密偵

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キム・ジウン監督

ソン・ガンホ
コン・ユ
ハン・ジミン
鶴見辰吾
オム・テグ
イ・ビョンホン

 1920年代、日本統治下の朝鮮半島。朝鮮人でありながら日本の警察に所属するイ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)は独立運動団体の義烈団を監視するように部長のヒガシ(鶴見辰吾)から命令される。ジョンチュルは義烈団のリーダーであるウジン(コン・ユ)に近づき懇意になる。しかしそれは義烈団の団長チョン・チェサン(イ・ビョンホン)がジョンチョルを仲間に引き込むための作戦だった。


 近くのミニシアターのリクエストBOXに何回かリクエストしたけど、もう劇場では見れないと思ってました。しか~し、上映してくれることになってとても嬉しかったです。ガンホの映画は劇場鑑賞したいと思ってるので(笑)
 キム・ジウン監督の作品を調べてみたら「甘い人生」「グッド・バッド・ウィアード」(超お気に入り)「悪魔を見た」「ラスト・スタンド」を見てました。全部面白かったやつだ!「ラスト・スタンド」(シュワちゃん)以外にビョンホンが出てました。ビョンホンお気に入りですね。「グッド・バッド・ウィアード」にはガンホも出てました。登場人物を魅力的に描く監督だというイメージ。この作品もそうでした^^ 日本人の立場での時代背景には思うところもあり複雑ですが、そこは考えずに映画を楽もうと思いました。とはいえ拷問シーンは胸が痛んだ(>_<)
 緊張感あるオープニングに引き込まれました。日本警察に所属しているジョンチュルには、義烈団メンバーに対して非情になれない複雑な思いを感じました。ガンホの日本語に萌え~(笑)
 お互いに目的を持って近づくジョンチュルとウジン、二人がどう関わっていのくかが見どころだと思います。思惑、感情が見え隠れする二人の態度、会話に目が離せません。義烈団のアジト(?)での食事のシーン、絶妙な緊張感とユーモアがあってよかったです^^義烈団の団長を演じたイ・ビョンホンはやっぱり存在感ありましたね。ガンホとビョンホンの夜釣りでのツーショット、短いながらも重みのある印象的なシーンでした。冷静沈着で非情なジョンチュルの上司ヒガシの鶴見さんもよかった。
 日本警察と義烈団の攻防はスリルある展開でハラハラします。義烈団の中にも密偵がいるんですよね、見つけるために罠をしかけるところ、列車でのシーンはすごい緊張感でドキドキしました。絶体絶命の場面は心臓に悪い(^^;日本警察のハシモト(オム・テグ)が怖かった。
 紅一点のヨン・ゲスン(ハン・ジミン)が魅力的。写真館のシーンでの彼女の女心、惹かれあっているのに同志といいう立場を超えることができない二人が切なかった(>_<)
 今回のガンホも素晴らしかった!人のよさが滲み出る表情、狡猾そうな表情など見るものを混乱させる演技はさすが。しっかり堪能させていただきました(笑)コン・ユははじめて見たのですが、スマートでカッコよかった!「新感染~」にもでているのですよね、早く見なければ♪
 男の映画でしたねー大好きでした!目に見えない「思い」のやりとりにグッきました。裁判の二人の表情には胸を打たれます。美しく、当時の雰囲気のある映像、音楽もよかった。ジウン監督、今後も注目していきたいと思います♪


ゲリオ~、おめでとう!!
デル・トロ監督、やったねー!!
「シェイプ・オブ・ウォーター」早く見たい♪
そして「ゲット・アウト」が・・・!
なんか今回のアカデミー賞はとっても嬉しい(^O^)
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MY BEST MOVIE 2017

 なんだかんだで2月になってしまいましたー(>_<)遅くなりましたが、昨年劇場観賞した映画のベストです。


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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」

 大好きでした!アクション、ユーモア、感動、面白い要素がみんな詰まった映画だと思います。みんなバラバラ(見た目も笑)で個性的なキャラクターたちが楽しかった♪


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「お嬢さん」

 とにかく怪しい!視点を変えて描かれるのストーリー展開が面白かったです。和と洋をミックスした雰囲気で、ファッション、邸の内装、調度品なども見どころの芸術的な映画でもありました。


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「戦争のはらわた」

 1977年に製作された映画。戦場の緊張感、人間関係などをリアルに描いているすごい映画でした。ジェームズ・コバーン演じるシュタイナー伍長の存在感が素晴らしかった。


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「ブレードランナー2049」

 前作の世界観を引き継ぎつつ、30年後の新たな進化を切なく衝撃的に描いていました。寡黙なライアン・ゴズリングが素敵。


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「ノクターナル・アニマルズ」

 ほんとにびっくりしたオープニング、ファッション、映像、すごいセンスを感じました。2本の映画を同時に見たような感覚。


~おまけ~

*ベスト・オブ・かわいい^^

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ベビー・グルート(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス)
 かわいすぎる!(笑)冒頭からキュートな踊りにやられました(^-^)かなりハラハラするも活躍。今後も成長を見守りたい(笑)

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マーヴィン(パターソン)
 かわいい仕草に癒されました。こんな子が家にいたら楽しいだろうなー^^

*ベスト・オブ・変身

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謎の日本人(哭声)→般若(イメージです)

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カルビン(ライフ)→捕食するクリオネ(イメージです)

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ペニー・ワイズ(IT/”それ”が見えたら、終わり。)→口が裂けるからくり人形(イメージです)
 

 シネコン2本、ミニシアター3本の作品。最後まで迷ったのは「パターソン」でした。「哭声」「アシュラ」など韓国映画にはすごいパワーを感じました。恐そーと警戒していた「IT/”それ”が見えたら、終わり。」が意外といいお話だったり、変化球スリラーの「ゲット・アウト」も面白かったです。フランス映画「たかが世界の終わり」「エル ELL」「婚約者の友人」もよかった。今年はどんな映画に出会えるのか楽しみです^^引き続き韓国映画チェックします(笑)

マンチェスター・バイ・ザ・シー

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ケネス・ローガン監督

ケイシー・アフレック
ミシェル・ウィリアムズ
カイル・チャンドラー
ルーカス・ヘッジズ

 アメリカ、ボストン郊外でアパートの便利屋として働くリー(ケイシー・アフレック)のもとに兄のジョー(カイル・チャンドラー)が倒れたという知らせが入る。急いで病院に向かうが、ジョーは1時間前に息をひきとっていた。リーは弁護士からジョーの遺言で、ジョーの息子パトリックの後見人が自分だと聞かされる。


 アカデミー賞脚本賞、ケイシー・アフレックが主演男優賞を受賞、評価も高いので気になってました。辛い話でしたがユーモアもあり、じわじわと心に沁みる映画でした。
 人付き合いが苦手で偏屈な印象のリー、彼には想像を絶する悲しい過去があり故郷は戻りたくない場所でした。しかしジョーが亡くなったことでふたたびマンチェスター・バイ・ザ・シーを訪れることになりました。
 向き合わざるをえなくなったリーとパトリック、二人の姿を時にユーモアを交えながら描いています。パトリックはバンドにスポーツにと充実した高校生活送っているもよう(笑)振り回されぎみなのに淡々としているリーがなんかおかしかったりします^^そんなちゃっかり現代っ子のパトリックですが、やはりあふれる感情でパニックになる場面もありせつなかったです。
 リーの過失によって起こった悲劇、これは辛かった(>_<)リーの気持ちを思うと胸が締め付けられました。リーは妻のランディと偶然再会、その様子からそうとう責められたことは想像がつくので、ランデイよりリーの気持ちの方寄り添ってしまった。ミシェル・ウィリアムズの演技は素晴らしかったです。友人夫婦がすごくいい人でねー、彼らがいてよかったと思いました。
 ボストンで暮らしたいリーと町を離れたくないパトリック、問題を解決するまでの二人の思いをていねいに描いているところがよかったです。漁船について意気投合したところは微笑ましかった^^穏やかな風が流れているようなラストが印象的でした。
 リーにとってパトリックの存在は大きかったですね、彼の心の傷をすべててではないけれど自然にすこしづつ癒していったように思いました。港、街並みなどマンチェスター・バイ・ザ・シーの風景がとても美しかったです。ケイシー・アフレックの主演男優賞納得です。 

マン・ダウン 戦士の約束

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ディート・モンティエル監督

シャイア・ラブーフ
ケイト・マーラー
ジェイ・コートニー
ゲイリー・オールドマン

 米軍の海兵隊員ガブリエル(シャイア・ラブーフ)は妻ナタリー(ケイト・マーラー)と息子ジョナサン(チャーリー・ショットウェル)を故郷に残し、アフガニスタンへと向かう。戦場での任務は過酷なものだった。アフガニスタンか帰還したガブリエルが目にした故郷は建物や橋が崩壊し、住人たちの姿も消え廃墟のようになっていた。


 「衝撃のラスト7分46秒、あなたの心は”えぐられる”」がひじょうに気になっていたし、「帰還した兵士が故郷に戻ってみると家族や住人達も消え、廃墟のようになっていた」というね、なんか不思議な雰囲気がある映画だと思ってました。後からゲリオがでてることがわかって、俄然見る気マンマンに(笑)と見る前はこんな気持ちだったんですけども・・・ひじょうにキツかったです(>_<)
 ガブリエルがアフガニスタンに向かう前の家族、海兵隊の訓練、アフガニスタンでの任務、荒廃した故郷、ガブリエルと上官(ゲイリー・オールドマン)との面接の様子が描かれています。これらの場面がバラバラの時間軸で映し出されるので、かなり混乱(^_^;)ゲリオはインパクトある役じゃなかったけど、やはり説得力がありましたね。
 任務に向かうガブリエルと妻、息子ジョナサンの心境が丁寧に描かれていて、特に父と息子の絆を感じる「マン・ダウン」の会話が印象的でした。ジョナサンがすごく可愛くていい子。
 海兵隊の訓練は教官から激しく罵倒される他の映画でも見たことある光景、そんな中ガブリエルにとって一緒に参加している友人のデビンの存在は大きかったですね。アフガニスタンでのシーンはわりと短かかったけど、緊迫した状況が伝わってきました。戦場で精神的に追い詰められるガブリエルの姿が痛々しかった(>_<)
 シャイア・ラブーフは久しぶりに見たけどずいぶん貫禄がついた感じ@@抑えめな演技での感情表現が素晴らしく、その瞳から悲しみが伝わってきました。デビン役のジェイ・コートニーがイケメン!チェックしてみたら「スーサイド・スクワッド」のキャプテン・ブーメランだった!すごくガラ悪い感じだったし、全然違う~わかんないわけですね(^_^;)でもこのイケメンに、なんか心がざわつく感じがしてたんですよね。
 あんなに頭の中で混乱していた時間軸が、終盤になってすっとわかる流れが素晴らしかった。しかしわかった瞬間に襲われる衝撃と胸が苦しくなるような気持ち(>_<)ラストは純粋な心のジョナサンにやられましたね、とても切なかった(T_T)兵士の過酷な状況を描くだけでなく、家族の存在の大きさを考えさせられる映画でした。エンドクレジットの兵士のデータはショックでした。  

マリアンヌ

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ロバート・ゼメキス監督

ブラッド・ピット
マリオン・コティヤール
リジー・キャプラン
マシュー・グッド
ジャレッド・ハリス
アウグスト・ディール

 第二次世界大戦下の1942年。イギリスに諜報員マックス(ブラッド・ピット)は、フランスの諜報員のマリアンヌ(マリオン・コティヤール)とともに、モロッコでドイツ大使暗殺の任務遂行を命じられていた。二人は外交官が出席するパーティーへの参加許可をもらうために、完璧な夫婦を演じる。いつしか本当に愛し合っていた二人に、任務遂行の日が近づいていた。


 チェックもせず見る予定はなかったのですが、娘から「よかった!」との情報をもらい、調べてみたらロバート・ゼメキス監督だし、「イースタン・プロミス」「オン・ザ・ハイウェイ~」の脚本家さんでスパイ映画という、見たくなる要素ばっかりでした♪
 スリルあるスパイ映画、そして切ないラブストーリーでした。やっぱり美男美女、どんなシーンでも絵になる二人。マックスとマリアンヌがはじめて会うシーン、振り向いたマリアンヌの笑顔が超魅力的で、一目で恋に落ちる確率100%(笑)フォーマルなドレスを着こなすマリオン・コティヤールがほんとに綺麗!射撃訓練のスポーティーな服装など彼女のファッションも見どころだと思います。 モロッコではマックスが潜入するところからずっと緊張感が続きます。カサブランカの夫婦のしきたりなど完璧に演じる二人でしたが、監視の目もあり油断できません。パーティの参加許可をもらうためナチス将校に会う場面では、相手も手強そうでハラハラしました(汗)ナチス将校役のアウグスト・ディールは「イングロリアス・バスターズ」でもナチスの少佐役だったみたい!バレたらすぐにキレそうなオーラがありました(コワイ)
 任務が成功する確率は40%、二人は命を落とすかもしれないという状況の中、恋に落ちてしまいます。砂漠のシーンは、砂嵐に飲み込まれてしまいそうで、二人の未来を暗示しているようでした。作戦を実行するパーティ会場では、緊張感からの銃撃戦の迫力、見応えありました。諜報員のスキルを発揮する二人はカッコよかった。
 ロンドンで暮らす二人は幸せそうで、あたたかい気持ちになりました。しかしスパイ映画らしいスリルある展開になっていきます。マックスが家族のために危険を冒して秘密裏に動くところも見どころだと思います。葛藤するブラピも素敵。
 エンドクレジットでマシュー・グッドの名前発見!「えーーっ、いた?」後ほど確認しましたが、ぜんぜんわかんなかった@@「そこでイケメン使う?」って思ったけど、イケメンだと知ったらなおさら衝撃を受けるという、確かに意味があったわけですね!
 ラブストーリーはスルーしがちだけど(^_^;)見てよかった^^最後まで洒落たドラマチックな演出に引き込まれるとてもいい映画でした(涙) 
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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