最強のふたり

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エリック・トレダノ監督

フランソワ・クリュゼ
オマール・シー

 スラム街出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は、パリの邸に住み首から下がマヒした大富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ)の介護の面接を受ける。ドリスは失業手当の為、面接の証明書をもらうことが目的で、働く気はなかった。しかし異彩を放つドリスに興味を持ったフィリップは彼を採用する。

 
 全国的に大ヒットしていますね。こちらのミニシアターでもまだ上映されています。思っていた以上に笑える楽しい映画でした。
 意外な場面から始まるオープニングがよかったです。アース・ウィンド&ファイアーの曲にノリノリ~♪無茶すぎる運転にハラハラし、絶妙なコンビネーションの二人にこれから始まる物語が楽しみになりました^^
 この正反対の二人の出会いは、今までできなかった経験と温かい絆をもたらしましたね。わりとすぐにお互いに好意を持ち、意気投合したように見えた二人、この出会いこそが素晴らしいことなのだと思いました。
 ドリスはとにかくマイペース、フィリップに気を使うこともなく言いたい放題で、障害をもジョークのネタにしてしまいます(^_^;)それでも見かけどおりの腕力で、フィリップをひょいっと抱えあげたり文句をいいながらも先輩の指導の元、仕事をこなしていきます。
 今までの介護者とはあきらかに変わっているドリスをフィリップの家の人たちがわりとすんなり受け入れたところがよかったと思います。先輩看護士の女性がいい味だしてましたね~ドリスとの絡みも面白かったです。もう一人の秘書(?)の女性はモーションをかけるドリスの受け流しが絶妙(笑)フィリップの娘への対応もドリスらしかったですね、彼氏はちょっとかわいそうだったけど(笑)
 スポーツカーを飛ばしたり、出張マッサージを呼んじゃったり、完全にドリスのペースに巻き込まれるフィリップがとっても生き生きしていて、二人を見ていると自然に笑顔になります^^ドリスを演じたオマール・シーの底抜けに明るいキャラはとても好感が持てました。オマール・シーもフランソワ・クリュゼも笑顔がとっても素敵^^
 フィリップの誕生パーティーのシーンがとても好きです。二人の音楽の趣味の違いをユーモラスに描き、楽しかったです♪ドリスの踊りがめちゃくちゃカッコよかった!@@フィリップと文通相手の女性とのことも、ドリスのプッシュがフィリップに自信を与えたんだと思います。
 いつの間にか介護というイメージが消えていました。ただ純粋に二人の友情の物語に温かい気持ちになりました^^最後に実際の二人の姿が映し出された時は、自然に涙が出ました。 
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ピザボーイ 史上最凶のご注文

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ルーベン・フライシャー監督

ジェシー・アイゼンバーグ
アジズ・アンサリ
ダニー・マクブライド
ニック・スウォードソン
ニック・ペーニャ
フレッド・ウォード

 ピザの配達をしているニック(ジェシー・アイゼンバーグ)は、30分という配達時間を守れないダメ店員。いつもインド人の親友チェット(アジズ・アンサリ)とつるんで、怠惰な生活を送っていた。
 ある日ニックが配達に行くと、猿のかぶりものの二人の男があらわれ拉致されてしまう。そして爆弾チョッキを着せられ銀行強盗を強要される。ニックはチェットに助けを求めるが・・・


 観た後にわかったのですが、「ゾンビランド」の監督さんでした。ジェシーくんと再タッグですね^^
 最初から下ネタ満載で、この映画だいじょぶか~@@っと思いましたが、これがなかなか面白かったのです♪とにかくニックとチェットの悪友コンビが最高!(笑)しかし下ネタは最後までぶれることなく、特にドウェイン(ダニー・マクブライド)とトラヴィス(ニック・スウォードソン)のおバカコンビが登場してからは加速(^_^;)
 30分以内にピザを届けなければ代金がタダになっちゃうので猛スピードで車をとばすニック。これかなり危険だと思うんだけど(汗)一方、チェットは小学校の先生をしています。ニックとチェットの告白合戦は笑えます。お互いにどんどんダメージをくらい、ついには大ゲンカに(笑)チェットの双子の妹はかわいかったですね。
 ニックはただピザを配達に行っただけなのに、ドウェインとトラヴィスの代理銀行強盗計画に巻き込まれてしまいます。この二人、お金が欲しいから誰かに強盗してもらおうって、なんて迷惑な。日サロへのこだわりもなんじゃそれ?って感じ(^_^;)元少佐のパパさんのキャラがツボでした(笑)
 ピンチになったニックが頼れるのはやはりチェットだけ。言いたいこと言って悪態ついてもニックを見捨てないインド人のチェットがいいですね~アジズ・アンサリ、しゃべり方、リアクションがほんとに面白い(笑)
 ジェシーくん、追い詰められた状況をコミカルに演じていて素晴らしかったです。キャップも似合ってました^^車調達&銀行強盗のシーンでは、迷コンビぶりが可笑しくて、こんなに緊張感のない強盗は初めてでした(爆)車がフェアレディーだったのが嬉しかったな^^
 お金をめぐり殺し屋が登場する終盤はしっかり犯罪映画の展開になっていてハラハラする場面もあり、楽しめました^^ラストもしっかりオチまでついて、やるなって感じ(笑)
 いや~この監督さん、好きかも~♪次回作は犯罪映画の「ギャングスター・スクワッド」で、ゴズリンが出るみたい!これは絶対観たいとね、楽しみですぅ~~♪

鍵泥棒のメソッド

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内田けんじ監督

堺雅人
香川照之
広末涼子
荒川良々
森口瑤子

 羽振りのよさそうな男が銭湯で転倒。その場に居合わせた売れない貧乏役者桜井(堺雅人)は出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすます。しかしその男は誰も顔をみたことがないという伝説の殺し屋コンドウ(香川照之)だった。
 コンドウは病院で目を覚ますが記憶を失っており、持ち物から自分は桜井であると思いこむ。病院で出会った香苗(広末涼子)の助けを借り、なんとか桜井のボロアパートに辿り着くが自分の立場に愕然とする。


 ちょっと気になってましたが決め手がなかったところ、お友達から「面白かった」とお薦めをただいたので、観賞決定。楽しかった~♪個性的なキャラクターがいい具合に絡み合って可笑しな空気を醸し出し、観賞中ほとんど笑顔だった気がします^^
 いまや引っ張りだこの二人、堺さんと香川さんはさすがの演技力で笑わせてくれましたが、一番よかったのは広末涼子ちゃん。今まではいつも甘ったるいキャラが一緒な感じ~って思ってたのですが、今回は几帳面で恋愛に対して不器用な香苗を変わり者オーラ全開(笑)で好演していました。オープニングの香苗の結婚宣言(!)のみょ~な雰囲気からこの映画との相性の良さを確信しました(笑)
 記憶のないコンドウは桜井の人生を受け入れるしかなく、最初は愕然とするものの、役者としての努力を始めます。ついてきちゃった香苗とともに、ボロアパートの荒れた部屋から自分の立場を分析するところが面白かったです。香川さんのダサファッションで、ちょっと気の弱そうな貧乏役者ぶりがツボでした(笑)記憶回復後の切り替わりのギャップが最高(^◇^)
 一方コンドウになりすました本物の桜井は・・・あぶない人からコンタクトされ、ピンチに。コンドウの部屋を物色中の堺さんのリアクションがウケる(笑)
 桜井(実はコンドウ)と香苗の関係がいいんですよね~波長があってるというか、居心地のいい空気が流れていてなんか微笑ましいんです。桜井の几帳面さと努力を表すノートは二人にとって重要なものでしたね^^
 香苗の結婚相手の条件「健康で努力する人」に感動しましたよ~合コンで金がすべてみたいな男子を黙らせたとこ、スッキリしたな~^^香苗の家族もユニークでした(笑)
 3人がチンピラに対峙する終盤は緊張感と笑いが絶妙なバランスで、面白かった。堺さんのハイテンションと、香川さんの凄み、動じない涼子ちゃん、3人の息がぴったりでした。
 楽しくて、ちょっといいお話で、胸がキューンって気持ちを思い出させてくれる映画でした♪ 

預言者

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ジャック・オディアール監督

タハール・ラヒム
ニエル・アレストリュプ
アデル・ベンチェリフ

19歳のアラブ系青年マリク(タハール・ラヒム)は傷害罪で禁固6年の刑を受け、中央刑務所に送られてくる。刑務所の中は様々な民族が入り混じっていた。ある日、マリクは最大勢力であるコルシカ・マフィアのボスセザール(ニエル・アレストリュプ)に殺しを依頼される。


 以前観た「第九軍団のワシ」のアザラシ族王子(!)を演じたラヒムが気になり検索したら出てきた映画。お友達の評価もよかったので、観たいと思ってました^^カンヌ映画祭グランプリ受賞作品です。
 面白かった!刑務所の中の世界も興味深かったし、その中で生きていく術を身に着けていく青年の姿に引きつけられました。アラブとかイタリアとかコルシカとかマフィアも色々いるんですね~汗、@@
 刑務所に来たばかりの不安げなマリクの表情が印象的。そんな彼に目をつけたのは絶大な力を持っているマフィアのボス、セザールでした。マリクにとって選択肢は「服従か死」もう逃げることはできません><マリクはセザールに殺しを依頼されるわけなんだけど、その方法が衝撃的で、それはそれは痛々しかったです@@
 セザール役のニエル・アレストリュプの凄みったらハンパない(汗)笑顔はきっと可愛い感じになりそうなので、日本ならさしずめ西田俊行さんができそう(笑)
 刑務所の中って、部屋も個室だしけっこう自由な感じで、隠れて携帯持ってたりDVDや麻薬を売る商売なんかもやってました@@許可が出れば外出もでき、マリクはセザールの使い走りのようなこともさせられ、危険な目にあってしまいます。それでも絶体絶命のピンチを奇跡的に切り抜けるなど持ってる男って感じ、いや、ついてる(憑いてる)男って感じかな(^_^;)
 マリクが字を習うなどの勉強をしたり、自分の立場、人種間の抗争などを利用しながらセザールを出し抜いていくところが見どころだと思います。同じアラブ系の友人の存在は大きかったですね。ファンタジーな友人(!)が時折現れるところもよかったです(^_^;)
 タハール・ラヒム、逞しくなっていくマリクの表情、行動を細やかな演技で表現していて素晴らしかったです。初めて飛行機に乗るシーンはかわいかったな(笑)マリクとセザールの力関係が変わった瞬間、なんかスカッとしましたね~それぞれの表情がとても印象的でした。ほっこりとしたラストもよかったです。後ろの車がなんか気になったけど・・・
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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