旧作映画感想をまとめて

 先日東京の娘のところに行った時、新幹線から見た富士山に雪がないのにびっくり@@そして東京に着いたら寒くてびっくり@@静岡のあたたかさを実感しました。旧作映画は他にも見てるのですが、面白かったものをとりあえず(^_^;)今はとにかく「IT/イット~」が見たい!行けるかな~(>_<)


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「ザ・レイド GOKUDO」

ギャレス・エバンス監督

イコ・ウワイス
アリフィン・プトラ
オカ・アンタラ
ティオ・バクサデウオ
ヤヤン・ルヒアン
遠藤憲一
松田龍平
北村一輝

 潜入捜査官としてチームに参加することになったラマ(イコ・ウワイス)は新興ギャング団ベジョの組織、ベジョと敵対する地元マフィアのバングン(ティオ・バクサデウオ)が仕切る2大組織を撲滅するため、逮捕されて刑務所にいるバングンの息子ウチョ(アリフィン・プトラ)に受刑者として接触を図る。ラマは刑務所でウチョの命を助けたことからバングンに気に入られ、組織に入ることに成功する。

<感想>
 インドネシアのバイオレンス・アクション「ザ・レイド」の続編です。前作が最高だったし遠藤さんも出てるので、劇場で見たいと思ってたのですが、上映されなかった作品(>_<)その後ちょっと忘れてて(^_^;)やっと観賞できました^^
 今回はラマがマフィア組織に潜入するというお話。ラマが超強いというのは前作の活躍でよ~くわかってるので、安心して見ていられました。ありがちなマフィアのダメ息子が、トラブルを起こします。
 邦題のわりに日本の極道たちはあんまり存在感なかったのが残念。
 まずは刑務所での乱闘のシーンが迫力ありました。前作で最強キャラクターマッドドックを演じたヤヤン・ルヒアンも再登場してましたね。しかし今回はまだまだこんなもんじゃないでしょ~という感じでした。他にもベースボール・バットマン、ハンマー・ガールという殺し屋兄妹も登場!名前のまんまの攻撃、エグイです(汗)彼らとラマのバトルも必見です。さらに強い殺し屋キラーマスターとの闘いは二人の流れるような動きに見入ってしまいました。もうすごいとしか言いようがない@@
 やはり見どころは車内、厨房など色々な場所での格闘シーンです。ラマ役のイコ・ウワイスの身体能力、素晴らしいですね!ちょっと童顔なところも好感が持てます^^まさに闘う男の映画でしたねー146分見応えありました。アクション映画好きなら楽しめると思います^^描写はR-15+なのでかなりハードです(^_^;)


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「クリーピー偽りの隣人」

黒沢清監督

西島秀俊
竹内結子
香川照之
川口春奈
東出昌大
藤野涼子

 元刑事の犯罪心理学者高倉(西島秀俊)は元同僚の野上(東出昌大)から、6年前に起きた一家失踪事件の分析を依頼され、唯一の生き残りである長女早紀(川口春奈)の記憶を探るが真相にたどり着けずにいた。そんな中、新居に引っ越してきた高倉と妻の康子(竹内結子)は、隣人の西野(香川照之)一家に違和感を抱いていた。

<感想>
 九州で起こった事件がモデルになっているようですが、他にも思いだされる事件がありました。こんな風にして取り込まれていくのかと、リアルな恐さを感じました。
 最初から漂う不穏な空気が好み。隣人の西野とその娘、怪しい何かある!彼らに近づくなーとドキドキしたながら見てました。野上が追っている過去の事件との関連など謎解きの要素もあり面白かったです。前半はじわじわくる恐さ、後半は衝撃的。
 西野が康子との距離を徐々に詰めていくところが不気味でした。香川さんのわざとらしい笑顔、恐いんだか可笑しいんだか(^_^;)くせ者ぶりを発揮していてさすがです。変わっていく竹内さんの演技、藤野涼子ちゃんの謎めいた雰囲気もよかったです。東出くん~~(>_<)支配される人たちの心理描写が興味深かったです。「CURE」も面白かったし、黒沢監督の映画をもっと見たくなりました。


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「滝を見にいく」

沖田修一監督

根岸遥子
安澤千草
荻野百合子
桐原三枝
川田久美子
徳納敬子
渡辺道子
黒田大輔

 幻の大滝を見に行くツアーの一行、ツアーガイドの菅(黒田大輔)7人のおばちゃんたちが山道を登っていく。しばらく進んだところで、菅は立ち止まり周囲を見回しては首をかしげ明らかに様子がおかしい。菅はすぐ戻るといって7人を山道に残し、先に行ってしまう。しかしいつまでたっても菅は戻らず一行は不安になる。

<感想>
 滝ツアーに参加したおばちゃんたちが山で迷子になってしまうお話。とってもゆるいサバイバル映画でした^^7人のおばちゃんたちは性格もタイプも色々で個性的(笑)気が合う人、そうじゃない人もいて最初は衝突したりもしますが、徐々に団結していくとろがよかったです。愛称で呼び合うようになるのも微笑ましかった。おばちゃんの知恵満載の野宿も楽しそうでした♪
 7人の中には演技の経験のない人もいて、じゅんじゅんを演じた根岸遥子さんの素朴であたたかい雰囲気に癒されました。おばさんあるあるや昔の話題など共有できることが多くて(笑)楽しかった。紅葉の風景も美しかったです。


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「エクス・マキナ」

アレックス・ガーランド監督

アリシア・ヴィキャンデル
ドーナル・グリーソン
オスカー・アイザック
ソノヤ・ミズノ

 IT企業ブルーブックでプログラマーとして働くケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、ある日抽選で社長ネイサン(オスカー・アイザック)の自宅を訪問する権利を得る。広大な山岳地帯の奥にあるネイサンの自宅は、人工知能の開発研究施設だった。ケイレブは美しい女性型ロボットエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)に搭載された人口知能テストに協力する。

<感想>
 注目していたのですが、やはりこちらでの公開がなかった作品(>_<)舞台はほぼ研究施設のだけという限られた空間の中での人間とAIの心理サスペンス、面白かったです!さてどちらが頭がいい?(^_^;)
 透明な壁とか無機質な感じが美しくて、時代設定はわからないのですが、ここだけ未来の施設にいるような感じがしました。エヴァは顔だけ人間で体がロボットというビジュアルが衝撃的でした@@でもアリシア・ヴィキャンデルなのでキレイ。やっぱり顔重要!特にこの実験では(^_^;)エヴァと面談を重ねるケイレヴの気持ちの変化も見どころだと思います。
 オスカー・アイザック、スキンヘッドだしガッチリ体型で最初誰だかわかんなかった@@ネイサン、まったく信用できない人物でしたね。メイドのキョウコ(ソノヤ・ミズノ)がスタイル抜群の美人でミステリアスな雰囲気がとてもよかったです。タランティーノ監督の映画に合いそう(笑)二人のダンス、いいね!
 終盤の衝撃的で予想を裏切っていく展開はドキドキしました。社長はどうでもいいけど(笑)ケイレブのことはかなり心配(>_<)結局人間が持ってる「情」がウィークポイントでしたね。その後が気になるラストもよかったです。
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戦争のはらわた

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サム・ペキンパー監督

ジェームズ・コバーン
マクシミリアン・シェル
ジェームズ・メイソン
センタ・バーガー
デヴィッド・ワーナー

 第二次世界大戦中の1943年、東部戦線。ソビエト軍と対峙するドイツ軍。そこにプロイセン貴族のシュトランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)が志願してやってくる。名誉欲が強く、鉄十字勲章に執着するシュトランスキーは、上司、部下の信頼の厚いシュテイナー伍長(ジェームズ・コバーン)と対立する。


 サム・ペキンパー監督の映画は「ワイルド・バンチ」「わらの犬」「ガルシアの首」を見てるんですけど、どれも面白かった。特に「ガルシアの首」が好き^^だもんで(静岡弁)デジタル・リマスター版の上映を知って絶対に見るつもりでした。ディープに切り込んでいそうなインパクトある邦題、すばらしいですね。「死霊~」よりこちらの方が先なんですよね@@
 ミニシアターで見たのですが、この映画こそ重低音体感上映で見たかったなー(笑)一人で来てる年配の男性多し、女性はたぶん二人だったと思います(^_^;)みんなリアルタイムで見た人たちだったのかな。
 インパクトあるオープニング、聞き覚えのある「ちょうちょ~ちょうちょ~」の曲でした。でも歌詞は違ってて、映し出される少年たちの姿。後で調べたら題名はドイツの民謡「幼いハンス」で、映像はナチ党内の青少年組織「ヒトラーユーゲント」の実写フィルムでした@@ 
 前に見た「ダンケルク」はイギリスでしたが、こちらはドイツ軍側の視点で描かれています。最初の敵をすばやく仕留める容赦ない描写で、戦場の緊張感に一気に引き込まれました。銃撃シーン、すごい迫力でした!特にスローモーションで映し出すところが印象的。
 ドイツ軍の組織内での人物描写も見どころだと思います。小隊長のシュタイナー伍長がカッコイイ!上司からも部下からも信頼されていて、とにかく頼りになる存在。ソ連の少年兵捕虜に対する扱いからも彼の人柄が伝わります。ジェームズ・コバーンは兵士の姿でもスマートでしたね。彼は鉄十字勲章を受章しています。
 一方、貴族出身のシュトランスキー大尉は鉄十字勲章を得ることに執着、自分の名誉のために行動している感じ。卑怯な手段で部下を配下に引きこみます。わかりやすい出世欲(^_^;)ソ連軍の攻撃が激化する中、怖気づいて役にたたないシュトランスキーと小隊を束ねて戦うシュタイナーが対照的でした。
 シュタイナーの小隊が敵の包囲の中を脱出するところはまさにサバイバル。敵の女兵士たちがいた農家でのシーンはショッキングでしたが(>_<)、シュタイナーの統率力が際立ってましたね。小隊の兵士、女兵士、それぞれの姿を映し出していくことで緊張感が増していきました。
 小隊が敵の猛攻、裏切りにさらされる終盤はドキドキしたし目が離せない展開でした。シュタイナーの男らしい行動にシビレました。ラストは予想外の溜飲の下げ方!ほんとに素晴らしかったし、シュタイナーとシュトランスキー、二人の姿を象徴するような記憶に残るシーンでした。
 赤十字施設での兵士の姿など色々な角度から戦争を描いたすごい映画でした。劇場観賞できてよかった! 

ダンケルク

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クリストファー・ノーラン監督

フィン・ホワイトヘッド
トム・グリン=カーニー
マーク・ライランス
ジャック・ロウデン
ハリー・スタイルズ
トム・ハーディ
キリアン・マーフィー
アイリーン・バーナード
ケネス・ブラナー

 第二次世界大戦初期の1940年、ドーヴァー海峡を望むフランスの港町ダンケルク。イギリス、フランス連合軍40万人がドイツとの戦闘でダンケルクの追い詰められていた。イギリスは兵士を救出するため戦艦、民間船をダンケルクに向かわせる。トミー(フィン・ホワイトヘッド)たち若い兵士は生き残るため必死に逃げ道をさがしていた。


 ノーラン監督の戦争映画、これはやはり劇場で見たかった。近くのシネコンの1番スクリーン、重低音体感上映で観賞しましたよ。爆撃音など体に響いて臨場感がありました。
 時間軸の違う3つの場所からの物語が同時に展開していきます。それぞれに出てくる人が違うので混乱することはありませんでした。最後に繋がる演出はすごいと思いました。
 ダンケルクの防波堤(一週間)・・・追い詰められた連合軍の様子、若い兵士トミーの姿を追っていきます。最初のトミーが銃弾飛び交う市街地を逃げるところは、身構える暇もなくいきなりの緊張感!その後トミーは防波堤に辿り着き、生き残るため知恵と行動力でピンチをしのいでいきます。陸、船、海で何度もおとずれる危機、とにかくず~っとハラハラドキドキでした。極限状態での兵士たちの行動に注目。実際の撤退作戦があった場所で撮影されているそうです。軍艦も本物ということで、こだわってますね@@
 ダンケルクに向かう小型船(一日)・・・イギリスを出発したドーソン(マーク・ライランス)の船、息子のピーター(トム・グリン=カーニー)、その友人ジョージ(バリー・コーガン)も乗船しています。途中で謎の英国兵(キリアン・マーフィー)を助けたことで事件が起こってしまいます。この英国兵、最初はスピットファイアのパイロットかと思ったけど、漂う小物感ですぐに違うってわかりました(^_^;)
 マーク・ライランスがかっこいい!「ブリッジ・オブ・スパイ」を見てから気になっていて、なんか気持ちを持ってかれる演技をされるんですよねー。断固とした態度は素晴らしい船長でした。息子のピーターも言うことない好青年!心温まる後日談もあり、この親子は人間ができてるって思いましたよ。
 救出作戦を援護する戦闘機スピットファイア(一時間)・・・ダンケルクに向かう途中にドイツ機と遭遇、激しい空中戦が繰り広げられます。ここでトム・ハーディー、きましたねー!スピットファイアのパイロットでした。ん~やっぱりカッコいいぞー。ファリア(トム・ハーディー)と仲間のパイロット、コリンズ(ジャック・ロウデン)の連携も見どころだと思います。ジャック・ロウデンもなかなかのイケメンでしたよ^^こちらもCGではなく本物を飛ばしているので、迫力がありました。戦闘機の区別がつきにくい(汗)先に形とかマークを確認しとけばよかった(^_^;)男子は全員食いつくこと間違いないシーン。
 実話を元にしたエンターテインメント映画だと思いました。映像は美しいし、若いイケメン兵士たち、海軍将校を演じたケネス・ブラナーなどもなんか小ぎれいなんですよね。ヒーローや感動的なラスト、わかりやすかったです。次に見た「戦争のはらわた」の方がリアルに感じました。戦力の損失だからではなく命を助けるんだという雰囲気だったのはよかったです。
 戦闘機での交戦はありましたが、ほぼ攻撃することなく撤退(逃げる)を描いた戦争映画は斬新でした。スリルと迫力ある映像に引きつけられ目が離せませんでした。すごく時間が短く感じましたよ@@最高の音響設備での音楽が緊迫感を盛り上げてました。ストップウォッチが時を刻んでいるような音が印象的。劇場観賞できてよかった~^^

ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~

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ニコラ・ブナム監督

ジョゼ・ガルシア
アンドレ・デュソリエ
カロリーヌ・ヴィニョ
ジョセフィーヌ・キャリーズ
スティラノ・ルカイエ
シャルロット・ガブリ

 夏休み。整形外科医のトム(ジョゼ・ガルシア)、妊婦で精神科医の妻ジュリア(カロリーヌ・ヴィニョ)と二人の子供たち、トムの父ベン(アンドレ・デュソリエ)も加わったコックス一家は未来のシステム満載の新車でバカンスへと出発。ところがまもなく自慢のシステムが故障、ブレーキが効かなくなり時速160キロでハイウェイを暴走。さらに極限状態の中で家族の秘密が次々と明かされていく。


 フランス映画ですね。特にチェックしてなかったんですが、なんかカーアクションがすごいという情報を見つけてチェック~!
 超コメディでした(笑)目当てのカーアクションは想像以上にクオリティが高くて、スリル満点でした!実際に車を走らせて撮影したみたい@@
 家族がバカンスに出かける間際におじいちゃん登場で、微妙な表情のママを見た時なんとなく予感してたけど、とんでもないじいさん(あえて呼ばせていただきます)でした(^_^;)。出発前からやらかすじいさん、そしてじいさんに甘いパパ、この親子やりとりが面白すぎる(笑)
 家族は最新システム搭載の新車メドゥーサで出発します。しかしメドゥーサのシステムが故障し、スピードが160キロで固定(!)されたままハイウェイを走り続けることになってしまいます。まさに「スピード」状態(^_^;)そんな走る凶器の密室の中、知らない女の子が乗ってたり、家族の秘密が発覚したりで大騒ぎ(笑)
 10年で30人にフラれた(!)という女好きでトラブルメーカーのじいさんに、色々笑わせていただきました(^_^;)微妙なロバート・ダウニー・Jr.みたいなパパの必死の運転も可笑しかったです。ママの秘密を知ってパパさらに動揺(汗)わりと落ち着いてた子供たちがかわいかった。変なマスクのチョイスもgood!(笑)この家族面白~い(^◇^)
 メドゥーサ&一家の被害に遭いまくるBMWのお兄さんが可哀そうでしたねー執念深く追いかけるもふんだりけったり(笑)バイクの警官(おバ)カップル、メドゥーサを売ったディーラーなど一家以外にもおかしな人たちが登場します(^_^;)
 ハラハラした救出作戦にも笑いはハズせない!ラストには家族もいい雰囲気になってた気がします(記憶が・・・)。見てる時は楽しいけどすぐ忘れちゃうタイプの映画、すでに色々記憶が・・・(^_^;)でもすっごく笑って楽しかったので、この映画はそれでいいんです!色々な手段で笑わせようとしてくる(下品なのとか)ので、ノレない人もいると思いますが、私はOKでした♪^^

セールスマン

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アスガー・ファルハディー監督

シャハブ・ホセイニ
タラネ・アリドゥスティ
バパク・カリミ
ファリド・サッジャディホセイニ
ミナ・サダティ
マラル・バニアダム

 教師のエマッド(シャハブ・ホセイニ)と妻のラナ(タラネ・アリシュスティ)は小さな劇団に所属し、「セールスマンの死」の舞台稽古に忙しくしていた。ある日トラブルが発生し、住む家を失った夫婦は劇団仲間が紹介してくれたアパートに移り住むことにする。引っ越しした夜、ひと足早く帰宅したラナが侵入者に襲われる。


 心をえぐられた「彼女が消えた浜辺」「別離」のアスガー・ファルハディ監督、この映画も同じでひじょうに複雑な気持ちになりました。巧みな心理描写、ミステリー的な展開に引きつけられました。
 エマッドとラナ夫婦の新しい住まいへの引っ越しの日、外に出された前の住人の荷物を見てひどいなって思ったし、これが悲劇のはじまりでしたね。
 帰宅したエマッドの視線で見る部屋のただならぬ雰囲気に不安になりました。ラナの身に起こったことを直接見せることなく強烈なイメージを抱かせる演出がすごかった。ラナが襲われるという事件から夫婦の間がぎくしゃくし始めます。それは劇団の公演での二人、学校でのエマッドの様子などから伝わってきます。ずーっと張りつめた空気が流れていて、ひと息つけたのは少年が遊びに来たとこちょっとだけ(^_^;)
 事件のことで精神的に不安定になっているラナが痛々しかった。エマッドはそんなラナに寄り添うことよりも犯人に対するおさまらない怒りの方に向かってしまいましたね。エマッドが残されたトラックから犯人をを突き止めるところはドキドキしました。そして犯人の正体、真実が明らかになっていくとどんどん重苦しい気持ちになっていきました。被害者、加害者、それぞれの家族の姿がとてもリアルでどこに気持ちを寄せたらいいのかわからなくなりました(>_<)
 ラナは「彼女が消えた浜辺」でエリ役だった女優さんでしたね、イランの女優さん美人です。感情をおさえた演技が素晴らしかったです。エマッドと犯人が対峙するシーン、息詰まる緊迫感を生む二人の演技はすごかった!
 復讐の話は大好きなんだけど、「やった!」って喜べない後味の悪さ(^_^;)、この先どうなる?どうなって欲しい?みたいにつきつけてくるラスト。やっぱりまた見たいと思っちゃうファルハディ監督の映画、次も楽しみにしています^^
プロフィール

ポルカ

Author:ポルカ
ジョニー・デップ大好き♪

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