宇宙人ポール

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グレッグ・モットーラ監督

サイモン・ペグ
ニック・フロスト
ジェイソン・ベイトマン
クリステン・ウイグ
シガニー・ウイーヴァー
セス・ローゲン

 アメリカのコミケに参加するためイギリスからやってきたSFオタクのグレアム(サイモン・ペグ)とクライブ(ニック・フロスト)。二人はコミケで楽しんだ後、長年の夢だったアメリカ西部のUFOスポット巡りの旅に出かける。二人が乗ったキャンピングカーを猛スピードで追い越していった車が突然クラッシュ。駆け寄った二人が遭遇したのは宇宙人だった。


 楽しみにしてた映画、ここしかないというタイミングでなんとか観賞できました^^サイモン・ペグとニック・フロストのコンビということで、てっきりエドガー・ライト監督だと思ったら違ってました。面白かった!笑いのツボがしっかりハマりました(笑)そして心温まるいいお話でしたよ^^
 イギリスから初めてアメリカにやってきたおのぼりさんのSFオタクク二人、コミケでおおはしゃぎ(笑)ちょいちょいゲイに間違われたり「銃もってないの?」とか言われたりいかにもアメリカ的感覚が面白い。
 コミケを堪能した後、二人はアメリカ西部のUFOスポット巡りに大きなキャンピングカーを借りて出発。そこでいきなりヒッチハイクしてきたのは、なんとポール(セス・ローゲン)という名のエイリアンでした@@
 ポールは60年も地球にいるらしく、すっかりアメリカナイズされ陽気なアメリカ人って感じです(笑)見た目から高い声かと思ったら意外と渋かった。特殊能力は息を止めてる間姿を消せるのと、治癒力。なんとポールがスピルバーグ監督に電話でアドバイスしてました(笑)ちなみに声は監督本人らしい@@
 ポールを狙う謎の組織の追撃をかわしながら、キャンピングカーで目的地に向かう3人のドタバタぶりがおかしい(笑)サイモン・ペグとニック・フロストのコンビは最高!さらにポールが加わって面白さパワーアップ!
 ポールが変装するところ、明らか「ET」パロってますよね(笑)ポールのペースに振り回される二人ですが、だんだん友情を深めていくところがよかったです。
 途中から無理やり連れてきた敬虔なクリスチャンのルース(クリステン・ウイグ)とグレアムの関係もいい感じ^^ポールの希望で目的地に行く前にした寄り道の場所は・・・ジーンとするとてもいいシーンでした。涙あり笑いありの心温まるラストもよかったです。シガニー・ウイーヴァーの登場はウケた(笑)
 グレアムとクライブってすごく仲よしで、とっても楽しそう。好きなことがあるってやっぱりいいよね~彼らを見てると幸せな気分になりました^^
 ポールがだんだん可愛く見えてくるかと思ったけど、最後までオモロイ人(?)でした(^_^)瞳の潤いはハンパなかったけど(笑)続編の可能性?あったらいいな~(笑)
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神々と男たち

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グザヴィエ・ボーヴォワ監督

ランベール・ヴィルソン
マイケル・ロンズデール
オリヴィエ・ラブルダン
フィリップ・ローダンバック
ジャック・エルラン
ロイック・ピション

 1990年代。アルジェリアの山間の人里離れた小さな村にある修道院。修道士たちの生活はシンプルかつ禁欲的で、シトー会の戒律を守り、祈り、聖歌を朗誦し、そして黙想する。彼らはイスラム教徒の地元民たちとも友愛の関係を築いていた。しかしアルジェリア内戦に伴う暴力、テロが村にも押し寄せてくる。


 2010年カンヌ映画祭グランプリ受賞、アカデミー賞外国語映画賞フランス代表作品。1996年にアルジェリアで起きた武装イスラム集団(GIA)によるといわれるフランス人修道士7名の誘拐・殺害事件を題材にしています。
 BGMはありません。聖歌の美しい歌声、祈りの言葉が静けさの中に響き渡り厳かな気持ちになります。
 修道士たちの生活は質素で、自ら畑仕事ををしたりはちみつを売ったりもしています。イスラム教である村人たちととても仲が良く、宗教の壁を越えたまさに理想の関係だと思いました。修道士たちが村人の集まりに温かく迎えられている光景が印象的でした^^
 修道士の一人リュック(マイケル・オンブデール)は医者で、修道院に診療所を設け毎日多くの村人たちを診察しています。1日に150人もの患者を診察したこともあったそうです@@リュックは診療所を訪れるすべての人をわけへだてなく診察、たとえGIAでもです。靴のない女の子にはさりげなく靴をあげ、時に恋愛相談にのることも(笑)
 その頃アルジェリアでは内戦が起こっていて、イスラム過激派が多くの市民を虐殺、修道士たちにも危険が迫っていました。軍が保護を申し出ますが、修道院長のクリスチャン(ランベール・ウィルソン)は拒否。修道士たちのあいだで「帰国派」「残留派」「慎重派」に意見が分かれます。
 残れば殺されてしまうかもしれないという状況での死への恐怖。引き止める住民たち。彼らが村の人たちにとってなくてはならない存在だということがわかります。修道士たちはさまざまな思いの中で悩み、やがてみんなの気持ちが一つになります。クリスチャンの苦悩する姿は修道院長としての責任の重さを感じて、切なくなりました。
 クライマックスの「最後の晩餐」のシーン、ひとりひとりの表情を映し出していくのですが、みんな慈愛にみちた笑顔を湛え、そして涙に変わる。その表情がほんとに素晴らしかったです。流れる音楽「白鳥の湖」に胸が締め付けられました。ほんとにすごい演出です。
 過激派も神を信じる人たちなら、人を殺めることを神がお許しになるとは思えません。暴力に屈することなく覚悟を決めた修道士たちの毅然とした姿、冷たい雪の中を歩く姿が忘れられません。心揺さぶられる素晴らしい映画でした。是非多くの人に観ていただきたいと思います。 

ハウスメイド

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イム・サンス監督

チョン・ドヨン
イ・ジョンジェ
ソウ
ユン・ヨジョン

 上流階級の豪邸でメイドとして働くことになったウニ(チョン・ドヨン)。家事全般のほかに、双子を妊娠中の妻と6歳の娘の世話を任されていた。ウニは古株のメイドピョンシク(ユン・ユジョン)のキビシイ指導のもと、明るい笑顔で懸命に働く。
 ある日主人のフン(イ・ジョンジュ)に求められたウニは自分の欲望のままに関係を持ってしまう。ピョンシクは二人の関係に気づく。


 1960年の映画「下女」のリメイク作品。いつもより映画館が混んでいてびっくり@@年齢層は幅広かったです。
 復讐劇を想像してたのですが全然違って、主人と関係を持ったメイドの悲劇を官能的に描いています。「家政婦は見た」の豪華版という感じ(笑)
 すっぴんのドヨンかわいい~女の子に接する時の優しい笑顔は純粋そのもの。かと思えばすごく妖艶に見える時もあり、ドヨンの魅力を堪能するだけでも観る価値ありの映画でした^^
 主人のフン、全身から漂う自信満々なオーラがなんか腹立つわ~ワインの飲み方も(笑)ウニとの関係をお金で解決しようとするところも女性を下に見ている証拠ですね。もう最初からフンがウニを見る目が怪しかった。だいたいあの体にフィットするメイド服がセクシーすぎると思います。
 素足でお風呂を掃除するウニを見ちゃったことが決定打になったな(笑)旅先でフンがウニの部屋を訪れるシーンは官能的でありました(^_^;)
 ベテランメイドのピョンシクがいい味だしてましたね~ウニのわずかな異変も見逃さない観察力とどこか冷めててる感じがツボでした。最後のセリフは気持ちよかったね^^
 恐いのはヘラ親子で、特にあの母親。子供はなんでもお見通しよ~あの女の子の行く末が心配です。
 ウニが可哀そう~~(>_<)必殺仕事人に頼んで仕置きしてもらえればすっきりするんだろうけど(笑)すっきりなラストではありませんでした。
 ウニの捨て身の抵抗なんて、あの一家はなんもこたえてないみたいですね、また同じこと繰り返すんだろうな。彼らの姿は風刺の意味を込めているのかもしれませんね。
 メイドが子供はともかく、いい大人にまで「おばさん」って呼ばれるって・・・そういう呼び方なんだろうけど、すごく気になりました(笑)
 期待以上ではなかったけどスキャンダラスな演出もよかったし、なんといってもドヨンが素晴らしかったです。オリジナルは違う展開になってるようなので、是非観てみたいです^^ 

モンガに散る

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ニウ・チェンザー監督

イーサン・ルアン
マーク・チャオ
マー・ルーロン
リディアン・ヴォーン
クー・ジャーセン

 1986年、台北の歓楽街モンガ。高校に転校してきたモスキート(マーク・チャオ)はドラゴン(リディアン・ヴォーン)のグループに5人目のメンバーとして迎え入れられる。ドラゴンはモンガ一帯の権力を握る組の親分ゲタ(マー・ルーロン)の一人息子で彼らメンバーたちも極道の世界に足を踏み入れていく。
 そんな中、街の利権を狙う新たな勢力がモンガに乗り込んできて、5人は激しい抗争と陰謀に巻き込まれる。


 アカデミー賞外国語映画賞台湾代表作品。青春映画です。ただし極道の(汗)
 極道の世界に戸惑いながら固い絆で結ばれるも、悲劇的な運命をたどる5人の若者たちの姿を描いています。
 前半はケンカに明け暮れる高校生の彼らをスピーディーに追っていきます。妄想シーンとかもあって面白かったです。いくつかの極道がしきっているモンガはとっても治安が悪そう(汗)ドラゴンたちが通う高校もカツアゲ、暴力は日常茶飯事といった感じで、モスキートが自分を守ってくれたドラゴンたちの仲間に入ったのは自然の流れのような気がします。
 高校生で娼館に行くっていうのもたまげた@@娼婦のニン(クー・ジャーヤン)とモスキートの恋はそんな場所に似合わない純粋なもので、二人で一つのイヤホンで聞く姿が微笑ましかったです^^
 5人は結局高校には行かず極道になっちゃうのですが、そのためには極道合宿(!?)があるのです@@体力づくりとケンカの訓練でかなりキツそう。しかし5人の絆はさらに深まった感じです。
 ドラゴン家の食卓に切断された指のある光景@@ドラゴンパパのゲタ(親分ね)の気にも留めない態度が自然すぎる(^_^;)ゲタって小太りのふつうのおじさんって感じだけど、キレるとやっぱり恐いね。モスキート(マーク・チャオ)をボコボコにするところは容赦なかったです(汗)
 大陸者と呼ばれる新たな勢力がモンガに入ってきたことをきっかけに、ゲタの組織の中で陰謀が生まれ5人も巻き込まれていきます。大陸者の親分がスマートなちょい悪オヤジでカッコイイ~と思ったらなんと、監督でした@@
 仲間の裏切り、それを知ったモスキートの行動は男らしかったですね。前半の楽しそうに笑う彼らの姿を見ていたので、最後はより悲劇的でした。モスキートが持っていた絵ハガキの桜が意外な演出で使われていましたね、「散る」って桜にかけてたんだ!
 5人を演じた俳優さんたち、みんな素晴らしかったです。モスキート役のイーサン・ルアン、外見はエガちゃんとサッカーの長谷部選手を足して2で割った感じ(?)で、極道の世界に戸惑いながらもだんだん逞しくなっていく姿を熱演していました。グループの頭脳モスキートのドラゴンへの想いはちょっと切なかったですね~マーク・チャオのタフさと脆さの演技が素晴らしかったです。
 裏切り、陰謀、殺し合い、まさにそんな世界です。まったくの別世界だから興味があるし、面白い。
 久しぶりの男の映画を堪能しました♪

第三の男

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キャロル・リード監督

ジョセフ・コットン
アリダ・ヴァリ
オーソン・ウェルズ
トレヴァー・ハワード

 第二次大戦後、オーストリアのウィーン。アメリカの売れない小説家ホリー・マーチンス(ジョセフ・コットン)は親友ハリー・ライムに呼ばれウィーンにやってきた。
 マーチンスがライムの家を訪ねると、門衛からライムが自動車事故で死亡したことを知らされる。ライムの葬儀に出席したマーチンスは、イギリス軍のキャロウェイ少佐と知り合い、ライムが闇取引をしていた悪人だと告げられる。マーチンスはライムへの友情から事件の真相究明を決意する。


 CMにも使われている聞き覚えのある曲。軽快なテンポで、最初はこの映画には合わない気がしましたが、次第に絶妙にマッチしていきました。重たい曲だったらまったく違った雰囲気になったと思います。音楽は重要ですね。
 「ガス燈」のジョセフ・コットンがいい感じだったもんで、続けて観賞(笑)いや~いい映画に巡り合えました♪ジョセフ・コットンはちょっと老けてたけど(笑)やはり爽やかでした^^
 マーチンスが親友ライムを訪ねて行くと、なんとライムは死んでいた。ライムの死に疑問をもったマーチンスは独自に調査しようと決意し、事故の関係者に接触していきます。そして見えてくるのが、第三の男の存在とライムの裏の顔。ライムの恋人だった女優のアンナの存在も重要です。
 中盤くらいで事件の真相がだいたいわかっちゃうのですが、だからといってつまらなくなるどころかどんどん面白くなっていきます。猫を使った演出、観覧車での緊張感あるシーン、下水道での追跡などが見どころです。下から見上げるように写すカメラワークが印象的でした。
 マーチンスが自分に好意を持っていることを知っていながらも、ライムへの思いがまったくブレることがないアンナはカッコいい。アリダ・ヴァリがとっても綺麗でした。そしてあのラスト。印象的と聞いていたけどホントですね、すばらしかった@@忘れられないシーンになると思います。
 ショッキングな映像で驚かすのではなく、俳優の個性と今観ても新鮮にすら感じる素晴らしい演出にひきつけられるとても面白い映画でした^^
 今回、オーソン・ウェルズを初めて観たのですが、登場した瞬間、「怪」オーラと存在感がすごかった@@気になったので「市民ケーン」(観てない汗)も観たいと思います♪

インモータルズ

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ターセム・シン監督

ヘンリー・カヴィル
ミッキー・ローク
ルーク・エヴァンス
ジョン・ハート
フリーダ・ピント
スティーブン・ドーフ
ケラン・ラッツ
イザベル・ルーカス

 人間が誕生するはるか昔、光と闇の神々の戦争が起きた。戦いは光の神が勝利し、闇の神は封印された。
 時は流れ、古代ギリシャの時代。闇の力を手に入れ世界を支配しようと野望を抱く邪悪な王ハイベリオン(ミッキー・ローク)は、闇の神を解放するための重要なカギ「エピロスの弓」を探し求め軍隊を結集、ギリシャを侵攻していく。


 ターセム監督ということで、チェックしてました♪大きなスクリーンで3D観賞予定でしたが、時間の都合で近い方の映画館へ。ショック!スクリーン、ちっちゃ@@しかも2Dでした><この映画は大きなスクリーンで観たかったな。
 予告で「300」に似てる感じだなって思ったら製作スタッフは同じでした。クオリティは「300」よりもはるかにUPしてましたね、ターセム監督なので、やっぱり映像が美しかったです。戦いのシーンなどけっこうエグいのですが、飛び散る血までが芸術的。ストップモーションなどを使ったアクションも見どころです。
 イケメン男祭り~~♪昔のイケメンもいましたが・・・ルーク・エヴァンスはチェックしてたのですが、主役のヘンリー・カヴィルがカッコよくて、テンションUP(笑)まさにヒーロー顔ですね~新スーパーマン役も決まってるみたい。
 ギリシャ神話を題材にしたお話。は基本的には人間の手助けをしてはいけないことになってるのですが、光の神ゼウスはひそかに勇者となる若者を導いていて、それがテセウスです。テセウスが兵士として成長し、ギリシャの軍隊を率いるまでが描かれています。
邪悪な王ハイベリオンが探す「エピロスの弓」は封印した闇の神を復活させるアイテムです。在りかを知っているのは未来を見ることができる巫女パイドラ(フリーダ・ピント)でダミーの巫女3人とともに行動しています。フリーダ・ピント、綺麗でしたね~ミステリアスな雰囲気がぴったりでした。テセウスとの関係がどうなるのか気になってましたが、彼女から大胆に・・・巫女なのに(^_^;)目だけ出してる(?)奇抜な衣装にびっくり@@
 牛男(?)と牛の拷問(?)牛好きですね~なんか印象に残ったもんで(^_^;)
 あっ、スティーブン・ドーフがおった!ドーフなんか好き^^テセウスの味方となって戦う盗賊です。がさつで、寺島進さん的なキャラでした(笑)ミッキー・ロークは極悪非道なキャラが板についてますね~カニ爪兜(!)ウケる(笑)
 ゼウス率いる神軍団と復活した闇の神の戦い、テセウスとハイベリオンのガチンコ対決はダイナミックなアクションで見応えがありました。
 「いつの世にも悪は現れる。神は常に人間界を見守っていて、悪の出現に備え勇者を選び導いていく」そんなお話でした。天上界でも悪は出現するようで、神様忙しそう@@
 実写では表現できないような迫力ある動きと美しい映像を楽しめました。石岡さんの個性的な衣装も必見です^^
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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