた表情が可愛かった^^
 悪人にはあくまでも法の執行をと思っているジョンですが、そうも言ってられない状況に・・・トントのペースに巻き込まれて(?)どんどん逞しくなっていくジョン、アーミー・ハマーが誠実なイメージで時にユーモラスに演じていてよかったと思います。そして忘れてならないのが白馬シルバー(最初は名前がない)です。いい味だしてましたね~素晴らしい演技力!死者を蘇らせるトントとのシーンは可笑しかった(^o^)歓楽街の女主人レッド(ヘレナ・ボナム=カーター)の仕込み銃(足ね)は芸術的でした@@
 終盤はアクションの見せ場だらけです。ドキドキの暴走列車、迫力の爆破、とにかくやることが派手。「ウィリアム・テル序曲」がかかるとテンションアップ↑ラストも好感が持てました。おじいちゃんトントが現代に対応しているのも洒落た演出でしたね。大満足できる娯楽映画だと思います^^
 普段から一人映画は最高、とか言ってますが「パシフィック・リム」の時もそうだったんだけど、楽しいアクション映画ってやっぱり隣の人と顔を見合わせて笑うとか、そういうのしたいんだなって、一人は寂しいって思いましたよ><  
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ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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