怪物はささやく

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J・A・バヨナ監督

ルイス・マクドゥーガル
フェリシティ・ジョーンズ
シガニー・ウィーバー
トビー・ケベル
リーアム・ニーソン

 難病の母(フェリシティー・ジョーンズ)と暮らしている13歳の少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)、学校ではクラスメイトにいじめられる日々を送っていた。ある夜彼の前に怪物が現れ、自分が3つの物語を話すこと、そして4つ目の物語をコナー自身が話すよう告げ去っていく。数日後ふたたび怪物が現れ1つめの物語を話はじめる。


 J・A・バヨナ監督の「永遠のこどもたち」はとてもいい映画だったし、「パンズ・ラビリンス」のスタッフが集結ということで即観賞決定。イギリスの児童文学が原作のダークファンタジーです。
 母親の病気、イジメ、辛い現実と向き合っているコナーの元に怪物が現れます。せめて空想の世界ぐらい優しい妖精とか現れてくれればいいのに思うんだけど(^_^;)実は意味がありましたね。怪物は愛嬌がある(笑)恐さで、声はニーソン。登場する時はかなり迫力があります。写真のおじいちゃん(?)がニーソンだったのはニクい演出^^
 怪物が話す3つの物語、一見残酷だけど考えさせられる内容は、コナー自身の物語を話せるように導いてたんだなって思いました。美術的で素晴らしいアニメーションは必見!怪物に促されて暴れるコナーを見て、何故かホッとするような気持ちになりました。 おばあちゃん(シガニー・ウィーバー)とコナーが仲悪いのはびっくり@@シガニーおばあちゃん、表情がこわいんですよね(^_^;)もうちょっと優しくしてあげて欲しいって思いましたよ。
 怪物がコナーに自分の真実を話せと迫るクライマックス、コナーの抱えてきた思いを知って胸が締め付けられました。コナー役のルイス・マクドゥーガルくんの繊細な演技が素晴らしかった!母と息子を繋いで、温かい気持ちになるラストがとてもよかったです。 切ないお話でしたが、心を癒す力のある映画でした(ヨカッタ)。美しい映像にも引きつけられました。 
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(吹替)

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ジェームズ・ガン監督

クリス・プラット(山寺宏一)
ゾーイ・サルダナ(朴璐美)
デイヴ・バウティスタ(楠見尚己)
ヴィン・ディーゼル(遠藤憲一)
ブラッドリー・クーパー(加藤浩次)
マイケル・ルーカー(立木文彦)
カレン・ギラン(森夏姫)
ポム・クレメンティエフ(秋元才加)
エリザベス・デビッキ(魏涼子)
カート・ラッセル(金尾哲夫)
シルベスター・スタローン(ささきいさお)

 ロナンを倒し宇宙に名前が知れ渡ったガーディアンズの5人はソヴリン人アイーシャ(エリザベス・デビッキ)の依頼で彼らのバッテリー関連施設を宇宙怪獣から守る仕事を行う。見事に怪獣を倒したガーディアンズ一行はアイーシャから報酬としてネビュラ(カレン・ギラン)の身柄を受け取る。彼らが宇宙船で立ち去ろうとした時、ロケット(ヴィン・ディーゼル)がバッテリーを盗んでいたことが発覚し、ソブリン人の艦隊が襲いかかる。


 前作の吹替版が気に入ったので、こちらも迷わず吹替版で観賞。グルートしかもベビー(!)は、今回も遠藤さんでやはり「ボクはグルート」のみ(笑)ベビーだからどうなるのかなって思ったら可愛い声にしっかり加工されてました(^_^;)でも遠藤さんがやることに意味がある(笑)
 最高でした♪おたずね者たちがドタバタしながら(笑)またしても銀河の危機を救う!仲間になったものの相変わらずマイペースなメンバーたち(^_^;)問題が発生して危険な目にあったり、今回もかなりハードな状況を色々揉めながら(笑)乗り切っていきます。新たに個性的なキャラクターも登場!金ぴかの女王やスタローンとか@@
 怪獣をやっつけるガーディアンズのそばで踊る、ベビー・グルートにメロメロ~~可愛すぎる~(^-^)戦うメンバーたちよりベビー・グルートにくぎ付けになっちゃいました(笑)ドラックスが暴走!オープニングから怪獣退治楽しい~♪
 ピーターの生い立ち、ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)とネビュラの対立など家族がテーマとして描かれているように思いました。ピータの前に初めて現れた父親エゴ(カート・ラッセル)、登場の仕方がなんか軽い感じで怪しかったんですよね(^_^;)エゴのあまりのスケールの大きさにびっくり@@エゴのお世話係のマンティス(ポム・クレメンティエフ)が可愛かった。感情を読み取れる力でピーターの本音暴露(笑)気弱そうな彼女ですが、後に活躍します。
 存在感を示したのはヨンドゥ(マイケル・ルーカー)でしたね。前作ではピーターに対する立場が微妙でしたが、真意が明らかになります。ラベジャーズ(ヨンドゥがリーダーのグループ)の宇宙船でのシーンが面白かった。グルートのはじめてのおつかい(?)はコントみたいでツボ(笑)そしてヨンドゥのみごとなまでの殺戮(!)はグルートがいじめられたこともあって、超気持ちよかったです。青いおじさんがカッコよく見えましたよ^^
 前作同様メンバーらしいユーモア、ギャグ満載で楽しかったです♪大艦隊の襲撃、ガモーラとネビュラの闘い、ロケットの仕掛けの数々などアクションも見応えがしました。そしてグッとくるシーンも。ヨンドゥとロケットの胸の内、泣けました(>_<)ラストはみんな活躍してカッコよかった!ある意味みんなの(銀河の)運命を託されたベビー・グルートの活躍(迷走)も見どころです(カワイイ)。
 またメンバーの活躍が見たいなー♪ピーターとガモーラの今後も気になるし(笑)二人のダンスシーンはよかったなー^^エンドクレジットも楽しかったです♪自分の中でギズモを超えたベスト・オブ・カワイイ(笑)ベビー・グルートの活躍は見おさめかもしれないのは残念。70年~80年代の音楽も良かったです♪サントラ欲しい。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(吹替)

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ジェームズ・ガン監督

クリス・プラット(山寺宏一)
ゾーイ・サルダナ(朴璐美)
デイヴ・バウティスタ(楠見尚之)
ヴィン・ディーゼル(遠藤憲一)
ブラッドリー・クーパー(加藤浩次)
リー・ペイス(白熊寛嗣)
マイケル・ルーカー(立木文彦)
カレン・ギラン(森夏姫)
ベニチオ・デル・トロ(石住昭彦)

 1988年、母親を亡くしたばかりの幼いピーター・クイルは、何者かに誘拐される。それから26年後、成長したピーター(クリス・プラット)は、惑星モグラで「オーブ」を見つけ盗み出す。同じくそれを狙うクリー人ロナン(リー・ペイス)の部下コラス(ジャイモン・フンスー)と遭遇。クイルはオーブを持って逃亡するが、ロナンは最強の暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)を派遣する。ピーターがザンダーでオーブを売り払おうとしているところにガモーラが現れ格闘になる。さらに賞金稼ぎの遺伝子改造されたアライグマのロケット(ブラッドリー・クーパー)と樹木型ヒューマノイドのグルート(ヴィン・ディーゼル)の賞金稼ぎペアも加わるが、4人はノバ軍警察によって逮捕される。


 以前DVDで字幕版を見て、大好きになりました♪遠藤さんのグルートがどうしても見たくなったので、「~リミックス」を見る前に吹替版を観賞。山寺さんのチャラい感じもよかったし、意外にも加藤さんのロケットがハマってた!そして遠藤さんは「私はグルート」のみ(^_^;)のセリフながらなんか伝わるというね(笑)グルートの存在感を際立たせていました^^こだわりがなければ吹替版もお勧めです。
 成長したピーターが軽そ~になっててびっくり@@環境って恐ろしい(^_^;)ウォークマン懐かしい~流れる音楽も聞き覚えのある曲で嬉しかったです。オーブをめぐる争奪戦、ロケットとグルートコンビが加わってのドタバタはスピード感があって最初から惹きつけられました。刑務所に入れられた4人とドラックスが、とりあえず協力して脱走するところが面白かった^^ロケットのリーダーシップとグルートのマイペースさが見どころ?(笑)
 個性的すぎるメンバーたちみんな大好き!!ピーターはノリのいいお調子者って感じですが、いざという時は頼りになるしカッコイイ。ゆるめのイケメン(笑)のクリス・プラットは気のいいお兄ちゃんタイプで好感が持てます^^ガモーラはクールで超強い!緑の女性を見たのはシュレック以来かも(笑)ゾーイ・サルダナはスタイル抜群で、走る姿がカッコよかったです。
 そのまんまアライグマのロケット(笑)実は凶暴で毒舌という見た目とのギャップがユニーク、武器も使いこなすしメカにも強そう。ロケットの相棒グルートの笑顔には癒されました。なぜかロケットにはグルートが何言ってるのか理解できてるみたい(笑)二人の絆の深さを感じます(イイコンビ^^)スキンヘッドでマッチョなドラックスはKYで無神経なんだけど(笑)憎めないいいキャラです。演じるバウティスタは元プロレスラーだったんですね@@
 自分勝手でバラバラなメンバーたちが、揉めたり暴走したりしながらも(笑)危機を乗り越え、本当の仲間になっていくところがとてもよかったです。その中で、それぞれが抱える事情も見えてきます。ピーターとヨンドゥ(マイケル・ルーカー)の関係が気になる。
 細かいユーモア満載でひじょーに面白かったです!コワモテなヨンドゥが実は小さくて可愛い人形が好きだったり(笑)アクションや宇宙での戦闘機の闘いなども見応えがありました。そして感動的なラストもよかったです。
 娘にしつこく勧めたところ見てくれて、その後即効で「~リミックス」を見に行ったみたい(^◇^)

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哭声 コクソン

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ナ・ホンジン監督

クァク・ドウォン
ファン・ジョンミン
國村隼
チョン・ウヒ
キム・ファニ

 平和な村で、善良な村人が家族を殺すという残虐な殺人事件が多発する。犯人はただれた肌をしていたという奇妙な共通点があった。警官のジョング(クァク・ドウォン)はある日、自分の娘に犯人たちと同じ奇妙な兆候があらわれていることに気づく。ジョングは山に住み着いている得体の知れないよそ者(國村隼)に疑いを持つ。


 シリアスな作品が続いていたので、そろそろ怪しげな映画が見たくなったので(笑)楽しみにしてましたよお~♪ミステリーかと思ったら、最後にはどんなジャンルなのかまったくわからなくなってしまいました(^_^;)怒涛の156分、すごいものを見ました!
 ジョングは家族と幸せに暮らす平凡な警察官。娘のヒョジン(キム・ファニ)が可愛くて、ジョングとの仲の良いやりとりが微笑ましかったです。ジョング役のクァク・ドウォンは少し前に見たガンホの映画で、すっごい嫌な役やってた人だったので、イメージがだいぶ違っててびっくり@@
 序盤は韓国映画お得意のユーモアも交えながらほのぼのでしたが、いきなり恐ろしい殺人事件が起こります。犯人はあきらかに正気じゃなく、肌に湿疹ができているのがなんとも不気味(汗)ジョングはビビリ1グランプリみたいなリアクションで(笑)警察官なのに恐がりすぎ。事件が多発する中、ヒョジンに同じような湿疹が現れるのです。もう嫌な予感しかしません(>_<)
 誰が善で誰が悪なのか、登場する3人の謎の人物に惑わされっぱなし(>_<)
 ・山に住み着いたよそ者(國村隼)・・・一人で静かに暮らしているようなのですが、色々怪しいんですよね。全裸に近い姿で山に現れたのはゴラムかと思いましたよ(笑)國村さん、まさに怪演!@@時に体当たり演技で、色々な表情を見せてくれました。ラストの姿は目に焼きついちゃってます(必見!汗)
 ・祈祷師イルグァン(ファン・ジョンミン)・・・ジョングが村に呼んだ祈祷師ですが、かなり胡散臭い感じ。祈祷のシンクロ(!)はトリッキーすぎて笑っちゃいました(^_^;)演じるファン・ジョンミンは見たことある人で、大ヒット作に続けて主演しているらしいです。これから上映される「アシュラ」は是非見たいです♪
 ・目撃者ムミョン(チョン・ウヒ)・・・事件を目撃したという女性ですが、一番謎の人物でした。意味深なことを言うだけ言って姿を消し、また現れて意味信な事を言う(汗)ただならぬ恐いオーラがありましたよ。
 かわいいヒョジンの様子がおかしくなっていくのは、とても可哀そうでした(>_<)キム・ファニちゃんの凄みのある演技が素晴らしかったです(恐かった;)ジョングはビビリキャラを変更して、娘のために非情なほどに暴走。よそ者の家に押しかけたところは、やりすぎだと思いましたが冷静ではいられない気持ちはわかりました。
 殺人事件は幻覚を起こすキノコのせいかと思われたら、エクソシスト的なもののようで、さらにまさかのゾンビ?もいたよね!と混乱させられます。殺人現場とかは韓国映画らしいエグさもあり、実態がつかめないことでより恐さを感じました。
 作りだしてしまった悪なのかもと思ったり、惑わされながらも悪を見抜くところがこの映画の面白いところだと思います。とはいえ自分が見抜けてるかわかりませんが(^_^;)色々な人の意見を聞きたい、語り合いたい~(^◇^)♪

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件

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エドワード・ヤン監督

チャン・チェン
リサ・ヤン
ワン・チーザン
クー・ルーユン
タン・チーガン
ハン・ホンミン

 高校の夜間部に通う小四(チェン・チェン)は、不良グループの「小公園」に属する王茂(ワン・チーザン)や飛機(クー・ユーハン)らといつもつるんでいた。小四はある日小明(リサ・ヤン)という少女と出会い、淡い恋心を抱く。彼女は小公園のボス、ハニー(ハン・ホンミン)の彼女だった。ハニーは敵対するグループと小明をめぐるいざこざで、姿を消していた。


 なんか「伝説の傑作」といわれるすごい映画らしいということで、これは見なければと思い、ぜんぜん知らなかったけど映画通のふりをして見てきましたよ(笑)25年前に上映して以来DVD化もされてなかったようです。東京にいる娘はチケットが取れないって言ってましたが、静岡では余裕でした^^上映時間、なんと236分!なんと休憩なし!不安を抱えつつも無事席を立つことなく観賞できました^^
 1961年に台湾で実際に起こった事件をモチーフにした青春映画で、時代背景は1950年代末期から1960年だそうです。少年の恋を軸として、彼をとりまく環境、家族、友情、などが描かれています。純粋で残酷な青春の1ページという感じでした。
 小四は両親が外省人と言われる移民で、しっかりした家庭のふつうの高校生。しかし仲の良い友人たちが不良グループ「小公園」に属するしていることから、不良グループ同士の抗争に巻き込まれていきます。さらに小四が思いを寄せる小明は小公園のボスの彼女だったのでややこしいことに(^_^;)。
 小明がいわゆる魔性なんですよね。美人というよりどちらかという素朴なかわいさで、蒼井優ちゃんタイプ(笑)もめ事、みんな彼女がらみだったような気がする(汗)ボスがドラゴンとかじゃなくてハニーって(^_^;)登場したハニーは、ファッションとか雰囲気とか、名前同様インパクトがあり、哲学的で自ら破滅に向かっているような感じでした。
 小四の家族がとてもいい家族でしたね。しかし外省人である両親は台湾での生活に物足りなさを感じているようでした。父親が共産党との関係を疑われて尋問されたり、真面目そうな兄が、ガラの悪そうな場所に出入りするようになるなど、家族を通しても時代背景や取り巻く環境が見えてきます。日本人が住んでいたという家屋も興味深かったです。
 小四役のチャン・チェンって、後でわかったのですが見たことあるイケメン俳優さんでした@@「グリーン・デスティニー」「レッドクリフ」に出てたんですよね、いい感じに成長なさってました!等身大の自然な演技が素晴らしかったです。小四の親友でプレスリーに憧れている小猫王がいいキャラでしたねー^^ライブシーンもよかったし、歌の上手さにびっくり。
 撮影所に忍び込んだり、同級生に淡い恋心を抱いたり、友人たちと過ごす少年たちはとても瑞々しかったです。一方、少年たちの身近にいる不良グループたちの裏社会さながらの暴力的な抗争も描かれていて、どちらも印象的でした。ラストは純粋さゆえに起こしてしまった悲劇だと思いました。
 4時間近い映画でしたが、内容の濃いドラマを一気見してるような感じで見応えがありました。温かみがある優しい映像もよかったです。監督の「ヤンヤン夏の想い出」も見たくなりました。 
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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