ジャッジ・ドレッド

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ピート・トラビス監督

カール・アーバン
オリヴィア・サルビー
レナ・ヘディ

 近未来、核戦争後のアメリカ。東海岸一帯にメガシティ・ワンという暗黒都市だけが残っていた。この犯罪多発地帯で唯一治安を守るのは、警察と司法の機能を融合させた裁判所であり、そこに所属する「ジャッジ」と呼ばれるエリート司法官たちだった。中でも恐れられているジャッジのトップ、ドレッド(カール・アーバン)は新米ジャッジのアンダーソン(オリヴィア・サルビー)とともに悪の一派が支配する高層ビルピーチ・ツリーに乗り込む。


 イギリスのコミックヒーロー、以前スタローン主役で映画化されています(未見)。今回はカール・アーバン、ただしヘルメットを一度もとらないので、鼻と口元しか見えません><
 面白かったーーー!とてつもなく硬派のヒーローは「ロボコップ」を初めて見た時の感動を思い出しました。オープニングのバイクを疾走るるシーンからもうカッコよくて画面にくぎ付けでした。犯人確保、その場で躊躇なく刑の執行!すご~い@@
 ドレッドは上司から適正テストを頼まれた新人ジャッジで特殊能力があるアンダーソンとともに犯罪現場のピーチ・ツリーに乗り込みます。アンダーソンにヘルメットはどうした?って聞いてた。え、彼女もそのヘルメットを~!?と思ったら能力が鈍るということでなしということに。かわいいお顔がかくれなくてよかった(笑)
 悪人だらけの高層ビルに乗り込み上を目指しながら戦うというのは「ザ・レイド」を思い出す。「ザ・レイド」はナイフなどの格闘でしたが、こちらは銃での戦いが主でした。ピーチ・ツリーのラス・ボスはレナ・ヘディ演じるママです。顔に傷まで作り極悪非道なリーダーになりきったところは素晴らしい!美人の名残はありましたけどね(笑)
 「私が法だ!」「裁きの時だ!」痺れる~~!ドレッドの知恵と高い戦闘能力を武器に敵を倒していくところが見どころだと思います。アンダーソンも相手の心を透視できる能力を生かして活躍しています。相手のいやらしい妄想まで透視しちゃうのが難点(^_^;)ベテランと新人のコンビって色々あるけど、この二人はすごくよかった。
 アクションシーンの演出も凝っていて、銃弾が刺さるシーンなどで(汗)スローモーションを多用しているところが特徴的でした。ママが3台のガトリング銃で一斉に発砲するところはまさに銃弾が嵐のような迫力で圧巻@@
 終盤で何人かのジャッジが出てきて、誰がドレッドかわからなくなって混乱><そうだ名札、名札~と冷静な対応ができてよかった(笑)ちなみに女性も一人いて、メットかぶったらアンダーソンもこんな感じになるのね~(^_^;)ドレッド絶体絶命の場面とママとの最終決戦の時は憎い演出でしたね~^^
 カール・アーバン、口元しか見えなかったけど、そこ凄く重要なんですよね~への字に結んだ口から逞しさとか怒りとかを感じられるんです。渋い声も素敵でした^^アンダーソン役のオリヴィア・サルビーはいかにもアクション女優な感じじゃなくアイドル的な守ってあげたいかわいさがあり、とてもよかったです。
 こちらでも上映がなかったし、ヴィジュアルも地味目なのでスルーしがちですが、アクション好きなら押さえておきたい映画だと思います。またこのコンビでの続編を強く希望!♪ 
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ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮

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ニコライ・アーセル監督

マッツ・ミケルセン
アリシア・ヴィキャンデル
ミケル・ポー・フォルスガード
トリーネ・ディアホルム
デヴィッド・デンシック

 デンマーク、絶対王政末期の18世紀後半。野心家のドイツ人医師ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセ(マッツ・ミケルセン)は精神を病んだデンマーク・国王クリスチャン7世(ミケル・ポー・フォルスガード)の侍医となる。ストルーエンセは王の唯一の理解者であり親友となるが、国王の言動を操り数々の改革に乗り出していく。そんな中、孤独な王妃カロリーネ(アリシア・ヴィキャンデル)も彼に惹かれ、二人は禁断の恋に落ちていく。


 今年推していくことに決めた(笑)北欧(デンマーク)の至宝(これ気に入ってる)マッツ主演の歴史映画。アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品です。ん~この邦題、愛も欲望もあるけども・・・なんかチープな感じがする。「ロイヤル・アフェア」だけでもよかったのでは?デンマーク王室の実話ですが、スキャンダルでは片付けられない深いドラマがありました。
 英国から希望を持って嫁いできたカロリーネ・マティルデ王妃でしたが、精神を病んでいる夫のクリスチャン7世は奇行を繰り返すばかり。唯一の話し相手の世話係もやめさせられ孤独になってしまいます。
 王の旅先で気に入られたストルーエンセは侍医となり、王の支えになっていきます。ストルーエンセは王に時に大胆な遊びをさせたり、なだめたり、温かい眼差しで見守っていましたね。ストルーエンセの優しい笑顔が素敵^^
 王の愛を得られず孤独の王妃と彼女の前に現れた魅力的な侍医、二人が恋に落ちるのは自然の流れだと思いますね。舞踏会で踊る二人、ドキドキしましたね~美しい自然の中、馬に乗って並んで走るシーンがよかったです。
 啓蒙思想を信奉し野心に燃えるストルーエンセは、自らの考えを王の言葉で語らせ、改革を試みようとします。彼が政治に関わり、次第に権力を持っていくところが見どころだと思います。実質的に王を操る立場になったストルーエンセは、以前とは違う傲慢な表情に変わっていきましたね。最後の方では王はもはや蚊帳の外でした。
 強引に改革を進めようとするストルーエンセに対する保守派の貴族たちの不満が爆発、スキャンダルは彼らにとって格好のネタ。二人は窮地陥ります。
 マッツは高貴な顔立ちだから(!)歴史ものが似合うね~野心家で情熱的な医師を魅力的に演じていました。カロリーネ役のアリシア・ヴィキャンデルも可愛かった。親子ほどの年の差なのに二人の相性はピッタリでロマンチックな雰囲気に浸れました^^
 そしてエキセントリックな王さまですが、存在感では負けてなかったですね。最後までストルーエンセを慕う姿には、胸打たれました。
 豪華な宮殿の中で繰り広げられるロマンスと陰謀のドラマに引きつけられ、楽しめました。映像もとても美しかったです。ラストのマッツの涙に・・・バタッ(?笑)

ブロンソン

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ニコラス・ウィンディング・レフン監督

トム・ハーディ
マット・キング
ジェームズ・ランス
アマンダ・バートン
ケリー・アダムス

 マイケル・ピーターソン(トム・ハーディ)は郵便局を襲って懲役7年の刑を宣告される。収監されたマイケルはひたすら反抗的な態度で意味不明の暴力を繰り返し、刑務所をたらい回しにされる。その間の服役期間は26年にも及ぶ。出所したマイケルはかつての刑務所仲間でナイトクラブのオーナー、ポール(マット・キング)と再会する。アンダーグラウンドのボクサーとなり、リング名である「チャールズ・ブロンソン」を名乗るようになる。


 レフン監督の男の映画2つ目~♪実話に基づいた映画です。本人のマイケルは、なんと刑務所生活34年で今も服役中だそうです。すごい人がいるもんだ~@@
 道化師の格好をしたマイケルが観客に向けて半生を語るというかたち(たぶん妄想)で物語が進んでいきます。収監されたマイケルは理由もなく看守にいきなり殴りかかり、体中に湧き上がる暴力の欲求を抑えきれない感じです。
 手に負えず色んな刑務所に送られるんだけど、どこでもあばれまくります。医療刑務所に送られた時は薬物投与などでさすがにおとなしくなってましたね(^_^;)医療刑務所内の風景がシュール@@
 出所したマイケルはアンダーグラウンドのボクサーとなります。思う存分人を殴れるボクサーはまさに彼にピッタリ!その後リング名である「チャールズ・ブロンソン」を名乗ることになります。ボクサーを紹介したムショ仲間のポールが異様な存在感を放ってましたね~ポールがマイケルにお茶を勧めるシーンがツボでした(笑)しかし出所後69日で、またもや刑務所に舞い戻ることに・・・もうここまでくると刑務所は我が家って感じですね(^_^;)
 マイケルは意外なことに美術教師ダニエルソン(ジャームズ・ランス)も認める絵の才能があったのです。しかしダニエルソンの指導を受けるわけもなく、なんとダニエルソンを人質に立てこもってしまいます。そしておきまりの刑務官と殴り合ったのち拘束><
 トム・ハーディ、間違いなくイケメンなのに、ヒゲでこんなにも雰囲気が変わるなんてびっくり@@殴りまくりキレまくりの体当たり演技は、ほんとに素晴らしかったです!時にユーモラスだったり、彼の表情の豊かさも見どころだと思います^^
 感情移入できるわけないし、深いテーマもなさそうだけどアブノーマルな主人公の人生ってやっぱり興味ある。映画の中のように、マイケルの舞台を見ている観客のような気持ちで楽しく観賞できました^^レフン監督、「ドライヴ」の後半のヴァイオレンスな展開にびっくりだったけど、こっちが本領発揮だったのね~新作も楽しみです♪ 
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ポルカ

Author:ポルカ
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