裏切りのサーカス

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トーマス・アルフレッドソン監督

ゲイリー・オールドマン
ジョン・ハート
マーク・ストロング
ベネディクト・カンバー・バッチ
トム・ハーディー
トビー・ジョーンズ
コリン・ファース
キアラン・ハインズ
デヴィット・デンシック
キャシー・バーク
スヴェトラーナ・コドチェンコワ

 東西冷戦下、英国情報局秘密情報部(MI6)とソ連国家保安委員会(KGB)は熾烈な情報戦を繰り広げていた。そんな中、引退した老スパイ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)の元に、英国諜報部(サーカス)のに長年にわたり潜り込んでいるソ連の二重スパイ(もぐら)を探しだせ、という命令が下る。スマイリーは過去の記録を遡り、証言を集め、容疑者を洗いあげていく。


 観賞ホヤホヤ。ゲリオー~~!やっと観れた♪それにしてもくるの遅すぎ、待ちくたびれちゃったよお。昨日から、この映画の事ばっか考えてました(笑)「ぼくのエリ~」のトーマス・アルフレッドソン監督ということも注目していました^^豪華な俳優陣の演技はほんとにすごかったです!@@
 お友達の伸坊さんから「予備知識を得た上で観賞したほうがよい」と教えていただいたので、HPにてチェック。おおまかなストーリーと人物相関図を頭に入れておいてよかった。ただ疑惑の組織幹部4人のコードネームと顔は覚えたのですが、名前で出てくることの方が多かったのでちょっと混乱><名前もしっかり覚えておいた方がよいと思います。
 いつになく気合いの入った集中力で眠気0(笑)「映画に挑む」という気持ちでの観賞って意外と楽しい♪
 KGBとの駆け引きを絡めながら、老スパイ・スマイリーが静かにじわじわと「もぐら」に迫っていく展開にまったく目が離せません。標的の幹部4人、コリン・ファースをはじめ曲者ぞろいで、みんな怪しく見えてくる><
 スカルプハンター(実動部隊)のジム(マーク・ストロング)、ピーター、リッキー(トム・ハーディー)3人の涙は切なかった。常に危険と隣り合わせ、時には大切な人を失うこともあるのです。特にマーク・ストロングの存在感、感情を抑えた演技が秀逸。トム・ハーディは新作「バットマン・ライジング」で悪役ベインを演じてるんですよね、変なマスクを取ったらこんなにイケメンだなんて、想像できませんねっ@@あ~ベイン恐い(・_・;)ピーター(ベネディクト・カンバーバッチ)はスマイリーの片腕となって頑張っていましたね。保管室のファイルを盗み出すシーンはすごい緊張感が伝わってきました(汗)
 引退したスマイリーのなにげない日常から滲み出る孤独感がとても印象的。歩く姿、メガネを新調するシーンにさえも奥深さを感じ、引きつけられるのです。「ぼくのエリ~」の時もそうだったけど、70年代の空気感が伝わってくるような映像もよかったです。当時の名車でしょうか?車のチョイスにもこだわりを感じました。車好きにはたまらないかも。
 ゲイリー、素晴らしかった!知的で冷徹なスマイリーになりきっていましたね。なんて素敵なんでしょう~おでこのシワまでもいとおしい(笑)キレた役のゲイリーも好きだけど、この役はかなりお気に入りになりました^^
 相手の精神状態をも操作するスパイたちの攻防、「もぐら」捜しの面白さ、リアルで重厚なスパイ映画を堪能しました^^そして切ない映画でもありましたね。
 スマイリーのライバル、KGBのカーラ、姿を見せぬ彼のイメージはふくらむばかりです。続編あったらいいな~超期待!
 劇場ではリピーター割引キャンペーンをやっていました。再見したら見落としてるところや、新しい発見がありそう。背景やファッションなど細かいところも、もう一度見たいです。 
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ミッション8ミニッツ

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ダンカン・ジョーンズ監督

ジェイク・ギレンホール
ミシェル・モナハン
ヴェラ・ファーミガ
ジェフリー・ライト
マイケル・アーデン
キャス・アンヴァー
ラッセル・ピーターズ

 ある朝、コルター(ジェイク・ギレンホール)は列車の座席で目を覚ます。目の前の見知らぬ女性からは親しげに話しかけられるが、状況を理解できない。陸軍大尉のコルターはアフガニスタンで戦闘ヘリを操縦していたのだ。その時、突然列車の車内で大爆発が発生する。


 切ないSF映画だった「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督作品。またもや限られた場面で展開される物語に引き込む力は抜群、面白かった!
 死者の死ぬ直前の8分間の意識に入り込むことができるプログラム「ソースコード」を使って列車爆発犯人を見つけ出せ!その任務を勝手に与えられたのが陸軍大尉のコルターです。
 いきなり列車の中で目覚め、最初は状況が理解できなかったコルターですが、爆弾を仕掛けた犯人を探して奔走します。8分間という短い時間で犯人を見つけるのはなかなか難しく、それじゃもう1回行って来なさい!という感じで何度も送り込まれます。列車では実際別人の容姿なのですが、映像ではコルターの姿になっているところは混乱しなくてよかったと思います。
 繰り返される列車内でのシーンの中で、徐々に手掛かりを見つけていくところとコルターの意識の変化が見どころだと思います。乗客との関わり方も毎回違っているので、そのあたりも注目していくとよいと思います。
 連れと思われるクリスティーナ(ミシェル・モナハン)が可愛くて性格もよさそうなもんだから、コルターが徐々に惹かれていくのもわかります。ミッションは第二の爆破テロを防ぐため犯人を見つけることでしたが、コルター暴走。最後のミッションはずいぶん長かったような・・・(^_^;)
 ソースコードのシステムは難しくていまいち理解できてません><死亡しても脳に8分間の残像があるというようなことを言ってたけど、あの爆発では死体は見つからないように思うし、タイムスリップ+ソースコード的なことならなんとなくわかるような気がするんだけど・・・深く考えないことにしよっ(^_^;)
 ジェイク・ギレンホールのアップが多くて気がついたのが瞳の美しさ@@軍人らしいタフさと繊細な演技が素晴らしかったです。コルターがこのミッションへ参加させられるまでの経緯は切ないものがあり、父親とのエピソードにはジーンときました。切なさと希望、どちらも強いインパクトを残したラストもよかったです^^
 ダンカン・ジョーンズ監督、これからも注目していきたいと思います♪  

別離

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アスガー・ファルハディ監督

レイラ・ハタミ
ペイマン・モアディ
シャハブ・ホセイニ
サレー・バヤト
サリナ・ファルハディ
マリッサ・ザレイ
ババク・カルミ

 テヘランで暮らすシミン(レイラ・ハタミ)は11才になる娘テルメー(サリナ・ファルハディ)の将来のことを考えて夫ナデル(ベイマン・モアディ)とともにイランを出る準備をしていた。しかしナデルはアルツハイマー病の父を置き去りにできないと反対。シミンは裁判所に離婚申請をするが協議は物別れに終わる。
 シミンはしばらく家を出ることになり、ナデルは父の世話のためラジエー(サレー・バヤト)という女性を雇う。


アカデミー賞外国語映画賞受賞作品です。以前観た「彼女が消えた浜辺」では、彼女がいなくなってしまったことによって、どんどん物語が広がっていきました。今回は妻が家を出たということが発端となっています。
 伏線をちりばめながらミステリー仕立ての演出、俳優陣のシリアスな演技が素晴らしかったです。
 子供の将来を優先したいシミンと父親を置き去りにすることができないナデル、どちらの気持ちもわかるのでよい解決法はなかったのだろうかと思ってしまいます。
 ある日ラジエーが外出している間にアルツハイマーの父親がベッドから落ち、ナデルはラジエーを激しく責め立てます。さらにナデルとラジエーの間にもトラブルが発生し、そのことが二つの家族を巻き込む争いへと発展していきます。そしてそれぞれが抱える問題も見えてきます。
 二つの家族の間の協議で語られたことはすべて真実なのか?それぞれの心理を推し量りながら、物語にどんどん引き込まれていきます。追い詰められていくラジエーの姿に、宗教の重さを感じました。
 一見頑固で横暴に見えるナデルですが、父親や娘のことを大事に思っているんですよね。強気のナデルが父親と二人きりの時に見せた涙がとても印象的でした。
 一番胸が痛んだのは物静かな少女テルメーのことです。両親を繋ぎ止めたいという思い、真実を知ったショックに一人耐える姿、彼女の涙は辛かったですね><彼女は監督の実の娘さんだそうですが、感情を押し殺した演技は素晴らしかったです。
 イランでは離婚率が急増しており、介護の体制も十分に整っていないといいます。ラジエーの夫が激怒したように宗教上の問題からも女性が他人の男性の世話をすることは難しいことがわかります。介護する側、任せる側の責任など日本人の私たちにとっても身近な問題に考えさせられました。
 重たい映画でしたね~どんより。観る側に委ねられたラストには切なさと怒りを感じました。 

ダーク・シャドウ

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ティム・バートン監督

ジョニー・デップ
ミシェル・ファイファー
ヘレナ・ボナム=カーター
エヴァ・グリーン
クロエ・グレース・モレッツ
ベラ・ヒースコート
ジョニー・リー・ミラー

 魔女に呪いをかけられ生き埋めにされたバーナバス・コリンズ(ジョニー・デップ)は、200年後偶然棺から脱出する。しかし世の中はすっかり様変わりし、かつての自分の土地は荒れ果て、子孫たちは落ちぶれていた。バーナバスは一家の復興を心に誓う。


 予定していた時間が吹き替え版に変わっていて、他の映画にしようか迷ったんだけど、吹き替えでもなんでもやっぱり今日はジョニーが観たいっ、てことで観賞♪
 ジョニーのヴァンパイア映画~~♪最初聞いた時は「血ぃ~吸われたい~~♪」的な妖しいのを想像してたのですが、バートン監督とのコンビでは、やっぱり・・・でしたね(^_^;)
 思いのほか笑える要素が多くて楽しかった^^過去のバートン監督の映画だと「ビートル・ジュース」のような雰囲気かな。
 女性を振ってもヴァンパイアにされ、生き埋めにされることはないのだけれど、相手は魔女だった!
 バーナバスの棺は200年後に偶然掘り出されます。最初のお食事(!汗)シーン、モンスター現るって感じでツボでした(笑)
 バーナバスがなんとか辿り着いた我が家には、超個性的な子孫たち家族が暮らしていました。完全にズレた感覚のバーナバスと家族たちのやりとりが見どころです。キャロリン(クロエ・グレース・モレッツ)とのかみ合わない会話が可笑しかった(笑)
 テレビからカーペンターズの音楽が流れていたり、70年代という設定もよかったですね。
 ジョニー的ユーモアの本領発揮って感じでしたね~髪型をはじめ、話し方、行動、すべてが可笑しかった(笑)サングラスに日傘の完全防備なら、昼間も外出できるヴァンパイアっている?(笑)
 アンジェリーク役のエヴァ・グリーン、振り切ってましたね~@@堂々たる魔女っぷり。セクシーでとっても綺麗でした。バーナバスに対する気持ちは、まさに愛しさあまって憎さ100倍でしたね。バーナバスとアンジェリークのラブシーン(!)は最高(笑)
 この映画に出てくる女優陣ってみんなホラーが似合いそう(笑)ヘレナ・ボナム=カーターの曲者ぶりはさすが、やっぱりただでは終りませんねっ(^_^;)
 ラストのクライマックスは、予想外の呪いが明らかになってビックリでしたが@@バートン監督らしいホラーで切ない演出がよかったと思います。
 もともとはテレビドラマだったみたいですが、変わり者の家族それぞれの事を掘り下げて描いていけば、いくつもの話ができて楽しそう♪ 

第九軍団のワシ

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ケヴィン・マクドナルド監督

チャニング・テイタム
ジェイミー・ベル
ドナルド・サザーランド
マーク・ストロング
ダハール・ラヒム

 西暦120年、ローマ帝国はブリタニア(イングランド)への侵略を進めながらもカレドニア(スコットランド)部族の抵抗に手を焼いていた。
 カレドニアに侵攻していたローマ軍最強の第九軍団兵士5000名が、黄金のワシとともに忽然と姿を消した。
 20年後、第九軍団の指揮官フラビウスの息子マーカス(チャイニング・テイタム)はローマ軍人としてブリテン島に赴任されるが、足に重傷を負い、軍人生命を断たれる。
 マーカスはブリテン島の北端の神殿にワシがあるという噂を聞き、奴隷のエスカ(ジェイミー・ベル)とともに旅に出る。


 男の映画きた~~♪「御法度」はちょっと特殊な男の映画だったので(^_^;)
 男の友情が胸を打つ、大好きなタイプの映画でした^^気持ちいいほどに女性との絡みはなし(笑)
 マーカスは赴任早々、先住民の襲撃を受け足に重傷を負ってしまいます。圧倒的な数の先住民と亀の甲羅のように一団となって突進していくローマ軍兵士の戦いは迫力があります。
 マーカスとエスカの出会いは運命的なものでした。マーカスは剣闘試合での死を恐れないエスカの姿に心を動かされたのだと思います。マーカスに命を助けられたエスカは奴隷として仕えることになります。
 エスカの村はローマ軍に侵略されておりいわば仇、さぞ複雑な心境だったでしょう。それでもマーカスに忠実に仕えるエスカ、二人の気持ちも微妙に変化しているように見えて、いい感じ^^
 チャイニング・テイタム、英雄顔ですね~凛凛しいローマ兵士にぴったりでした。華奢なイメージがあったジェイミー・ベルの逞しさにビックリ@@複雑な立場の感情表現がすばらしかったです。さすが!
 ブリテン島の北端にワシがあるというの情報が入ったため、マーカスとエスカはワシを探す旅にいざ出発~~!そこはローマ軍が侵略してきた土地なので、現地の言葉を話せるエスカが先導することに。ローマ兵士だとわかったらただではすまされません(^_^;)美しく、厳しい自然の風景も見どころだと思います。やがて消えた第九軍団の真実も明らかになります。
 先住民の過激派!”アザラシ族”は全身をペイントした異様な風貌です@@エスカの機転で村に迎えられることになりましたが、バレたら何されるかわからない雰囲気だけにハラハラドキドキでした(汗)エスカを慕っていた村の子供には切ない気持ちになりました><
 逃げる機会はいくらでもあったのに、怪我をしたマーカスを見捨てることなく共に行動するエスカ。この旅を経て、二人はもはや主人と奴隷という関係ではなくなっていきましたね。
 クライマックスのアザラシ族との戦いも迫力があってよかった。相当な距離を走ったであろう後でも戦えるアザラシ族の体力は測り知れませんねっ@@
 よくよく考えてみるとローマが侵略したのが悪いんじゃないかと・・・アザラシ族だって悪者みたいになってましたけど、侵略されたから闘っただけなんだし、なんて思っちゃいました。でも二人の友情を描いた物語なので、あんまり深く考えないことにしましょう(^_^;)気持ちのいいラスト、二人の会話にグッときました。やっぱり男の映画はいいな~^^
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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