御法度

gohattob.jpg

大島渚監督

ビートたけし
松田龍平
武田真治
浅野忠信
崔洋一
坂上二郎
トミーズ雅

 1865年京都、新撰組は新たな隊士を募集。多くの志願者の中から田代(浅野忠信)、異彩を放つ美少年加納惣三郎(松田龍平)の入隊を許可する。田代は衆道(男色)の気を持つ男で、惣三郎を引きこもうとしていた。
 隊士の中にも美男である惣三郎に言いよる者が現れるなど、隊内の秩序を重んじる土方(ビートたけし)を悩ませる。


 何故今この映画なのか?というと、「マーティン・スコセッシ監督が映画監督志望の若者に推薦する傑作39本」の中に大島監督の「絞首刑」という映画があったんです。これは観たいと思ったけどレンタルはないし、高いし><でも監督の作品を何か観たいと思い、この映画を思い出しました。こちらもレンタルがなく(何故!)中古DVDを購入しました。
 坂本龍一さんの音楽とともに展開される、なんとも妖しげな世界に引き込まれました。すぐにまた観たくなって、めずらしく2回観賞^^
 新撰組に美男剣士、加納惣三郎が入隊したことにより、隊の空気がおかしなことになっていきます(^_^;)
 近藤(崔洋一)でさえ惣三郎には甘く、すぐに小姓に迎えたいと言い出し、土方は苦笑。土方の心の声がおかしいんですよね、基本クールなんだけど、微妙な表情の変化にもクスとしてしまいます。たけちゃん、やっぱりうまいな~^^けっこう的を得ていて彼の心の声はキーポイントでもあります。
 惣三郎が入隊して間もなく斬首の役目を任されるもためらうことなくやり遂げる姿に不気味さを感じました。首が~~意外とリアル(汗)その気がなくてもおかしな気持ちにさせてしまうような魅力があり、まさに魔性の男。
 松田くんは、デビュー作で当時中学生だったみたい@@その初々しさが惣三郎のミステリアスな雰囲気となっていてよかったと思います。ハードな場面もあって、おばさんはちょっと心配です(^_^;)
 年齢設定や経験など関係なし、監督のイメージがすべてと思われるキャスティングが、ぴったりハマっていて素晴らしかった!崔監督は最初だれだかわかりませんでした(笑)浅野さんも武田さんも若いっ。ツボだったのは監察山崎役のトミーズ雅さん、「惣三郎を島原(遊郭)に連れて行こう~」のくだりはおかしかったです(笑)芸人ならではの間、表情が絶妙でした。坂上二郎さんもいい味だしてましたね。
 惣三郎は修道にのめりこんでしまったようで、ますます妖しさを増していきます。そしてついに惣三郎絡みの事件が起こってしまいます。
 幻想的なラストが素晴らしかった!妄想シーンでは「あなたもかい?」とツッ込をいれたくなりました(^_^;)沖田が語った「菊花の約」の話も興味深かったです。事件の真相と惣三郎の謎めいた言葉、確かな答えをださないのも想像力をかきたてられるニクイ演出でした。切らない前髪の意味も謎?
 ワダエミさんの衣装、特に新撰組の黒い隊服、太夫の着物が素敵!京都のお寺を背景にした美しい映像も見どころだと思います。 
スポンサーサイト

第51回静岡ホビーショー

地元で行われた静岡ホビーショーに行ってきました~~♪会場はチャリで20分、近いです^^
51回も開催されてたんですね@@
入口にはチラシを配るセーラー服姿のおねいさん♪いきなりマニアックな雰囲気が・・・
子供から大人まで、色々な人たちで会場内は大混雑。
ラジコンヘリの実演や精巧なプラモデルの展示にくぎ付けです。
製作スペースも用意されていて、子供たちが真剣な表情で作っていました。
オモチャはいくつになってもワクワクするものですね~♪
隣のオヤジ(主人)も目を輝かせながら写真を撮りまくってました^^


shizuhobi4.jpg

ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 
実物です@@カッコイイぞ~~!
1/24スケールのプラモデルが7月に発売予定(AOSHIMA)だそうです。


shizuhobi5b.jpg

ウォーターラインシリーズ(艦船の水面に浮かんでる部分のプラモデル)みごとに並んでます。


shizuhobi3b.jpg

タミヤTシャツ、ゴールデン・ボンバーの鬼龍院翔さんが着てることで売上がUPしてるらしい。
子供たちも持ってて1000円位だったけど、作りもしっかりしていて着心地がよさそうです^^


shizuhobi2b.jpg

「MIB3」のフィギュア


shizuhobi1b.jpg

モデラーズクラブ合同作品展ブース(215クラブが参加、作品数は約7000点@@)
模型サークルに所属する息子の作品です。
車と戦闘機ですねっ、これ作ってたのでゴールデンウィークに帰ってこなかったのか(笑)
作品を見てもらえる機会があるのは嬉しいですね。
家には1時間位の滞在でしたが、元気な顔が見れてよかったです^^

完全犯罪クラブ

kanzenhanzaib.jpg

バーベット・シュローダー監督

サンドラ・ブロック
ベン・チャップリン
ライアン・ゴズリング
マイケル・ピット
アグネス・ブルックナー
クリス・ペン

 殺人専門の捜査官キャシー(サンドラ・ブロック)とサム(ベン・チャップリン)は、川のそばの林で女性の死体が発見された事件を担当していた。キャシーは高校生のリチャード(ライアン・ゴズリング)を怪しいとにらむがアリバイがあった。
 キャシーは周囲の反対を押し切って捜査を進めるうち、同じ高校に通うジャスティン(マイケル・ピット)の存在が浮上し、二人の接点を突き止める。

 
「ドライブ」があまりにもカッコよかったもんで、ライアン・ゴズリングの過去の作品をチェック♪
 若い、細い、オーラない(^_^;)なにせ高校生の役ですから。いい感じに成長されましたね^^
 1942年にアメリカで実際に起こったインテリ青年二人組による綿密に計画された誘拐、殺人事件「レオポルド&ローブ事件」がモデルになっているそうです。
 キャシーが捜査によって、二人を追い詰めていくところが見どころだと思います。リチャードに会ったキャシーは彼に言い知れぬ嫌悪感を持ったみたい。最初はこの子なんか怪しい~という直感だったけどそれは正しかったようですねっ。
 サムとのコンビでは常に主導権を握り、男勝りでかわいくないと思われているキャシー、サンドラ・ブロックはハマリ役、この役は彼女の魅力を存分に引き出していましたね、カッコよかったです^^振り回されるサムはちょっと可哀そうでしたが(笑)人の良さが顔に出ているベン・チャップリンもよかった!
 ハンサムで人気者のリチャードと頭はいいけどネクラな感じのジャスティン、正反対の二人が実は仲がいいってことをみんなは知りません。海岸の崖の上の古い屋敷が二人の秘密の場所です。おっきい顔のポスター、最初は変な顔って思ったんだけど、あれは二人の顔を合成させたものだったんですね~怪しい、二人の関係の暗示?(^_^;)
 ライアンもピットくんも21歳位で若い!ライアンは今の姿を想像できないけど、ピットくんはすでにミステリアスな雰囲気が出ていましたね。
 キャシーの過去の事件のフラッシュバックなどがあり、心に傷を負っていることもわかってきます。彼女が事件の解決とともに乗り越えていくところもよかったです。
 二人を別々の部屋で事情聴取するシーン、彼らの気持ちの変化を探っていくところが面白かった。二人の心理描写が素晴らしかったです^^
 ラストはクライマックスというところなのでしょうが、ちょっとやりすぎな感じ。リチャードはまるで凶悪犯みたいになっちゃってました(^_^;)ライアンもピットくんも熱演!
 それぞれのキャラクターに興味を持たせる演出が素晴らしく、サスペンスとしても十分楽しめました。  

霧の波止場

kirinohatobab.jpg

マルセル・カルネ監督

ジャン・ギャバン
ミシェル・シモン
ミシェル・モルガン
ピエール・ブラッスール
エドゥアール・デルモン
ロベール・ル・ヴィギャン

 脱走兵のジャン(ジャン・ギャバン)は、辿り着いたル・アーブルの波止場にある酒場「パナマ亭」でネリー(ミシェル・モルガン)に出会う。ネリーは親代わりのザベールに束縛され、家出していた。ザベールはパナマ亭を訪れるが、店主のパナマ(エドゥアール・デルモン)に追い返される。
 ジャンはヤクザのリュシアン(ピエール・ブラッスル)に付きまとわれているネリーを助け、二人は恋に落ちる。身分を変えたいジャンはベネズエラ行きの船にのる決意をするが、ネリーのことが心配になる。


 1949年公開の映画、モノクロです。フランス映画だね~ムード、セリフ、ファッション、すべてにこだわりを持って作られている素晴らしい作品でした。観てよかった!「天井桟敷の人々」(未見汗)の監督さんです。
 脱走兵ジャンが偶然辿り着いた「パナマ亭」には、何か変わった人たちが集まってきます。店主のパナマがいいですね~明るくユーモアがあって、そんなわけありな人たちに温かい。ヤクザにもまったく動じず追い払っちゃうのはタダものじゃないですね。
 この映画のセリフは深くて時に難解でした。画家のミシェル(ロベール・ル・ヴィギャン)のセリフをいくつか・・・「いつも通りさびれてみじめな世界さ、美しき世界もあるらしいが」「バラの罪を見ちまったよ」(?)「俺の描く木の絵は人に不快感を与えるんだってさ」「この不快感と悪夢の中で死ぬこともできないバカだ」最初思ったことはこの人心が病んでるってことくらい(汗)しかし気になったのでもう1回DVDを再生して書きとめてみました。
 どうも彼は被写体の知られたくない部分が見えてしまうのではないかと・・・ミシェルがジャンを描こうかといったらものすごく怒りだしたのは、ジャンは思い出したくない過去を彼に見透かされる恐怖を感じたのかも知れません。脚本のジャック・プレヴェールは詩人だそうです。なるほど~
 ジャックとネリーの出会いのシーンがいいですね~ジャックが部屋に入っていくと窓にたたずむイケてる女性(ネリー)。透明のトレンチコート(雨ガッパじゃないよ)が斬新~!ミシェル・モルガン、クール・ビューティーでしたね~すごく魅力的。ええ~~この大人っぽさで17歳@@(娘と同い年じゃん)17歳にして渋いおじさまと愛について語るなんて@@でも笑顔になった時はとっても可愛かった^^
 ジャンは脱走兵という身分を変えなければ生きていけません。ネリーもまたザベールの束縛から逃れたいと思っていました。ザベールとネリーが暮らす雑貨店ではミステリーの要素もあり、ストーリーに深みを持たせていました。ザベール役のミシェル・シモンが怪演!
 ジャン・ギャバンの映画は初めて観たのですが目つきが鋭く、確かにギャング映画とか似合いそう。ネリーに出会ったことから気持ちが変化していくのをあくまでも渋く演じているところがよかったです。遊園地でもはしゃいだりしません(笑)
 「アーティスト」ではワンちゃんが名演技でしたが、この映画でもワンちゃんの演技が光っていました。ジャンが助けた野良犬(たぶんジャック・ラッセル・テリア)が追い払ってもついてきて、ついには一緒に行動することになります。特にラストシーンが素晴らしかった!
 つかの間の愛、ジャンの選択、切ないラスト、波止場の雰囲気が二人の姿を印象深いものにしていました。

フロム・ダスク・ティル・ドーン

furomduskb.jpg

ロバート・ロドリゲス監督

ジョージ・クルーニー
クエンティン・タランティーノ
ハーヴェイ・カイテル
ジュリエット・ルイス
アーネスト・リュー
サルマ・ハエッウ
ダニー・トレホ
チーチ・マリン

 アメリカ各地で強盗殺人を繰り広げたゲッコー兄弟は、警察の追及を振り切るためメキシコを目指して逃走を続けていた。
 牧師をやめて放浪の旅を続けていたフラー(ハーヴェイ・カイテル)とその子供たちはたまたま立ち寄ったモーテルでゲッコー兄弟と遭遇、国境を超えるために利用される。メキシコに到着した一行は兄弟が現地の組織の使者と落ちあう予定のナイトクラブで一夜を過ごす。

 
 レンタル迷子になってたところ吸い寄せられるように手にとってたこの映画(笑)犯罪映画なら面白そう!って思ったら甘かった><ロドリゲス監督とタランティーノ監督のコンビならそうなるよね(^_^;)
 前半は兄セス(ジョージ・クルーニー)とリチャード(クエンティン・タランティーノ)のゲッコー兄弟の逃亡劇ですが後半はゲゲ~~@@まったく違う映画になっちゃいました(・_・;)
 取り留めのない会話から始まるオープニングはタランティーノ監督らしい脚本ですね。そしていきなりゲッコー兄弟の極悪ぶりが全開に@@特にリチャードは被害妄想の変質者でひじょーに危ない人でした(汗)タランティーノ監督、自身の映画ではちょい役的に登場してましたけど、この映画では主要キャスト、ハマりすぎてて恐かった(^_^;)二人とも若いっ@@
 ジェイコブ・フラーは元牧師で妻を失ったことから信仰心をなくし、子供たちとトレーラー・ハウスで旅をしていました。ださメガネでふつうのおじさんっぽいハーベイ・カイテルは初めて@@それがおかしな存在感を醸し出していて、彼が一番ツボだったりします^^娘のケイト役のジュリエット・ルイス、可愛い~しかし可愛いだけじゃないのが彼女です。後半にはナイスなキャスティングだと思うでしょう!(^_^;)
 トレーラー・ハウスの中の一行は妙~な空気。セスとジェイコブはなんか穏やかな雰囲気で、ケイトを見つめるリチャードの視線が超危険(汗)国境越えでも活躍(?)したのはケイトでした。
 一行は兄弟が仲間と落ち合う予定の怪しげな酒場に到着、この酒場とんでもない店でした~@@
 店内はトラック野郎の荒くれ男たちばっかり。あっ、バーテンはマチューテだ!国境警備隊員だったチーチ・マリンがあと二役で登場しててウケた(笑)
 ヘビを巻きつけてセクシーダンスを踊るサルマ・ハエックはさすがの迫力!名前が地獄のサンタニコって(^_^;)
 さあここからはヴァンパイア映画に突入です~(汗)殺人犯も人質もまったく関係なくなっちゃう。フラー一家大活躍の壮絶な(!)バトルが繰り広げられます。ヴァンパイアのビジュアルですが、今まで見たことないタイプでちょっと動物的な感じでした。
 「フロム・ダスク・ティル・ドーン」って「夕暮れから夜明けまで」って意味みたい。な~るほど、危険な時間ですねっ(^_^;)
 映画の雰囲気をうまいこと切り替えましたね~途中で曲調が変わるロックみたいな感じ♪
 悪党のジョージも見れたし、楽しんでノリノリで作ってる感が伝わってきていいんじゃないか・・・な(汗)

ミケランジェロの暗号

michelangelo.jpg

ウォルフガング・ムルンベルガー監督

モーリッツ・ブライプトロイ
ゲオルク・フリードリヒ
ウルズラ・シュトラウス
マルト・ケラー

 ユダヤ人の画商カウフマン家は密かにミケランジェロの絵を所有している。それは国宝級の代物で、ムッソリーニも欲していた。
 ある日一家の息子ヴィクトル(モーリッツ・ブライプトロイ)は親友ルディ(ゲオルク・フリードリヒ)に絵のありかを教えてしまう。ナチスに傾倒していたルディは軍で昇進するためにそれを密告し、一家は絵を奪われて収容所に入れられてしまう。


 『「ヒトラーの贋札」のスタッフが贈る』っていうのはやっぱり気になります。この映画では「ヒトラーの贋札」とは雰囲気がちょっと違って、ナチスとユダヤ人の立場をシリアスになりすぎないギリギリのラインで描いています。
 ナチスの将校たちを時にコミカルに描くなど、時代背景を考えると違和感を感じてしまうかもしれませんが、メインはミケランジェロの絵をめぐるユダヤ人画商とナチスの駆け引き、攻防なので深く考えすぎなければとっても楽しめると思います。
 画商一家の息子ヴィクトルがルディにミケランジェロの絵の隠し場所を教えちゃったことから絵はナチスに狙われ、一家は離れ離れになってしまいます。親友と思われていたヴィクトルとルディですが、ルディがナチスとなり彼らは敵対関係になってしまいます。ルディはチャンスを狙っていたのかも。
 絵はナチスがイタリアと優位な条約を結ぶための重要アイテムなので必死。しかしこのミケランジェロの絵、そう簡単には手に入らないんですね~彼らを翻弄していきますよ~^^
 ナチスとユダヤ人の立場を生かしたストーリーが面白かった!ヴィクトルの機転を利かした反撃で展開が楽しみになってきます。取調室での二人のやりとりはなんか緊張感がなく、ナチス将校たちもバタバタ(^_^;)「白いリボン」のドクター、ライナー・ボックがおかしな存在感を放っていました。
 モーリッツ・ブライプトロイ、この濃い顔は2年周期ぐらいで見ている気がする(笑)母を助けたい一心で危険な賭けに出るヴィクトルをシリアス顔で時にユーモラスに演じていてとてもよかった。ルディ役のゲオルク・フリードリヒは初めて見たのですが、演技が繊細で素晴らしかったです。
 絵のありかはある時点でわかっちゃうのですが、っていうかヴィクトルは何故わからないの(^_^;)それでも面白さが半減することはありません。
 とにかくパパさんが偉かった!鞄の作戦はみごとでした^^「贋作」がキーポイントだと思います。
 ラストは気持ちよかったですね~ちょっとドキドキしましたが^^二人の対照的な表情が印象的でした。
 邦題は「ミケランジェロの暗号」ですが・・・暗号でてこないし~(^_^;)でも「ミケランジェロ」に引かれて観ちゃうと思うので(私も笑)よかったのかもですね^^原題は「私の最高の敵」という意味だそうです。「最高」という言葉に非情になりきれなかった二人の気持ちが表れているように感じました。 
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる